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現代日本プレッパーズ~北海道各地に現れたダンジョンを利用して終末に備えろ~  作者: 256進法
第二部:黙示録コンプレックス・in・北海道

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わくわく☆ネオナチ遊園地(前編)

私は人間の可能性を徹底的に信じる

真理は人間という存在を、究極に突き詰めた果てにしかない



~アメリカ合衆国・テキサス州~

~州都オースティン西郊外~

~巨大総合ハイテク企業・《エグレゴール》アメリカ支社~


ヴィナは自分のオフィスで自社の株式チャートと売買を眺めて居たが、異変に気付く。


『──!』


彼女は即座に、研究所で仕事をしていたラロシェルへ連絡する。


『お兄様』

『我が社の株式に大量の売りが入っています』

『その売りに釣られ、次々と売りの動きが……!』


ラロシェルは静かに言う。


《……私も確認しました》

《40億ドル分の売りが入った後、それに気付いた機関投資家達が売りを掛け始めた……》

《しかし、どのような機関にもそのような動きも兆候も無かった……》

《売ったのは大口の個人でしょう》


『──まさか』


彼は言葉を続ける。


《ゲオルグです》

《個人でそれだけの売りを自由かつ唐突に仕掛けられる……》

《彼以外には考えられません》


『現在、地球上で最も自由な空の男ですわね』

『……これは確かにAIも予測出来ませんわ』

『しかし一体何の目的で……合理的な理由も、論理的な理由も全く見当たりません』

『こういう時こそが一番危険です、お兄様』


《違いないですね》

《しかし、ゲオルグの性格や行動原理を分析すれば答えは視えて来る……》

《彼は英雄気取りの女好きです》

《金を使うとすれば間違いなく女でしょう》


ヴィナは上着を脱ぎ、はち切れそうなシャツのボタンを開ける。


『しかしそれでも……相当な決断が必要の筈……』

『……あの彼に40億ドルも使わせて尚、惜しくない女性……』

『恐らく美女というだけではありませんわね』


《ゲオルグは投資した資金を20倍にしました》

《それは、彼の常人ならざる嗅覚と度胸がもたらした結果です》

《そして……今回はそれ以上の価値がある、と踏んだのでしょう》

《彼は世間が言う程、馬鹿でも盆暗でも無い》


ヴィナは息を呑む。


『彼が手にする価値……』

『……20倍は最低値だと考えた方が良いですわ』

『100倍でも悲観的な計算かと』


《ゲオルグは女を買ったのではありません》

《彼はこの世界の未来へ投資したのです》

《やはりこのレース(・・・)……侮り難い》


ラロシェルはミネラルウォーターのボトルを開ける。

ヴィナの胸元や脇に汗が滲む。


『創造主に挑むには、まず世界の全てを掌握する必要があります』

『他の方法も検討しましたが、これが一番成功の確率が高いルートですわ』

『しかしそうなると……』


ラロシェルはボトルの水を植物へ掛けて行く。


《やはり私の前に立ちはだかって来る事になりますね、ベルナルド・エル・コルテスが》

《利尻島ダンジョンの攻略も、予想より半日は速かった》

《彼の脅威と存在感は日毎に増しています》

《何より……【終末機甲アポカリュプシス】が問題です》


『初手で向こうの動きを封じられなければ……』


《終わりですね》

《彼は問答無用で先制攻撃を仕掛ける事が出来る》

《正面から対抗出来るのは不死身の男か、闇の女だけ》


ヴィナは何故かシャツも脱ぎ始める。


『それか……無限に近い生命力を持つ怪物……』

『お兄様。【ネフィリム計画】は停滞していますわ』

『やはり……【ティアマトの残滓】を入手出来なかったのが響いて……』


《……アレは数ある内のプランの一つに過ぎません》

《主に対【コンキスタ・カルテル】を見越した計画でしたが……》

《想像以上にアメリカの内輪揉めは酷くなっていました》


『状況が芳しくありませんわね、お兄様』

『戦力の強化を図る必要が出て来ましたわ』


ラロシェルは椅子を回転させる。


《……時間稼ぎと妨害を並行して行いましょう》

《エラルド・ヒネスを脱獄させ、日本で暴れさせます》

《その間に【エデンギア・オンライン】の普及を最終段階へ進めましょう》


『……前者は流石に難しいですわ』

『ヒネスはダンジョンアイテムを使った監獄に閉じ込められています』

『兵士や看守もアイテムで武装していますし……』

(そもそもあの環境で正気を保てて居るのかどうか……)


