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甘い恐怖を貴方に

作者: H゛

 日付が変わる少し前、ベッドの上でわたしを誘惑する甘美な言葉がならぶ。




『貴方が好きだ』


『貴方と一緒に居たい』


『君に触れたい』


『君にキスしたい』


『君を抱き締めたい』


『君とひとつになりたい』




 そんな言葉の数々を受け入れた私は、その願いを叶えるべく食べることでひとつになった。


「んっぐ、…おいしい。」


 ひとときで食べ尽くしてしまった。


 我慢なんて出来る訳がない。


 ひとつたりとも残さない。


 すべて私だけのものなのだから。


 


 仕事帰りに寄ったお店でわたしの目を引き付けた、その






 『新商品!愛の囁きチョコレート』。




  ・


  ・


  ・




□ 翌日 昼休み


 仕事が少し長引いてしまった私は同僚が待つ場所へ急ぐ。


 社内にある芝生のスペースで同僚はお昼を始めていたので私も空けて貰っていた場所に座りながら謝り話に混じった。


 話をしながら母手製のお弁当のふたを開けると、ご飯の上に私がもっとも嫌悪する食べ物『ニンジン』で『ひとつになりたい』と書かれていた。


「ぎゃぁぁぁぁぁ!」




おしまい。

練り込みが甘いとの指摘を受けました。

指摘を元に読み直してみれば、確かにと思いました。

思い付きで描いたとはいえ、説明不足が酷すぎたと痛感しています。


その一方で短編小説でポイントを頂くなど始めての事で浮かれています。

読んで頂いた方々に感謝します。

ありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[良い点] キャッチコピーじゃなくてテレビなどのコマーシャルだったのかも知れませんね。そうだとすると、『』の中のはコマーシャル内で流れた台詞であることになって、ちょっときついですが。 [気になる点] …
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