ドラゴン
「これはこれは」
「おめでたいことだな」
「赤飯ってこの世界でもあったか?」
夜。夕食時に自分はレンさんと付き合う事になったことを三人に言った。それを見たアルも、自分もソフィアさんと付き合う事をこの三人に宣言した。
別に彼らは恋愛の神様ではないのだが、何故か言っておかなければならないと感じた。その直感は正しかったらしく夕食後、祝詞を読み上げると言ってきたのだ。
「一気に二組もとなると縁結びの神々も食い付いてくるでしょうに。ここが異世界とは勿体無い」
「いや、異世界だからこそ成ったことだ」
「だな。それじゃあ二人ともお姫さんを守るために強くならなくちゃぁな!」
「「はい!!」」
その心意気とは裏腹にレンさんが質問してきた。
「あの・・・異世界とか神々とか何なんでしょう?」
「こちらの事情なのであまり詮索しないでもらえませんか?」
そう言ってツラナギが引き下がるよう要求したが、アルとソフィアさんも食い付いてきた。
「そういえば、あなた方の服装も見慣れないですし」
「メイド長としてはご主人様の事は知っておかなければなりませんので」
「そういうことでしたら私はギルドとして」
そう言って説明を要求してきたが、タケミカヅチの睨みで聞くことを止めた。
「今日は眠れそうにないな」
そう言ってシナツヒコは、自分とアルを交互に見やった。それがどんな意味をしているのか自分には分かったが、アルにはわからなかったらしい。
「言っておきますけど、付き合ったからってすぐにはしませんよ!」
「わからんぞ?」
そう言って含みのある笑いをしパンを取った。自分もこれ以上言っても無駄だと思い食事を再開することにした。
「「「「ごちそうさまでした」」」」
そう言って手を合わせた自分らにアルとレンさんは不思議そうに見てきた。先程のいただきますの時も不思議という風に見ていた。それを毎日見ているソフィアさんが解説をした。
「この行為はツラナギ様方の国で、食べ物に感謝の意を示す行動です」
「食べ物に感謝?」
「なんだか不思議ですね」
やはりこの世界には、と言うより日本が特別なだけかもしれないが食べ物に感謝と言うのは馴染みがないそうだ。
「全てのものには生命が宿る。それは食事に出される前の肉や野菜にも存在するのです。それを口にできると言うことに感謝するのと同時に、用意してくれた人々にも感謝すると言う意味合いがあるのですよ」
そう言ってツラナギがソフィアさんの説明に付け足した。
「全てのものに命が・・・面白い考えですね」
「私も初めて聞いた時は驚きましたが、今となっては感謝するのが当たり前になったんですよ」
「確かに。家畜とは言え生きているものを殺めて、市場に売り出す為に血抜きをしたり下準備をしたり大変ですからね。感謝されると嬉しいですね」
「まぁ馴染めないならそれでも構わないし、言う必要もない。だが自分が生きるという事は、何かを踏み台にしていることを忘れるな」
「「はい!」」
「随分聞き分けのいい奴らだな。他の奴らなんか信じられないって言ってるのによ」
やはり異文化は馴染めないのだろう。それは良いのだが時偶、その文化を冒涜する輩が出てくることもある。理解出来ないのは分かるし強制もしない。だが、理解できないからと言って冒涜していい訳じゃない。何も知らず冒涜するものは、ここにいる三人が直接制裁を加えるのだ。それで元々少なかった執事隊やメイド隊が更に減っていったのだ。
「自分は卸したりする経験が無いのでどれだけ苦労するのか分かりませんが、感謝されるのは嬉しいですからね」
「私は受付嬢の立場で色々と厄介な事になるのですが時偶、感謝の言葉を言ってくれる方がいるので理解できます」
そう言ってチラッとこちらを見つめた。
