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現代ダンジョン設定集  作者: ノア
魔導書
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火魔術

火魔術

一番破壊力が強い属性の魔術。だが持続性はなく、一瞬の火力に全力を込め投射するだけの属性。




火爆(バースト)

手元に一瞬だけ激しい火を放つ。長く燃えるどころか飛ばないし爆発もしないためそこまでの威力はないが、発動する場所や場面によっては炎で驚かすことから急所をへ攻撃することなど、自由自在。


火弾ファイアバレット

火で形取られた5センチ未満の小さな火の球を放つ。瞬間的な威力は火爆に及ばない程度だが、中距離の相手にまで届けることができる。使い手の技量に寄っては精密な攻撃が出来可能性がある。


火球(ファイアボール)

火で作った球を放ち着弾と同時に爆発させる。射程は込められた魔力量と術者の技量に大きく由来するが、大体5〜50メートルほどで燃え尽きる。


火斬(ファイアスラッシュ)

炎の斬撃を飛ばす。斬るというよりは焼くという側面が強いため、対象によっては斬れなくともダメージを与えることができる。だが精々火球より少しだけ早い、程度なので過信はできない。


《残燃》

炎を長時間に渡り燃えさせる。魔力を込めるほど長く燃焼する。魔力という燃料に火をつけて投射する、火炎放射器のようなもので、投射された燃料は尽きるまで燃え続ける。


炎波フレアウェーブ

短距離に炎を波のように放出する。炎の波は覆い被さる形で相手に当たり、全身をほぼ同時に炎で包み込む。


多連火弾マルチバースト

複数個の小さな火の玉を、一気に発射する。命中度はかなり低く、10メートル先の的にもなかなか当てることはできないが、その分狙いを読まれ事前に回避行動される事はなくなった。


大火球ファイアスフィア

通常の火球より倍ほども大きい火球を作り発射する。原理的には火球と同じで、ただこめる魔力量を多くしただけの雑な術だが、火球よりも火力と攻撃範囲に優れている。


火槍(ファイアランス)

火で作った槍を飛ばす。構成が強固で、何かに当たってもすぐには爆発せずそのまま直進し、当たった物を貫通してから爆発する。そのため障害物に隠れている敵や頑丈な体を持つ相手には特に高い効果を発揮する。


《炎射》

弾丸ほどの小さな炎の弾を発射し、爆発を巻き起こす。小さな炎の弾丸、だが実際は火球と同等という弾丸ほどしかない大きさからは予想し難い威力を持つ。


爆裂(エクスプロージョン)

火を伴った強力な爆発を起こす。原理的にはこれを放ったのが火球だが威力が桁違いに高い為により高位の術として扱われる。


爆炎砲(インフェルノ)

燃え盛る炎の砲弾を放ち、着弾することで爆発させる。爆発は火を伴っており、周囲の可燃性物質のほとんどを炎上させる。


火炎放射(ファイアスロー)

任意の方向に向けて炎の柱を放射する。そこまで速度は速くないが範囲と威力に優れ、圧縮してより火力を上げることもできるという、場面的な多様性も持ち合わせる。


炎矢フレアアロー

火槍を収束させて作られた矢状の炎の塊を一直線状に飛ばし攻撃する。貫通力は落ちているものの、局所的な爆発力は向上しており、人体に当たった場合相手がどれほどの装備を身に纏っていたとしてもそれらを貫通してほぼ確実に仕留める事ができる。


《熱線》

超高温の炎を光線状に射出する。これは火球などと違い連続して当たり続けるので、頑強な相手や大きな砦に籠っている敵などに有効。火炎放射を収束させ一点の火力を限界まで高めた術。


爆炎上(フレアバースト)

魔力を纏わせた物体を炎で包み込み激しく燃え盛らせる。例を挙げると、石を魔力で覆うと燃え上がる、みたいな感じ。




戦略級魔術

渦炎インフェルノワール

膨大な量の猛火を連ね、渦巻くような形で前方へと放ち、広範囲を焼き払う。


紅炎砲プロミネンスバースト

最高温度数千度の巨大な熱線砲を一直線に射出する。


紅爆炎クリムゾンエクスプロージョン

広範囲を破壊する高威力の爆発を引き起こし、周囲を焼き尽くす。戦略級に分類される術の中では、術式の内容にかぎって最も単純な術。


灼炎界ムスペルヘイム

周囲一帯を数千度の炎で焼き尽くす。効果範囲内では岩や金属ですら融解し、形を失ってしまう。術の効果が切れた跡は燃えるものは全て消え炭と灰だけが残る、第一次世界大戦末期の亜種ような光景が広がっている。

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