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嘘と誠  作者: 虎人狼
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嘘と誠

『嘘は優しい』と彼が言った。

そして彼はこう続けた、『嘘は嘘と気づかれるまで、真実よりも誠だ』と......。

それに感化させられた奴らは、嘘をついた。

自分を守るため、相手を傷つけないため、使用方法はそれぞれだ。

この世はすべてがとまでは言わないが、ほとんどが嘘でできている。

悪党は嘘を付く、そしてどんな善人であれ人生に一度ぐらい嘘を付く。

この話に登場する彼、信条凛しんじょう りんもまた、嘘を付いて生きている。

しかし、誰も彼を咎めることはない。

それは、彼が特殊なにんげんであるからか......?

違う。

それは、自分自身が嘘をついているからか......?

違う。

なんてことはない、彼の嘘は優しく嘘こそ彼の真実だからだ。

こんな彼にも悩みがある。

それは嘘をついていく中で自分にとって何が真実で何が嘘なのか、

自分自身ですら分からなくなってしまった、ということなのである。

こんな曖昧な感情の中で、彼は人生を送ってきた。

小学、中学、そしてこれから始まる高校生活もであろう。

今日は、高校入学式さて何が起きるのであろうか......。


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