「あれ?もしかして他の人って言いません?」
「神堂さんが初めてですよ」
そう言って微笑んだ。それをみた五人が茶化しに来た。
「いやはや・・・もう初めてを奪っていたとは、やりますね」
「根性無しかと思ったが案外やるな」
「どれ。私は経験がないがその時になったら人肌脱ごうか」
「だからそういう意味じゃ無いですって!!」
「そういう意味とはどんな意味ですか?」
どうやら昼の仕返しらしく、アルの表情はイタズラの笑みを浮かべていた。対してソフィアさんはと言うと。
「私もアルと・・・」
と、何やらブツブツ言っているし、レンさんは赤らめて俯いてしまっているし止めてくれる人が誰もいない。
その賑わいを遮ったのはフェリックスさんだ。
「大変です!街にドラゴンが襲撃してくると連絡がございました!」
その言葉に一同、騒ぐのを止めた。が、この三人は違った。
「ドラゴンか・・・一度ぶっ倒してみたかったから丁度いいな!」
「ドラゴン相手なら私が行こう。相手は飛んでいることだし風を操れる私が適任だろう」
「私は遠慮しておきますよ」
そう言ってツラナギはドラゴン討伐に参加しない意を示した。
「それにほら、道影君にやらせれば良いじゃないですか」
そう言って急に振ってきた。何を言い出すんだと皆が思っている中、三人だけお構いなしに話を進めていった。
「確かに強化にはなるだろうけどよ・・・」
「一度異界の上級種と手合わせしてみたかったのだが・・・仕方あるまい」
「ちょっと!自分だけじゃ勝てませんって!」
そう言って抗議した。ドラゴンと言えばRPGでもかなりの強敵である。その常識はこちらでも通用するらしく、かなり強いらしい。
「大丈夫ですよ。もし道影君が食い止められなかったとしても私達がいますし」
それは頼もしいのだが、それなら自分が行かなくてもいいのではと思ってしまう。その思いが通じたのか耳打ちをした。
「ドラゴンを倒せばレンさんは君にもっと惚れますよ」
「よしっ!やってやる!」
なんてチョロいんだろうと自分でも思ってしまうが、そこは若さ故の過ちか。
どうやって討伐するか考えながら、シナツヒコのフライハイでドラゴンの前まで送っていってもらった。
ドラゴンのすぐ近くの広間へと降り立ち、ここで迎え撃つ事になった。
「では君の攻撃が届くように私が叩き落とす。その後は君自身の手で何とかするんだ」
「もし、飛んで逃げていったら?」
「その時はもう一度叩き落とし、そして君が倒す。これなら街への被害も出ず安心だろう?」
「まぁ不安要素の一つは消えましたが・・・本当に倒せるんですかね?」
「それは君次第だ」
王宮騎士団が来る前までにドラゴンと接触出来た。その理由はシナツヒコのフライハイがとんでもない速度を出していたからだ。流石、風の神様だけあって時速100kmは余裕らしい。因みにGや空気抵抗等は、シナツヒコの加護を一時的に受けていたので問題なかった。
「では、行くぞ!」
返事を待たずにドラゴンを叩き落とした。
「ゴギャォ!!」
突然叩き落されたドラゴンは辺りを見渡して自分を捉えた。
「イグニッション!」
イグニッションでその場を離れると火球が飛んできた。それを避け様子を窺った。
まずドラゴンの鱗だ。この鱗と言うのは火や物理攻撃に対してとてつもない防御力を誇っている。鱗には逆鱗という箇所があり、その逆鱗こそドラゴンの弱点だ。まずはそれを探そうとドラゴンの周りを一周したが、暗くそして鱗が細かいので逆鱗がどこかなのか分からなかった。
こちらに興味を無くしたのか再び空へ飛び立ち街へ行こうとしたところを、シナツヒコが叩き落としてくれた。
「あまり時間を掛けすぎていると騎士団がやってくるぞ!」
「わかってますよ!」
