私の地獄には音楽が絶えない(前編)
お前らを抱き締めたくなってきたぜ!!
アーデルハイド!!クラリス!!
観賞用BGM:https://www.youtube.com/watch?v=afzZuNZUOSU
~ルスツリゾート遊園地ダンジョン内~
~第1層~
『どうだァ!!銃弾の味はァ!!』
『中身が飛び出る程美味いだろ!!ヒャハハハハハ!!』
ヴェルミーナの乱射によって、自称天使達は次々と肉塊に変わって行く。
【降下機甲猟兵】の隊員も次々とダンジョン内に雪崩れ込み、
アサルトライフルやミサイルを的確に要所へ撃ち込んで行く。
モーンケはその光景に圧倒される。
『間違い無く精兵達だ……!』
『一兵卒に至るまでアイテムを装備し、市街戦戦術を理解させている……!』
『成程、ロシア軍と正面から戦えるワケだ……!』
彼も武装した自称天使達を薙ぎ倒して行く。
(しかし……ここからだ、厄介なのは……)
(肉体こそそこまでの強さは無いが、コイツ等の文明レベルは人類より上だ)
『ヴェルミーナ!気を付けろ!そろそろ出てくるぞ!奴等の兵器が!!』
遊園地全体にワルツを思わせる様な、不気味なサイレンが鳴る。
自称天使達は四散し、何処かに隠れて行く。
《%&&’(()>+*!!》
遊園地各所の地面がハッチのように開き、白い巨大ロボットがせり上がるように出現して来る。
だが、ヴェルミーナとその部下達は全く怯まなかった。
彼女は重機関銃を背負い、拳を突き上げて叫ぶ。
『カモン!!【ベリアルナイン】!!』
──真紅の悪魔。
否。創造主と戦って地獄に落とされた機械の天使。
サタンなりしルキフェルの反逆を助け、神の創った世界に何度も挑む永遠の挑戦者。
『今回もお前の力を貸してもらうぜ!!【ベリアルナイン】!!』
紅い手が空間を掻き分ける。
出て来た緑色の眼は既に敵を見据えていた。
振動がヴェルミーナの紅い髪を揺らす。
『モーンケ!』
『道案内を頼むぜ!!』
彼は紅蓮の機体に圧倒され、息を呑みながら頷く。
ヴェルミーナは空いたハッチに乗り込み、重機関銃をコクピットの脇に下ろした。
『今回も私の魂が欲しいってか!』
『いいぜ!!そんなモンで良いなら幾らでもくれやるよ!!』
『【ベリアルナイン】起動!!』
コクピットが閉じ、【ベリアルナイン】は巨大なガトリング砲を構える。
《……1対40か》
《上等だぜ!!何時も通りの地獄だ!!》
《ヒャハハハハハハハァー!!》
紅い閃光が白い巨大ロボット達に襲い掛かる。
しかし、エネルギーフィールドで弾が防がれてしまう。
《──!!》
《なら耐久値を削り切っちまえば良い!!》
【ベリアルナイン】は尚も乱射を続け、敵巨大ロボット達のエネルギーフィールドが切れて行く。
ロボット達はブレードを取り出し、紅蓮の機体へ一斉に襲い掛かって来る。
《ヒャハハハハハ!!ヒャーハッハッハー!!》
《そうだそうだ!!掛かって来やがれ!!》
《他校のアメフト部全員ブチのめした時を思い出すぜ!!》
なんと【ベリアルナイン】はガトリング砲を投げ捨てて、敵の集団に走って突っ込んでいく。
モーンケはヴェルミーナの無謀さに思わず叫ぶ。
『し、死ぬぞ!!ヴェルミーナ!!』
【ベリアルナイン】はジャンプし、ブーストを掛ける。
《オラァ!!》
《ドロップキックだ!!》
【ベリアルナイン】のドロップキックが敵ロボットの頭部に直撃し、へしゃげ飛んだ。
《1匹死んだぜ!!ヒャハハハハハァー!!》
【ベリアルナイン】は回転しながら着地する。
直後挟み打つように二体のブレードが紅蓮の機体に襲い掛かる。
《遅ぇ!!》
【ベリアルナイン】は宙返りして斬撃を躱す。
そして、二体のロボットへ交互に右ストレートと左ストレートを叩き込む。
キレと破壊力のあるストレートにより、敵ロボットの顔が破壊される。
《どうした!?》
《こんなじゃ物足りねぇぞ!!クソ人食い野郎共!!》
白い巨大ロボットは5体同時に【ベリアルナイン】へ向かって来る。
【ベリアルナイン】は倒れている敵を持ち上げると、敵の集団に投げつけた。
敵の集団が仰向けに倒れる。
《まるでトーシロだぜ!!》
《テメェ等大した喧嘩の経験無いだろ!!》