《ヴィナ》

《だからこそマルティーニを利用するのですよ》

《ベルナルドへの恨みがあり、ヒネスを脱獄させたがっている……》

《後は手引きしてあげるだけです》

《彼なら脱獄させる力量がある》


ヴィナはいつの間にか下着一枚になっていた。


『事が露見すれば私達はU.S. Code 2384(※1)に抵触し、捕まりますわ……』

『そしてトランク大統領とアーデルハイドは親密な関係……!』

『ネオナチの軍隊で、オースティンやアイントホーフェンが埋め尽くされるシナリオすらありますのよ、お兄様……!』


《ははは》

《心配性ですね、ヴィナは》

《トランク大統領はもうじきその座を追われます》

《アーデルハイドは北海道にご執心ですし……》

《反大統領派にとっては今がチャンスと言っても良いでしょう》


ヴィナの谷間に汗が溜まり始める。


『──近いのですわね、クーデターが』


《ええ》

《しかしどっちが勝っても、私のプランには影響ありません》

《勝った方を操り人形にすれば良い》

《そして、アーデルハイドとそのお仲間達を徹底的に叩きます》

《私の創るユートピアには、カリスマもアイドルも、そしてスターも必要ない》


『……それはお兄様の私情ですか?』


《何故……そんな事を聞くのですか?ヴィナ》


ヴィナはオフィスの壁に飾られている、ある人物のサインが入った絵画を見る。


『お兄様……』

『貴方はまだ……あのダヴィンチの生まれ変わりに執着しているのでは……?』

『私は……貴方の立てた計画に反対する気は1ミリもありませんし……』

『合理性を欠いているとも思いません』


《……余計な心配ですよ》

《ヴィナ》


『私はただ、お兄様の【智】が曇ってしまわないか……』

『それだけが心配なのです』

『あの方の才能は天に最も近いが故に、貴方を悩ませている……』


ラロシェルはギターのレプリカを手に取る。

琥珀色の艶が光に反射する。

光は数学の神が作ったかの様な、男の美麗な顔の像を歪めた。


《……私は単に安心したいだけなのかも知れない》

《自分の最も愛するモノは、自分の掌の中に収めておきたい……》

《それだけかもしれない》

《そして、そういう感情を抱くのは決して私だけでは無いハズ……》


『お兄様……』


《私は見たいのですよ》

《どんな数式や芸術作品をも超えた、純粋な【美】を》

《そしてそれを創れるのはミューゼしか居ない》


『……彼女はどれだけ大金を積まれても靡きませんでした』

『お兄様のオファーはアーティストであれば、夢のような条件でした』

『それでも彼女は自由と自律を愛し、度重なるオファーを拒絶した』

『彼女は間違いなく本物です』


ヴィナはオフィスに飾ってある絵画を再びを見る。

そこには『M』と右下に記されていた。

彼女は僅かに微笑みながら言う。


『お兄様が世界を手に入れ、創造主に打ち勝ちたいのは……』

『永遠に美しい(・・・)ユートピアを創る為……ではありませんか?』


《……あらゆる『理』と『感情』と『想像力』が完璧に統合され、融合した世界……》

《そこにこそ人類の種としての特異点がある》

《私はその先を観てみたい》

《例え神が許さずとも、私がそこまで人類を連れて行く積りです》


『……立派な反逆ですわね、この世界と神に対する……』


ヴィナは完全に全裸になっていた。

ラロシェルは言葉を続ける。


《私は人間の可能性を徹底的に信じる》

《真理は人間という存在を、究極に突き詰めた果てにしかない》

《神を妄信し、祀り上げる輩共はこの世から退場するべきです》


ラロシェルは【セムヤザの仮面】を付ける。


【そう、例えばベルナルドとその部下達の様な……】


仮面の4つの眼は妖しく紫色に光った。



~翌日~

~北海道~

~ルスツリゾート遊園地~


『ヒャッホー!!』

『やっぱ遊園地と言えばこれだよなぁ!!』

『ヒョォォォ~~!!』


戦車兵用のヘルメットを被った西洋人の男が、

ジェットコースターに乗って歓喜の声を上げていた。

ヴェルミーナはホットドッグにがぶり付いて言う。


『なぁ、アーデルハイド……』

『アイツ何歳だっけ……』


『ヴィットマンは確か……今年で31よ』


『まるでジュニアスクールのガキじゃねぇか……』

『コーヒーカップで精通した時から変わってねぇのかよ』


アーデルハイドは銀髪をかき上げ、いやらしくソフトクリームを舐め上げながら言う。


『そう言えばヴェルミーナは遊園地は人生で二度目だっけ?』

『何故これまで行かなかったの?』


『……聞きたいか?』


『ええ、是非❤️』


ヴェルミーナはサングラスを外し、眉間を摘まむ。


『……最初は親戚同士の旅行で遊園地行ったんだよ』

『私が16の時で、確かクラリスが6歳だったな』

『要は御守役で行ったんだが……』


『振り回されたのね、ミーナ』


『そうだ』

『その時には既にクソビッチとして完成してたんだよ、アイツは』

『とんでもないワガママっぷりで私を散々振り回した挙句、甘い物が欲しいと言って来てな……』


(今と大して変わらないわね)


