第4話 精霊がいない!?
やっと精霊がいないことに気づくブラック…
ヒョウリュウはしばブラックは普通の人として、旦那と楽しく過ごしていた。
精霊は普段はただのぬいぐるみ。
私がヒョウリュウはしばブラックになった時にだけ、はしば達はぬいぐるみを抜け出し精霊になる。
このことは、旦那には秘密にしている。
多分、心配するだろう。
私のことも。はしば達のことも。
心配はかけたくない、だから秘密なのだ。
旦那が仕事に行った。
そろそろ、私たちも仕事しよう。
街が平和か?街がキレイか?散歩しながら、ランニングしながら、巡回しようと思ったのに、精霊が出てこない。
どこ行った?
探してみたら「探さないでください」の置き手紙を発見。
本当にどこ行った?
とりあえず、はしば達はヒョウリュウグリーンが大好きだ。
もしかしたら、勝手に会いに行ったのかもしれない…
迷惑かける前にグリーンに会いに行こう。
いや、グリーンに会う前にヒョウリュウマロンブラウンに会って相談しようかな?
ヒョウリュウマロンブラウンは精霊達と仲良しなのだ。
私が気がつかないことも知っているかも。
ブラックはマロンブラウンに相談することにした。
早速、カフェで待ち合わせすることにした。
グリーンにはひとまず、連絡だけ入れておこう。
【精霊がそちらに向かったかもしれません。ご迷惑かけたら、すみません。】送信っと。
【精霊来てないよー】返信早っ!!!
グリーンはマメだよな、本当。と思ったのだった。