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貴方だけの恋の指定席?  作者: Aprツツジ
☆騎士になって迎えに来ると誓った幼馴染。別の方との結婚式招待状が届いたの!!
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《エピソード02》王都行きの打ち合わせ

ロイドの態度が...


 翌日の昼過ぎに、ロイド達がお店に来たわ。


 母から勧められたこともあって、王都へ行こうと思ったわ。それで、一緒に行くと答えたの。


 王都までは、ここから3日の旅になる。


 護衛の冒険者、『暁の希望』パーティは、剣士が2人で、グリディアスとグラディアスの双子の兄弟。魔法使いはレイニー、神官の女性が、エリシアの4人。


 宿泊は、神官のエリシアと宿泊することになったの。


 王都までは、ロイドの馬車でいくことになるわ。出発は明日に決まったわ。



 翌日、ロイドの馬車が、お店の前にきたわ。


 父と母に見送ってもらって、王都へ向けて出発したの。


 ロイドが、王都へ行く前には、母が元貴族に、こだわっていたから、マナー講習などには、いつも参加させられていたわ。


 そのことが、もととなり、一時期は貴族に、嫁にでも出したいのか! と悪く言われたこともあったわ。


 まあ、騎士爵になって、私を、迎えに来るウワサが流れて、一番喜んだの、母だったからね。


 そんな時に、店の裏の井戸で、私の愚痴を聞いてくれたのは、ロイドだったの。


 だから、貴族なんて、ろくでもないものには、なりたくないと、私は言っていたわ。



 私は出発して、しばらくしてから、助手席に移って、久し振りに、ロイドとおしゃべりを始めたの。


 いつもは、コミュニティコーナーで話をする時は、父か母がいたので、話しづらいこともあった。


 まあ、以前から聞きたいこともあったわ。


 でも、話は弾まないのよ。


 王都に住んでいるんでしょう。どんなところなの?


 うん、一般的なところだね。


 商人をしてるの、それとも運送の仕事をしているの?


 まあ、両方かな。


 私の話し方が、悪かったのかな?


 仕事は、順調にいっているの?


 まあまあかな。


 王都だから、休日はどこかに出かけたり、しているの。


 うん、休日は疲れが溜まっているから、部屋で寝ているよ。


 なるほどね。私は、またほろの中に戻り、護衛の冒険者たちと、おしゃべりをしていたわ。


 馬車の運転で、緊張していたのかな? とまだ私は、よく分からない状況だった。


 夕飯の時には、もう少し話が弾むと、いいなと思ったわ。


次回は、その理由は...

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