《エピソード２１》「ざまぁ」見れました？（現代：中身リーシェです）
「ざまぁ」見れました！
わあ！ みなさん！ しばらく振りです！ 外見は優香２８才、中身はリーシャ１６才です。あれから、色々ありまして！
私の話を聞いて下さいね。
どこから話を．．．、そうでした。私の隣の部屋の青年、優人君とカフェに行った頃から、会社でも変化がありました。
いつも会社の男性とは仕事のこと以外は、話かけても、くれなかったんです。それが、仕事以外でも、話かけられるようになりました。
そうしているうちに、一部のウワサを聞きました。優香って最近雰囲気が、柔らかくなったよね。ってですよ！
そのうちに、会社の帰りに、飲み会に誘われたりするようになりました。夜に、隣の優人君と会う機会が減っていました。
でも、朝は会いますので、挨拶をしていました。ただ、だんだんと、朝に疲れた顔を、見せるようなっていったんですよ。
私も中身リーシェは、聖女をしていたので、人の話や表情を読み取れます。何か悩みごとがある、表情でしたね。
それで、私は朝に会った時に、またカフェに誘ってみました。そうです、以前彼に誘われた駅前のカフェでもと、私が誘いました。
そうしたら、とても明るい表情で、嬉しそうに、お誘いに応じてくれました。
当日は、優人君がカフェに誘いに来てくれました。以前貸した、令嬢物で、ハピエンの物語の本も持ってきてました。
駅前に行く前に、本屋さんがに、また寄って、少し眺めることになって、お店に入りました。
私は、聖女をやっている頃から、話の聞き役に慣れていました。また話の聞き出しができるので、だんだんと分かってきました。
優人君は、都会のように大勢の人が集まるところが、なじめないようでした。私も、神殿を逃げ出したかったくらい、でしたのすぐに。ピンと来ていました。
私が、実家の近くの、駐在所の話しをしたら。すぐにその話に、喰い付いて来ました。（やはり、そうだったんだね！ !(^^)! ）
それから、色々と話し込んで、優人君はすっかり、明るい表情に変わっていました。帰りも話し込みながら、歩いていました =^_^=
帰りに、路で痴話げんかしているカップルを見かけました。彼女さんに「だって、都会の会社のままだって、言ってたでしょ！！ 今更、新規事業で、地方の工場勤務なんて、ウソツキ！！」と、とても怒っていましたね。遠くからでも、声が聞こえてました。
彼氏さんは、ひたすらに、謝っていました。（いやあ！！ こんな路で、とっても惨めね！！）
彼女さん、妊婦さんだと、すぐに分かるお腹をしていました。近づいて彼氏さんを見ると、あ！ あのスマホ１本で別れた、クソ野郎だ！！（これ優香の記憶です、リーシャじゃないですよ！）。私は感じました！！ これ有名な「ざまぁ」なんだと！！ うん「ざまぁ」！！
優人君は、あのご夫婦ゴールインするだろうね。でも、その先ってどんな未来なんだろうね？ 地方を嫌う女性は多いよね。これからが、次々と大変な事が起きそうだね！！
続きを、お楽しみに．．．《エピソード２２》駐在所勤務？（現代：中身リーシェです）
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