《エピソード20》私の自由の思い?(異世界:優香です)
ご領主セーバンさんと、前回の火山噴火のあとを見ています。避難路にしていた道に、たくさんの岩が落ちていました。
セーバンさんのお兄さんが、ご領主で避難誘導を指揮されていたようでした。そのようすから、全く安全な場所から、指示をしていなかったことが、窺えました。
王族や貴族、僧侶であれば、そんなことはしなかったでしょう!! また周りの人から許されなかった、でしょうね。
私は、セーバンさんに、火山噴火は止めることは出来ませんよね。全ては大地の地母神ガイアの、見守ることですから。
でも、僅ばかりの時間稼ぎは、できそうですね =^_^=
ええ!! 聖女様!! 一体何を思いつかれのですか?
ええ、まずその聖女様は、もう止めてくださいね。私はただの、一個人のリーシェですからね。港に言ったときに聞きましたよ!!
もう、南アルカラの聖女様は、コレットが就任していますよ。1つの国の聖女など、そうやって収まっていくものなのですよ。
単に国のステータスや、カードの位置づけがあれば、それで収まっていくんですよ。以前おられた大聖女様の日記にもありました。
本当の聖女は、大陸に一人いれば良い。小さな国の意向に従う必要はないと。ありましたよ =^_^=
ええ、実は私も大聖女様の日記を見せて頂きました。では、あなたが大聖女様なんですね?
いいえ、そうは言っておりません。私はただの、リーシェで良いんですよ。ですから、『リーシェ』と呼び捨てにしてください。ご領主様。
それと、僅ばかりの時間稼ぎは、少し効果のある結界を、張る程度のものですから、ご安心下さいね。
『ご領主様』呼びは、やめて下さいね! それに、あの王都の大聖女様が張った結界を、修復できたのは、あなたしかいませんでしたよ!!
いいえ、私は聖女のまねごとが、出来ればいいと思っている、ただの『リーシェ』でいいですからね =^_^=
それと、『ご領主様』は、あなたの役職名でもありますし、敬称の名ですからね『ご領主様』。
(私は、本当はこの『ご領主様』を『セーバン』と呼ぶ関係になりたかったの! あのユミールにときめいた思いが、...また懐かしい少女時代の感情が、湧き上がってもいました! でも、中身は優香28才ですよ!! 彼は20才の青年です! どこかで、青年を毒牙にかける魔女の自分に、思えちゃってもいましたから...。だから、ここで距離を保とうと、思っているんですよ!!)
続きを、お楽しみに...《エピソード21》「ざまぁ」見れました!(現代:中身リーシェです)
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