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ヤンデレのキミ  作者: かき氷・シラー
大学生編
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バレンタインデー

今日はバレンタインデー。

毎年この季節になるとお店はバレンタインデー特集で大盛り上がりだ。

彼女無しの友達はコンビニで女性店員にチョコを渡してもらうと言ってた。悲しいヤツだ。

それ比べて俺は花織からチョコが貰える。

今年はどんなチョコだろう?去年は綺麗なハート型のチョコレートだった。


大学が終わり、家に帰ると部屋に明かりがついている。

今俺は一人暮らしだ。大学近くのアパートに住んでいる。花織には合鍵を渡してあるので好きな時に来ていいと言ってある。

今日はバレンタインだしやっぱりいるよね。


「ただいまー」


玄関を開けると花織が笑顔で待っていた。


「おかえりなさい」


俺より花織が先に家に来ている時は毎回こうなる。なんか夫婦みたいな感じでちょっといい。

花織は後ろに回していた手を前に出してきた。


「はい、バレンタインチョコ⋯⋯」


差し出された手の中にはピンクの箱。去年よりは小さいけど包装も綺麗に包まれている。


「手作り?」


「⋯⋯うん」


やっぱり手作りらしい。


「ありがとう」


⋯⋯その日貰ったチョコを食べると俺の理性が吹き飛んだ。なにか入ってたみたいだ。

近くにいた花織はとてもいい笑顔だったのを覚えている。


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