【ベリアルナイン】はジャンプし、倒れた敵の胸部を思い切り踏み付けた。
敵のロボットは白い液体を吹き出し、痙攣する。
《なんだこりゃ……!?》
《機械のクセに生きてやがんのか!?》
【ベリアルナイン】へ白いロボットがタックルして来る。
だが、紅蓮の機体は即座に向きを変え、顔面に向かって飛び膝蹴りを放った。
白いロボットは首が180度回転し、吹き飛んだ。
《ヒャハハハハハハハ!!》
《全然満足出来ねぇよ!!もっと来やがれ!!!》
すると、数体の敵ロボットが円陣を組み始める。
モーンケが【ベリアルナイン】に向かって大声で叫ぶ。
『ヴェルミーナ!!!』
『気を付けろ!!【生体融合】だ!!!』
『敵が大幅にパワーアップするぞ!!』
ヴェルミーナは不敵に笑う。
《なるほどな……つまり単体より強いって事か!!》
《俄然闘争心が湧き上がって来やがる!!》
数体の白いロボットは融け合い、紫色の光を放つ。
光が収まると同時に、【ベリアルナイン】の3倍はある巨大ロボットが出現した。
《$&’($’>*+**”$%&’’……》
《アァ!?》
《何言ってるか分かんねーよ!!ファッキンホワイトロボ!!》
【ベリアルナイン】は中指を立てた。
直後、巨大ロボットは凄まじいスピードで【ベリアルナイン】に突撃して来る。
モーンケは拳を握りながら叫ぶ。
『まともに受けるな!!ヴェルミーナ!!』
『流せ!!』
【ベリアルナイン】は融合ロボの殴り掛かりを右手で受け流し、側面へ回り込む。
それでも凄まじい衝撃がヴェルミーナを襲い、彼女の視界が揺らぐ。
《こりゃ当たったら昇天モンだ……!!》
《面白れぇ……!!》
【ベリアルナイン】は紅く光るレーザーブレードを抜く。
《……刃物を使うのは久々だな》
《アフガン以来だぜ……!》
紅蓮の機体は上空に飛び上がる。
【ベリアルナイン】は落下しながら、融合ロボの首元にレーザーブレードを突き立てる。
融合ロボは【ベリアルナイン】を振り落とそうと藻掻く。
《ヒャハハハハハ!!》
《藻掻けば藻掻く程、この刃は刺さって行くぜぇ!!》
【ベリアルナイン】はレーザーブレードの柄を握り込み、下へとブースターを掛ける。
融合ロボは背中を真一文字に下まで引き裂かれる。
紅蓮の機体は白い液体を被りながら着地する。
《図体がデカいだけじゃ、私には通用しねぇよ!》
【ベリアルナイン】の背後で、融合ロボが二つに割れて倒れる。
ヴェルミーナの部下達は一斉に歓声を上げる。
その時丁度ヴィットマンとアルグゥ、そしてクラリスがダンジョンに入って来た。
『全く……遅ぇぞテメェら』
クラリスは自称天使達の肉片を踏み潰しながら言う。
『うゎ……何このキモイロボット達……』
『趣味の悪さが全面に出てるわね……』
彼女は上空へ反発するように飛び上がり、周囲の状況を確認する。
『ふ~~ん……そういう事ね……』
『この赤イノシシとその乗機に、正面戦闘で敵うワケないでしょ』
数体のロボットがクラリスを見付けて襲い掛かって来る。
『アハハハッ……』
『私なら勝てそうって思ったの??』
『死っぬ程ムカつくわ!特にヴェルミーナより下と見られたのが気に入らない!!』
『【ルキフグス・レール】二段階起動!!』
観覧車や遊具、建物の鉄骨などの金属製品が地面から引き剥がされ、宙に浮いて行く。
それらが上空で渦を巻き、巨大な手を造り上げる。
『アハハハハハハハハハッ!!』
『握り潰してシェイクしてあげる!!』
巨大な金属の手は白いロボットの胴体を掴み、猛烈なスピードでシェイクした。
そして、そのままロボットの胴を握り潰した。
白い液体が雨の様に瓦礫へ降り注ぐ。
『フフン』
『なんだ、楽勝じゃない……!』
残りのロボット達は一斉に撤退し、一か所に集まって行く。
モーンケの顔が青くなっていく。
『……マズい!!』
《どうしたんだよ、モーンケ》
《どーせまた巨大化するだけだろ》
《大したコトねぇだろうよ》
『次は巨大化じゃない……』
『恐らく進化だ……!』
《何だと!?》
ロボット達はまたも融け合い、光を放つ。
そして──
【【【ソウゾウシュサマノキョウイハハイジョスル!】】】
【【【オオ、セイナルカナ!】】】
【【【アクマドモニテッツイヲ!】】】
(──!)