自分がドラゴンに対峙しているのは時間を稼ぐためではなく、一人で討伐するためだ。無謀で愚かな行為そのものだが、自分には神の加護が付いている。その加護が付いているのに使いこなせないんじゃ意味はなく、スサノオ探しは到底無理だと言われた。
ツラナギ達と一緒に居て分かったのだが、自分は期待されている。それは加護によるものなのか、自身に対して可能性を見出したのかは分からないが・・・
ツラナギ達の特訓の成果が現れ、イグニッションを連続し続けることが出来た。
そのおかげでドラゴンに急接近し鱗の隙間に剣を突き立てた。
「ギャァオ!!」
どうやら効いたらしくそのまま深く差し込んだ。それを振り解こうと暴れまわり始めた。これ以上この場にいるのはまずいと判断し、一気に距離を取った。案の定、剣を突き立てた場所に火炎を放っていた。あれは魔力によるものなのか、それとも耐熱に優れているのか自身に放たれた炎に何も感じていないらしい。
今自分が覚えている魔法では対処出来ず、新たな魔法を必要とした。だが、この状況では何が有効かは未だ分からず、近づいては差し込み攻撃してきたら離れると言ったヒットアンドアウェイを繰り返していた。
再び空へと飛び、逃げるのかと思いきや火炎を周囲に放った。これでは自分の攻撃は届かず、火炎に巻き込まれてしまう。
それを防ごうと、イグニッションを垂直に使用し擬似的に空へと舞った。これはシナツヒコが空へ飛んでいるところを見て、何とか自分でも出来ないか考えた結果だ。勿論、加護のおかげで魔力が上がっているから出来ることであるが。
そして一気にドラゴンの顔目掛け突進し、目に剣を刺した。するとドラゴンは雄叫びを上げながら地面へと落ちていった。
「私の仕事も無くなったか」
そう言い残しシナツヒコは屋敷へと戻っていった。
シナツヒコが戻っていった事は知らず、自分は奮闘を続けている。ドラゴンに死角が出来たことは好都合だが、火球ではなく火炎で周囲を焼き払っている状況は最悪だ。何とかして火炎を止めようと近づくのだが、それを火炎で阻止してくる。
どんどん動ける周囲が無くなりつつあるが、そんな事は気にせず空を舞った。
「これならどうだっ!」
そう言って魔力を剣に込め無理やりドラゴンに近づいていった。空に火炎を放つがそれを瞬間的に避け、どんどん間合いを詰めていった。
掠る炎を意に返さず、距離は10mまでやってきた。一歩、二歩、三歩とイグニッションで距離を詰め、口に目掛けて魔力を纏った剣で喉を穿つ。火炎は止まらないが火炎は魔法による攻撃だったのか、魔力を帯びた剣で相殺されていった。
ドラゴンの中は他の生物と同じらしく柔らかい。そこを突いた一撃でドラゴンの喉を貫通させた。
「まだかっ!?」
喉を穿った攻撃は瀕死にまで追い込んだが、あと一歩が届かず逃げようと空を飛んだ。逃がさないと言わんばかりに巨大な爆発がドラゴンの羽を直撃させた。
左手で大きく構えた自分は、新たな魔法。パンツァーファウストを繰り出した。名前の由来は兵器によるものであり、元の名と同じく発生速度は遅い。だが、当たりさえすれば一発の威力は現状一番だ。
その魔法を比較的柔らかい翼目掛けて放ち、地面に叩き落とした。
そして、イグニッションで近づきドラゴンの口の中へ入っていった。そして、自身の周りを灰色の膜が覆った。
「その大いなる力で阻むものを全てを粉砕せよ!進化の軌跡、ゼリグナイト!!」
瞬間、ドラゴンの口の中は血だらけになり骨が脳を貫通しグッタリと倒れた。動かなくなったのを口の中で確認し、外へと出ていった。
外郭は傷がほとんど無いが、中はとんでもないことになっていた。そして血をモロに浴びてしまった。そう言えば、血ってどうやって落とすのだろう。そんなどうでもいい事を思いながら、シナツヒコを呼んだ。だが、一向に出てこず嫌な予感が過ぎった。
