概要 用語など
この作品は作者が書き溜めた設定を吐き出すためのものです。小説ではなく設定集であるということを知った上でご覧ください。
『魔素』
世界に普遍的に存在する全ての源。あらゆる物質、生命、法則などのあらゆる存在、世界はこれによって成り立っている。
『魔力』
生きとし生ける者の生命の源。あらゆるものに関連する万能エネルギーで、魔力を纏わせるだけで物質は頑丈になり身体能力が向上する。体を動かすにも呼吸をするにも魔術を行使する時も魔力が必要。使えば使うほど体のエネルギーを消費することになるので体内の魔力が枯渇すると気絶や失神、最悪の場合は死亡する。だが基本的に脳にリミッターがあるので、死亡するほど完全に魔力を使い切ることなどまずない。それでも枯渇すると各種体調不良と気絶などの悪影響がある。
魔力を回復する手段は魔力を有する物を摂取して体内に取り込むしかなく、そのため最大魔力量が多い者は基本的に大食らい。そして太りずらいらしい。
因みに魔力を枯渇するまで使うのを繰り返すとほんの少しだけだが魔力量が増える。つまり魔力を蓄積できる最大量が増加する。魂が鍛えられるのかもしれない。だが魔力を増やしていくと加速度的に魔力の増加が減少、成長率が下がっていく。幼い頃にすればもっと増えやすいのかもしれないが幼児が魔力を使い果たすなどできるはずがないだろう。
長々と語ったが、人にとっては魔術を使うと減っていく”なにか”でしかなく、減ると悪影響があるということしかわからないものでもあるのだった。
『魔術』
魔力を用いて超常現象を発生させる神秘の術のこと。
使い方によっては災害などよりも強い事象を引き起こすことも可能ではある。
『ダンジョン』
全世界で突如発生した大地震以降に地表に現れた大穴から中に入ることのできる巨大な地下空間。大穴の下には地下空間とは思えないほどの面積と深さ、そして多種多様な気候を持った空間が広がっていて、地下空間でありながら地上と遜色のない、寧ろそれを上回るほどに様々な気候の世界が広がっている。
『魔物』
ダンジョンに棲まう固有の生物であり、他者の魔力を食らうことで成長する存在。膨大な魔力を持つ魔物ほど戦闘力が高く、知能も発達している傾向にある。ダンジョン以外の世界の生物より明らかに強大な存在であり、生存には過剰なほどの戦闘能力を有している種が多い。
『魔法』
魔術とは違った魔物の持つ特殊な能力。魔力を吸い取ったり、植物を操ったりなど、種により能力は様々。原理や理屈など何一つ解明されておらず、魔物のよくわからないことは取り敢えず魔法だろう、といった考察も少なくない。また、魔術との区別が難しい事からそもそもなんの魔法を持っているのか知られていない種も数多く存在している。
魔法は魔術とは全くの別物で、魔術は理論に基づいて使用するのに対し、魔法は完全に感覚的なものであり、本能で扱われる。