(英語を使いやがった!!クソ英国野郎共め!!)
(英語教室でも開いてんのか!!?)
光輪の付いた巨大ロボットが上空から降りて来る。
頭部には非対称の10個の眼が有り、口にはウツボを思わせる歯が生えていた。
【【【シネ!!】】】
巨大ロボットの10個の眼が紫色に光り、【ベリアルナイン】へ向けて手を翳す。
《──!!やべぇ!!》
紅蓮の機体は横に跳び、黒色のビームを寸での所で躱す。
ビームは丘に当たり、跡形も無く土地を消滅させた。
【ベリアルナイン】は着地し、紅いレーザーブレードを構え直す。
《面白れぇな!!全く面白いぜぇ!!!》
《ウツボ野郎のクセにやるじゃねぇか!!》
クラリスは顔に汗をかき、上空から焦ったように言う。
『~~っ……!!』
『赤イノシシ!!』
『今度こそアンタ死ぬわよ!!マジで死ぬわ!!』
ヴェルミーナは【ベリアルナイン】から叫ぶ。
《うるせぇ!!》
《そう言って死んだ試しはねぇんだよ!!》
《私の心配する位なら、あの人食い族共を一人でも多くブチ殺せ!!クラリス!!》
クラリスは尻を突き出して怒鳴り返す。
『どーなっても知らないからね!!このヴァーーカ!!』
『真性のケンカヴァーーカ!!』
《ヘッ!言ってろ!》
《第一、私のケンカの2~3割はテメェが原因じゃねぇか!》
《私がクソ共をブチのめさなきゃ、今頃お前はオハイオ川に沈められてるぜ!!》
彼女は顔を真っ赤にして言う。
『あっっっそ!!』
『なら勝手に死ねば!!?』
『もう一緒に風呂入ってやらないから!!』
彼女は涙目で【ベリアルナイン】へ舌を出し、別の敵ロボットへ飛び去って行く。
《……相変わらず素直じゃねぇな》
《何時になったらクソビッチを卒業出来るんだか……》
《……で》
【ベリアルナイン】はウツボ天使ロボットと向かい合う。
《……ここが今回の正念場だな》
《掛かってこいや、ファッキンウツボ!》
ウツボ天使ロボットはヴェルミーナの目の前から、一瞬で姿を消した。
《──!?》
強烈な衝撃波が【ベリアルナイン】に直撃する。
紅蓮の機体は吹き飛ばされ、白いビルに叩きつけられる。
【血魂】で強化され切ってるハズのヴェルミーナですら、余りの衝撃で吐血してしまった。
(……!視界が定まらねぇっ……!)
(内臓と脳が痺れやがる……!)