「まさか戻っていったのか!?」
自分の知らぬ間に戻っていったようだ。もし自分が取り逃がしていたらどうしていたのだろうと思ったが、自分の責任にさせられると思い倒せてよかったと心の底から安堵した。
一喜一憂しながらグッタリと座り込んでいると、王宮騎士団がやってきた。
「これは・・・」
最初に周りを見て、次にドラゴンを見て、最後に血だらけの自分を見た。
「死んでいる?」
「あの少年がやったのか?」
等と色々聞こえたが、疲れたので聞き流していった。その内の一人がこちらへやってきた
「君がこれを?」
「はい」
必要最低限の言葉しか出せなかった。いくら加護の力があるとは言えその力を十分に引き出せずに戦っていたのだ。加護の力を使うと自身に掛かる負荷も相当なもので、今すぐにでも眠りにつきたかった。
「私達に任せていればこんな事にならなかったものを・・・」
そう言って周りの惨状を見た。ドラゴンの放った火炎は周囲を焼け野原にし見晴らしが良くなっている。所々火が燃え移って入るが・・・
「遅かったですからねぇ・・・街の近くで戦闘になろうものなら、被害もさぞ大きかっただろうに」
そう皮肉を言って立ち上がった。
「何が気に食わないかは分かりませんが、ここで戦わなければ街への危険度が上がっていたのかもしれませんよ?そうなった場合どうします?先の騒動の不安も払拭出来ていない今、ドラゴンが近くまでやってきたら」
「貴様ッ!!」
「もういい。下がれ」
「し、しかし」
「命令だ」
「・・・分かりました」
どうやら彼は副隊長らしく、今やってきた人物がこの騎士団の指揮を取っている隊長のようだ。
「君一人でこれを?」
そう言ってドラゴンを指差した。年は若いとは言えないが大きく屈強な体格をしている。その体格を覆っているのは鎧ではなく、チェーンメイルとエルボーのみだ。隊長がこれでいいのか・・・
そんな事はどうでもいいとして、質問に答えた。
「ここまで連れてきた人はいますが、倒したのは自分です」
「ドラゴンの襲来を抑えるどころか討伐してしまうとは・・・君は一体何者だ?」
「何者と言われましても・・・ただの人としか言えませんね」
実際は加護を得た人間なのだが面倒になるので敢えて口にしなかった。
「・・・」
「信じなくても構いませんよ」
「ああ、いや失礼した。疑っているわけではなく驚いていただけだ」
そう言って一礼した。この人は先程の人とは違い話しが分かる人物のようだ。
「気にしてませんよ。それより疲れたので帰りたいのですが・・・」
「すまないが、事が事なんでな。暫くはこのままでいてほしい」
「せめて着替えとか無いですかね?血が付いて気持ち悪いんですが」
「?・・・君に血など付いていないが?」
「え?」
そう言って服を見ると血が付いていなかった。それどころか腕や顔と言った露出している部分にすら掛かっていない。
「どうやって倒したのか聞かせてもらおうか」
「それは構いませんけど、シナツヒコを呼んでもらえませんか?」
「シナツヒコ殿を知っているのか!?」
急に大声を上げた隊長に全員が反応したが、すぐに作業に戻っていった。
「知り合いと言うか師匠と言うか・・・それより何で知っているんです?」
「以前、他二人と一緒に王宮に来ていた事があってな、その時に手合わせをしてもらったのだよ。もしかしてほか二人も知り合いなのか?」
「同じです」
「そうか・・・ならドラゴンを一人で倒したってのも納得がいく」
いやいや、そんなんで納得されても困るんだが。それを口にすることも面倒になり、隊長の受け答えに適当に返事をしていた。
「ドラゴンを討伐し街を救ってくれた事を王宮に報告させていただくが良いかね?」