『並んで買ってやったソフトクリームを顔面にブチ撒かれた時、遂に私はキレた』

『私はアイツを観覧車に縛り付けてそのまま帰ったんだ』

『で、遊園地には二度と行かなくなった……』


アーデルハイドはクスクス笑う。

ヴェルミーナは観覧車を眺めて言う。


『だが、そこからだ』

『私とクラリスの闘いが始まったのは』

『アイツの悪行は最早数えきれないレベルだが……』

『一番ヒデェのは、軍入隊用の書類を黒人ギャングの家に送り付けやがった事件だな』


『それからそれから?』


『私はギャング共を全員ブチのめして、再起不能にして書類を取り返した』

『完全にドタマに来てた私は……』

『喚くクラリスを全裸に剥いて、バイクの先頭に縛り付けて街を凱旋してやったよ』

『最後は警官達とのチェイスになってた記憶があるな』


アーデルハイドはたこ焼きに爪楊枝を刺す。


『もうムチャクチャね』

『地元でも有名だったんでしょ?』


『毎日7回はケンカしてたよ』

『その内の2回か3回はクラリスが原因だった』

『今はマジで平穏だ』


ヴィットマンは本日4回目のジェットコースターに乗って行った。


『アイツ……ジェットコースターが恋人なのかよ』


その時、遠くから紫色の髪のシックな美女が、二人の元に歩いて来る。


『ようアルグゥ』

『ダンジョンの入口は見付かったか?』


『ダメよ』

『全く手掛かりナシ』

『ガセ掴まされたのかしら』


アルグゥは肩を竦めた。

ヴェルミーナはサングラスを胸ポケットに仕舞う。


『……ヴェルチカのアホがババ引かされたか』

『軍事ブログ更新する前に、テメェの脳みそ更新しとけよクソ』

『いや、情報源が気になるな……』


ヴェルミーナはヴェルチカへ電話を掛ける。


『おいヴェルチカ』

『入口なんて何処にも無ぇぞ』

『テメェガセ掴まされたんじゃねぇか?』

『一体何処の情報屋だ』


ヴェルチカは鼻で笑う。


《ハッ……》

《何を言うかと思えば……》

《私の分析によれば、入口は4か所あるハズですから》

《あと情報屋のイギリス人は先程死体で見付かりました》


『……完全に厄ネタじゃねぇか』

『デトロイトと同じ匂いがしやがる』

『もう砲撃で更地にしちまうか??』


《相変わらず粗暴ですね》

《そんな事したら余計見付からなくなりますよ》


ヴェルミーナはたこ焼きを鷲づかみにし、口の中へ放り込む。

そして飲み下して言う。

アーデルハイドはたこ焼きが無くなったショックで固まった。


『時間が無ぇ、ってのは分かってるよな……クソ片眼鏡』

『あの神気取りのクソインテリが笑ってるぜ』

『アイツは確実に何か企んでやがる、私達に対してな』

『ステイツは内戦寸前だ。そしてアイツは確実に私達の敵になる』


《それは分かってますよ》

《彼は経営のプロであり、先端情報技術産業におけるトップリーダーです》

《でも戦争(・・)に関しては素人も良い所……》

《戦争は大量のリソースを集約出来る方が勝利します》

《しかし……》


アーデルハイドはヴェルミーナへ目線を合わせ、彼女からスマホを受け取る。


【あれだけ計画が分散していれば……】

【当然一つ一つは手薄(・・)になる】

【一方私達がやれば良いのは、マルファ率いるロシア軍と戦う事とその準備だけ】

【ここに来て【コンキスタ・カルテル】との不可侵条約が効いて来てる】


《(はうっ……!な、なんと甘くて淫靡な声……!)》

《(脳が蕩かされるぅ……!)》

《(超国家社会主義アイドルアーデルハイド様万歳……!)》


アーデルハイドはソフトクリームに舌を巻き付かせてしゃぶる。


【ヴェルチカ】

【作って行きましょうか、北海道にネオナチ村を】

【艦隊で動くにしても整備・補給の拠点が必要よ】

【これからは安全かつ、安定的な拠点を持つ者が勝者となっていくわ】

【差し当っては……この遊園地を拠点にしましょうか?】


《は、はい!》

《とても賢明な案かと!!》


アルグゥは遊園地を眺めて言う。


『ご来場頂いたお客様達にはご退場願うしかないわね』

『とても残念だけれど』


ヴェルミーナが緑色の眼を光らせる。


『方法は?』


『映画の撮影って口実で行くわ』

『一応お金は積むけど……』