ウツボ天使ロボットは【ベリアルナイン】の目の前に現れ、ケタケタと笑い始める。
【【【ニンゲン!!アクマ!!】】】
【【【オマエタチハ、ニンゲンニナリソコネタアクマ!!】】】
【【【セイバツ!!セイバツ!!デキソコナイヲハイジョ!!】】】
敵の最後の言葉を聞き、ヴェルミーナの眼に怒りが戻って来る。
《オイ……そりゃアイツのコトを言ってんのか……?》
《たった一人で世界と闘い続けて来た、アイツに言ってんのか……?》
【ベリアルナイン】はゆっくりと立ち上がり、緑色の眼を光らせる。
《……ブッ殺す》
《何をしてでもブッ殺す……!!》
紅蓮の機体はブーストを掛け、左フックを放つ。
しかしウツボ天使ロボットはまたも瞬間移動して回避し、背後に現れる。
そしてタックルを仕掛け、紅蓮の機体は地響きを立てて倒れた。
《それでテイクダウンした積りか!?》
《何度UFCの試合観てると思ってんだ!!》
紅蓮の機体は態勢を変えて相手の肩と胸を蹴り、テイクダウンから脱け出した。
そして立ち上がって敵を抑え込もうとする。
《良し!》
《チョークで首ブチ切ってやるぜぇ!!》
【ベリアルナイン】が敵機体へ触れた、その瞬間だった。
高圧電流が紅蓮の機体を包み、中のヴェルミーナを襲った。
《なっ──》
彼女は高圧電流に全身を焼かれ、意識を失いかける。
直後、ウツボ天使ロボットは【ベリアルナイン】へ猛攻撃を加え始める。
中のヴェルミーナは血を何度も吐き、岸に打ち上げられた魚の様になって行く。
【【【ショウリ!!ショウリ!!ワレワレト、ソウゾウシュサマノショウリ!!】】】
ボロボロにされたヴェルミーナは尚も戦おうと、挑発的な言葉を敵に投げかける。
《……勝……つのは……私……だ……!ガホッ……!》
《こ……のファッ……キンウツボ野郎……!!》
敵のロボットはまたもケタケタと笑い、巨大な剣を抜こうとする。
その時──
【……ヴェルミーナ】
【もう良いの。私の為に命と魂を傷つける必要は無いわ……】
(……!?)
(アーデルハイド……?だよな……?)
ヴェルミーナは信じられない光景を目にして驚く。
何故なら、アーデルハイドに良く似た銀髪の女性が、彼女の目の前に座っていたからだった。
【この【ベリアルナイン】は創造主をも打ち倒す力を持った機体……】
【そして、それが私の目的……】
【……ここに転送するわ、貴女の最も愛する人……そして私の生まれ変わりというべき存在を……】
コクピット内が紅い閃光に包まれる。
光が収まる。
ヴェルミーナの膝の上でアーデルハイドが、彼女に向かって微笑んでいた。
『……!?』
『アーデルハイド、一体どうやってお前ここに……』
『さぁ?何故かしら……』
『誰かに呼ばれた気がしたから、謎の光に向かって歩いただけよ』
『そしたら貴女が居たの』
ヴェルミーナは吐血しながら笑う。
『……相変わらず……気紛れだぜ、私らの指導者様は……』
『そして……これからどうするんだ……?』
『ふふっ❤️』
『焦らないで、ミーナ』
『貴女の横を見てみなさい』
そこにはそっぽを向いたクラリスが居た。
『……何で……お前まで……?』
クラリスは腕を組み、顔を紅くして怒ったように返答する。
『わ、悪い!?』
『私も呼ばれたのよ!!【従姉のヴェルミーナを助けてあげてって】……!』
『……それで来ちまったのかよ……』
『さっきは……勝手に死ね、とか言ってたクセによ……』
『それはそれ!これはこれ!』
『アンタに今死なれたら、私に取っても困るのよ!』
『……ヒャハッ……そういう事にしておいてやるよ』
『ここに来たからには……命はねぇぞ……!』
クラリスはヴェルミーナに頬付けしながら言う。
『そんぐらい覚悟出来てる!!』
『アンタが居ない世界なんて退屈でしょうがないもの!!』
『……ヒャハッ』
『こっちもだよ、クラリス……!』
アーデルハイドは二人を見て優しく微笑み、立って両手を差し出す。
敵のウツボ天使ロボットは、今にも剣を振り下ろそうとしていた。
二人は折れそうな程華奢なアーデルハイドの指を、優しく握り締める。