「構いませんよ。それより、あれどうするんですか?」
適当に返事をし、こちらの疑問を聞いた。
「討伐したパーティーの物になる。今回は君一人だということで、全て君のものになるな」
「持っていく事が不可能なんですが・・・」
「その場合、ギルドが運ぶことになるのだが・・・今回は我々が運ぶことになるな。運ぶまで時間が掛かるから、その間にあれをどうするか決めると良い」
そう言って隊長はその場を後にした。
そして残された自分は、このドラゴンの使い道を考えていた。角や牙で剣を作るのも良かったが、もう持っているし・・・しかしこの剣が本当にドラゴンの素材で出来ているかは分からない。
「角と牙と・・・肉は食えるのか?」
取り敢えず隊長に聞いてみるか。そう言って隊長の所へ向かってみると何やら口論になっていた。
どうやらこのドラゴンを、自分たちが仕留めたと言い張って素材を自分たちのものにしようと企んでいる者たちのようだ。こういった者は古今東西、異世界だろうが何だろうがいるもんだなと思いながら話しかけた。
「隊長さん」
「ああ、君か。使い道は決まったのかね?」
わざとらしく大声で聞いてきたので自分もわざとらしく答えた。
「ええ、決まりましたよ。ただ気になったことが一つあって」
「なんだね?」
急に普通に戻りだした。どうやら先の一派への牽制で言っていたらしい。まぁそれは置いておくとして。
「ドラゴンの肉って食えるんですか?」
「ドラゴンの肉は美味だと聞く・・・だが食した者は、ほとんどいないらしいがね」
「じゃあ、王子様も?」
「ああ。我が国以外の国王も食べたことがないだろう」
各国の王様すら食べたことが無いんだったら、売ったらさぞお金が貰えるんだろうな。
「・・・じゃあ、この肉を売っていただけませんか?」
この肉を国に売ることで装備を新調しようと考えた。
「・・・本気か?」
「全部とは言えませんが、半分くらいなら」
「他の素材はどうするんだ?」
「武器や防具に出来そうなものは全て貰い受けます」
「分かった。早速、陛下とシナツヒコ殿に伝聞するとしよう」
先程のやり取りを見て心配になったんで一応聞いてみた。
「その人って信用出来るんですか?」
「聞かれてたか・・・」
バツが悪そうに答えた。
「心配する気持ちは分かるが、私は彼を信用しているのだ」
「だからその人に任せるんですか?」
「ああ。先程の事は謝罪する」
そう言ってお辞儀をした。どうやら、ああ言った私利私欲の輩は多いらしく、逆に騎士道精神を持ったものは少ないという。だから、そう言った心を持ったものは目立つんだそう。
「まぁ、ちゃんと伝えてくれれば良いですよ」
そう言ってドラゴンの死骸を見つめた。と、ふと目に留まった物を見つけた。
「何だこれ・・・」
最初はただの傷跡かと思ったのだが、近づいていくと柄上の何かが刺さっていることが分かった。それを抜くと光を放ち、そして光が消えた。
「何だったんだ今の・・・」
眩い光だったのだが、どうやら誰も気にしていない。
「何かあったのかね?」
「いえ、ただこの剣が刺さっていたので・・・」
そう言って見せた剣は、文字通り十字をした剣だった。だが、その剣は見た目とは裏腹にとても軽かった。そして何やら文字が綴っていた。
「初めて見たが・・・不思議な大剣だな」
そう言って手渡したらズシンと音を立てて落ちてしまった。
「どうしました?」
「ど、どうしたって・・・君は重く感じなかったのか!?」
そう言ってこちらに柄の部分だけを手渡してきた。自分は十字の剣を軽々と振るうと、信じられないと言う表情をされてしまった。この剣の事はツラナギ達に聞いてみようと思いながら、王宮騎士団と共に街へ戻っていった。




