イマジン3
私は正しい!私が正しい!本当でしょうか?
100人いれば100通りの正義がある ということ
そのどれもがそれなりに正しくて
でも 誰かにとっては全然正しくない
あなたの立場 わたしの立場 わかります
100人いれば100通りの立場があるということが
政治とは
100人が100通りの正義と立場を主張し
100人がそれを押し通そうするのではなく
100人それぞれの話を聞き その立場を理解しようと努め
それから
その100人が自分の立場をいったん脇に置いて
1つ1つの問題に協力できることを探る
手助けをする
誰もが結果には不満足だけれども
誰もが結果に「協力した」という事実を
作り上げる
その積み重ねそのものなんじゃないですか?
我々はイデア論者でもないし 神でもない
1人の人間にすぎないのですよ
ただ 1人の人間が大勢集まって暮らしているんです
だから 完璧を求めるのではなく
今より少しだけましな社会を
100人の合意の上で作っていきたい
ゆっくりとですが
それでは ダメですか?
ヤン・ウェンリーに代わって “かわいい党”より
今、こっそり話題になっている「銀河英雄伝説」の主人公の一人、ヤン・ウェンリーがもし現代の日本に生きていたら呟きそうなことを書いてみました。