『今から【ベリアルナイン】と【覚醒】状態になるわ』
『途轍もない負荷が私達を襲うと思う。命が終わるかもしれない』
『それでもOK?』
『『OK!!』』
『ふふっ。行くわよ、【堕天使原理】の声に従って……』
『【堕天使原理】三段階起動!』
『【精神覚醒合体モード】緊急発動!』
コクピットの周りの空間が消えて行き、紅い光に包まれて行く。
三人はある異変に気付く。
なんと服すらも消え始めていたのだった。
『きゃあっ!?何コレ!?』
『服や下着が消えて……!!』
『どういう事だ、コレは……!?』
『……!魂が……融けあって……!』
三人は全裸になり、途轍もないエクスタシーを感じ始める。
クラリスは身を捩る。
『ナ、ナニコレ……!こんなの感じた事が無いぃぃ……!』
アーデルハイドは果てしない昂揚感と絶頂感を味わう。
『こ、これが……魂の根本から共鳴する感覚……!』
『凄い、凄いわぁ……!!私……私……!』
ヴェルミーナは絶頂に達しながら叫ぶ。
『お前らを抱き締めたくなってきたぜ!!』
『アーデルハイド!!クラリス!!』
【ベリアルナイン】を強烈な閃光が包む。
ウツボ天使ロボットは思わず身を引く。
七色に輝く閃光の中から、紅蓮と漆黒の装甲で覆われたロボットが現れて来る。
《《《私の名は【ベリアルナインドライ】》》》
《《《創造主を打ち倒し、堕とされた大天使の望む世界を創る為の兵器》》》
《《《そして……声にならない声を掬い上げる戦士……》》》
ヴェルミーナに良く似た女の声が、ダンジョン内に響いた。
超精神合体ロボ!!ベリアルナインドライ!!
くぅ~~っ!!コレコレ!!
というのはさておき……
四十万、お前どう対処する積りなんだよコレ……
マルファやベルナルドでも難しいぞ、コレに対処するのは……
朝の呪いは逆効果なんじゃないか??
兎に角ヴェルミーナの戦闘センスが頭抜けてる。
多分クレイエルやリヴァ、マルファやベルナルドと同等レベルかも。
戦い方はまるでケンカですが、戦闘経験豊富な元特殊部隊の軍人なので超洗練されています。
しかしUFCの試合観ただけで技を、しかもロボットに乗って真似出来るのは、才能の塊としか言い様が無い。
格闘センスにおいても、イチカやモントヴァンに迫ってるレベルかと。
アーデルハイドの人生における最大の幸運は、ヴェルミーナと出会った事だと思う。
本当に運命だ。
しかも、この出会いには少しだけクラリスが関わっています。それはまた。
ヴェルミーナと、アーデルハイドとクラリスが魂レベルで愛し合っちゃってる……
うわぁ、なんだか凄い事になっちゃったぞ。
そして撮れ高も凄い事になるでしょう。
映画化で更に倍ドン。良かったな、アルグゥ。
マネタイズと宣伝は、SFモノが大好きなヴェルチカお姉さんにお任せ下さい。
クラリスちゃんはなんだかんだ言って、ヴェルミーナとベタベタです。
ヴェルミーナに助けられまくってる自分が許せない、そんなお年頃です。
ビッチを気取ってるクセに、ヴェルミーナしゅきしゅき大好きな自分を認められません。
クッッッッソかわいい。
遊園地編は久々にワケ分かんない事やって燃え尽きて行く感が凄い。
でも気持ち良すぎた。女の子同士の合体最高!!
次回、質量保存の法則を超えまくります。
ここまでお読み下さりありがとうございました。
「面白かった」「次も期待している」「ヴェルミーナがクッソ強い」
「モーンケの説明助かる」「ムチャするなぁ、この赤イノシシは……」「良いアイテム持ってるなクラリス」
「創造主って一体何者なんだよ」「気持ち悪いロボットだなぁ」「ウツボは笑う」
「人食い天使共の文明レベルが高すぎて怖い」「ヴェルミーナがタフな女過ぎる」
「結構愛の深い女だなぁ、ヴェルミーナ」「素直になれないクラリス可愛い」「アーデルハイドが完全にヒロイン」「精神合体&エクスタシーとはたまげたなぁ」「ヴェルミーナが強くてカッコいい女過ぎる」
「ロボット同士の闘い大好き!!」
と、どれか1つでも思って頂けたら、ブクマ・評価・感想頂けると励みになります。
宜しくお願い致します。