『運営会社側が頷かなかったらお願いね』


『良し、それで行くか』

『占領しちまえばじっくり探せるしな』

『で、クラリス……テメェ何処ほっつき歩いてやがった』


ヴェルミーナの背後へ、クラリスが空から着地して来る。


『ちょっと資金調達に、ね』

『社会性皆無のミーナには難しい事だし』

『あとラロシェルは日本に来るかもだって』


『……本当だろうな、その話』

『ウソだったら、テメェの小せぇケツ穴に機関銃突っ込んでやるからな』


クラリスは緑色の眼を歪ませ、ツインテールを手で払いながら言う。


『そういう事は処女卒業してから言ってくんないw?』

『それとも寂しいから一人でシてるの??』

『お尻の穴で!アハハッ!』


ミーナのこめかみに青筋が走る。

緑色の瞳が充血した赤に囲まれ、さながら悪魔のような目になっていた。

彼女の赤毛は逆立ち、顔も赤くなって行く。


『テメェコラ、クラリス……』

『クソロシア人共やクソリベラル共より先に……テメェをブチ殺してやる』


クラリスの赤紫色のツインテールが揺らめき始める。


『上等よ、赤ゴリラ』

『暴力だけが取り柄のレッドネックが!』


しかし、アーデルハイドがミーナの手に抱き着いて言う。


【ハイ、ストップ】

【ケンカはそこまでよ】

【皆のアイドル、アーデルハイドからのお願いだから】


彼女はミーナの額に手を翳し、離す。


【怒りよ怒りよ、飛んでいけ~~!❤️】


『……ハァ』

『分かったよ、アーデルハイド』


ヴェルミーナは溜息を付き、赤くなった目や顔が白色に戻って行く。


『アーデルハイド様が言うなら仕方が無いわね』

『……一時休戦しましょ』


クラリスもベンチに座り、メイクを始めた。

ヴィットマンは本日5回目のジェットコースターに乗って行った。


超国家社会主義アイドルアーデルハイドを、これからも宜しくお願い致します。

因みにマスコミ関連は殆どが敵です。

草の根SNSでファンを増やしていく、逆境に負けないアイドルなんだ。


アーデルハイドとラロシェルはこの世界のアメリカにおける二極です。

ラロシェルを支持するのは都市部のインテリや富裕層、専門技術者達や学術界、マスコミ業界です。

一方アーデルハイドを支持するのは、ブルーカラーや貧困層、退役軍人、資源産業、軍需産業です。

中間層はこの二極の間で揺れ動いています。


ヴィナの懸念は正しい。

もしかしたら、合衆国大統領アーデルハイドが爆誕する可能性すらあります。

ラロシェルは市民権こそありますが、外国人なので大統領には成れません。

これこそが大きな違いです。


政治的にはアーデルハイドが一歩リードしています。

スーツ姿の彼女はギャップが凄すぎて、それはそれで惚れる人が出る。

本人は一度就職活動で着ています。


が、全て不採用だったので、スーツを着る事自体がトラウマになっています。

話を進めるとボロが出ちゃうタイプなのでしょうか。

美人なんだけどなぁ。この辺りはハルカと似ているかも。

アーデルハイドはこの時期の話を全くしたがりません。

結構コンプレックスの塊かもしれない。


あとたこ焼きを奪うのは重罪。

6個全部食べれるから幸せなんだ。

そりゃ固まるわ。

でもこの無神経さがある意味で、ヴェルミーナの愛嬌かもしれない。


ミューゼさんは本当の意味でのハイパーマルチクリエイターです。

正直、金で買えるなら安いくらいの才能です。

それが分からないラロシェルでは無いですが……


ここまでお読み下さりありがとうございました。


「面白かった」「次も期待している」「王子やっぱすげぇわ」「何故脱ぐ」「怪しげなプロジェクトが多すぎるだろ」「マジで一線超えてるな、ラロシェル」「ミューゼさん過去に何したんだよ」

「アーデルハイドの影響力思ったよりも大きいな……」「可愛いなこのネオナチアイドル……」「なんだよそのサブタイトル!」「通話でASMR楽しむな」「やっぱり悪魔姉妹だわ」「ソフトクリームおいしいよな……」「ジェットコースターは楽しいからな……」


と、どれか1つでも思って頂けたら、ブクマ・評価・感想頂けると励みになります。

宜しくお願い致します。

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