《エピソード11》逃亡リーシェの生活?(異世界:優香です)
私は、シア(リーシェア)、中身は現代日本のOL、優香でした※。
※詳細は、《エピソード05》漂流して? をご参照してください。
あの、定食屋さんの、ご夫婦に助けられてから2週間が経ちました。お嫁にいった、娘さんの部屋で、ウェイトレス(定食屋さんの店員ですけどね)を、住み込みで、3食の賄い付で、やっています。
ご夫婦は、訳ありなのはご存知でしたが、あまり聞いたりもせず、私のことを受け入れてくれました。
最初は侍女のスタイルなのに、手が水仕事のものでなかったので、遠慮がちでしたが、食器や鍋の洗い物もするようになってきました。
現代の日本と比べると、洗剤やスポンジなどはなく、大変だったけど、優香の知識や経験が、役立っています。
定食屋さんは、下町って感じの(スラム街までではないですよ)所にお店があります。
お店は、朝早くから朝食、お昼は冒険者や労働者の人たちが集まり、夜はお昼に来る人達が、居酒屋として、利用しています。
このお店は、市場の近くの商会で、食材などは、注文しています。その配送に来る同い年の、ユミールと時々話を、したりもしています。
恐らく、このお店のご夫婦の配慮もあったようです。でも、同い年の子がこの辺りは少ないので、いい話相手になっています。
時々、扱いの増えた食材の紹介をしたりしています(例えば、ジャガイモ。この世界は焼く、茹でるくらい)。サンプルを置いて行きます。
私は、定食屋さんの旦那さん。ウェリさんに、サンプルのジャガイモで、フライドポテトを作ってみたら、評判は良かったの!!
特に、お昼や夜、夜はお酒を飲む人のおつまみに、喜ばれていました。
それも、あって。今日は、レシピの登録と商会からのレシピの販売契約も、商会で一緒に行うこと、になっていますよ。
それもあって、私はポテトチップスで、もう一つ、レシピの登録と販売を、狙っています。
商会が市場にあるので、ユミールと、私が興味を持った、ジャガイモや他の色々な物など、市場へ一緒に見にいくことになっていますよ。
もうじき、ユミールの納品が終わるので、配送の馬車で一緒に行くことに、なっていますよ =^_^=
続きを、お楽しみに...次回は、市場探訪 です




