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悪逆非道で世界を平和に  作者: ストラテジスト
第14章:恋する乙女の末路

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お姫様たちとの触れ合い

⋇性的描写あり

⋇残酷描写あり

⋇拷問描写あり



「さてさて、今日はお姫様たちと遊ぼうかな?」


 今日はふと思い立って、地下牢で暇してるであろうお姫様たちと遊んであげる事にした。

 何だかんだ拉致してからというもの、ちょっと忙しくてなかなか相手してあげられなかったしね。僕が実際にあの二人に何かやったのって、全裸拘束宙吊り火炙り生中継の時だけだよ。え、その一回がドギツイって? またまたぁ……。


「お~? どこに行くんだい、主~?」


 たまには歩いて地下牢に向おうとすると、道中でクソ犬とばったり遭遇。まあ遭遇したっていうかエンカウントしたっていうか、ともかくどこからともなく現れた。さては僕の足音を聞いて出て来たな?


「ちょっと地下牢のVIPたちと遊ぼうかなって思って。良かったらお前も一緒に来る?」

「行く~っ!」


 打てば響くような答えで頷き、抱き着いてくる。一緒に来るかとは聞いたが、抱き着いて良いとは言ってないんだが……まあ、たまにはいいか。

 そんなわけで犬の散歩も兼ねて、二人で歩いて地下牢の入り口があるリビングへと向かう。トゥーラはこうしてくっついて歩いてるだけでも心底嬉しいみたいで、だらしなく頬を緩ませて尻尾振ってたよ。見た目だけなら可愛いんですがねぇ……。


「そういや僕は一回火刑にしてからは放置してたけど、お前らはどうなの? 何かやった?」


 ここでふと気になった事を尋ねてみる。

 あのお姫様たちは平和になった世界の指導者にするためにしっかり調教しなきゃいけないんだけど、僕はなかなか忙しいからね。大半はトゥーラやヴィオにやって貰う事にしてるんだ。加虐趣味のある二人にとっても楽しい仕事だろうし。


「まあそれなりにね~。物理的に痛めつけて壊すのはヴィオがやっているから、私はもうちょっと趣向を凝らした感じの責め苦で遊んであげてるよ~」

「ほう。具体的には?」

「そうだね~……唐突に豪華で美味しい肉料理を出してあげて、それを数日続けた後、実はそのお肉が自分たちの身体から切り落とされたお肉なんだよ~、って教えてあげたりしたね~?」

「うっわ」


 ご機嫌な笑顔で紡がれるクソ外道なエグイ内容に、さしもの僕もドン引きである。数日続けた後に暴露するのもまた性質悪いね? やっぱりコイツ、僕に対してはドMなだけで根本的にはドSだわ。


「面白かったよ~? 今まで散々美味しそうにがっついていたのに、突然顔を青くしてゲーゲー戻すんだからね~。しかし全部吐くだなんて酷いと思わないか~い? せっかく丁寧に肉を剥いでくれたヴィオにも、それを料理して唐揚げや豚カツ――いや、人カツを作ってくれたミラにも失礼じゃないか~」

「人肉料理なんてものをミラに作らせるお前の方が酷いと思うのは僕だけ? 絶対青ざめた顔でガチ泣きしながら作ってたでしょ」


 偶然なのか意図的なのか、メイドへの精神的苦痛まで与えてるパーフェクトな責め苦。よりにもよってミラに作らせる辺り、たぶん意図的なんだろうな。ベルとか普通に人間食えるから抵抗ないはずなのに、あえてミラに作らせるとか……。


「アハハハハハ~! 何度もトイレに駆け込んで吐きながら一生懸命作っていたよ~!」

「可哀そう……」


 これには僕も同情を禁じ得ない。真っ青な顔で今にも死にそうにふらつきながらも、必死に人肉を調理してるミラの姿が目に浮かぶよ。あの子あんまりメンタル強く無いからねぇ。できれば僕もその光景が見たかった。


「ちなみに私は、主に食べて貰えるのならどこのお肉でも提供するよ~? 主に食べて貰えるのなら本望だ~……!」


 そしてクソ犬は平常運転。服の襟首を引っ張って胸元を覗かせながら、そんな猟奇的な事を恥じらうように口にする。

 これが口だけならともかく、実際にやりそうだから困る。たぶん僕が『じゃあお前のモモ肉食わせろ』って言ったら笑顔で自分の脚を斬り飛ばして献上してくるんじゃないだろか。興奮しながら。


「確かに美少女の胸肉やモモ肉なら少しそそられるけど、お前のはいらん。プリオンじゃなくて馬鹿が移りそうだ」

「ワゥ~ン、残念だ~」


 とはいえさしもの僕もカニバリズムの性癖は無い。なのでイカれた誘惑をしてくるトゥーラの額にデコピンをかましてやり、この話は打ち切りました。

 えっ、もう二度とそんな酷い事お姫様たちにするなって言わないのかって? 良いじゃん、別に。面白いし。






 そんなこんなで、僕らは地下室に移動。サキュバスやら元Sランク冒険者やらを監禁してある牢を尻目に、VIPな地下牢へと向かう。

 しかし大体の奴らは死んだ目をしてるなぁ? 精神崩壊はしないように魔法で対策してあるのにこれか。その内記憶を弄って初心な反応を取り戻してあげようかな?


「――やあ、お姫様たち。ご機嫌いかが?」

「ひっ……!?」

「きゃあああぁああぁぁぁぁぁっ!!」


 なんて事を考えつつ、VIPな牢に顔を出す。そしたらそれぞれ部屋の隅に蹲ってたお姫様たちは、僕らの姿を見た瞬間に絶望と悲哀の表情で悲鳴を上げたよ。特にガチな悲鳴上げたのは魔獣族のお姫様であるアポカリピアの方ね。


「ち、近寄らない、で……!」

「やだやだやだやだ! もうあんな苦しいのやだ! 来ないで来ないで来ないでぇええぇぇぇええっ!!」


 ジェニシィの方は生まれたての小鹿みたいにガタガタ震えながら、部屋の隅だってのに腰を抜かして後退る。アポカリピアの方は頭を抱えて咽び泣きながら子供みたいに喚き散らす。

 うーん、めっちゃ良い反応! 見てて心底愉快!


「めっちゃトラウマになっててウケる。お腹痛い」

「だろ~! この反応がすこぶる愉快なんだよね~!」


 倫理観終わってる僕らは、お姫様たちの反応にお腹を抱えてゲラゲラ笑う。

 最初はあんなに反抗的だった癖に、今はクソほどビビッて今にも漏らしそうになってるのが心底無様。あー、最高っ。この光景だけでご飯三杯はいけそう。


「見た感じ魔獣族のお姫様の方が根は深そうだね。元々の性格やメンタルの問題かな?」

「たぶんそうなんじゃないか~い? ヴィオも私も主の言いつけでバランスよく交互に拷問しているが、これほどまでに反応に差が出ているしね~」


 どうやらトゥーラもヴィオも僕の命令を忠実に守ってるみたいで、気分で片方だけ過剰に拷問する、なんて事はしてないみたいだ。しっかりとバランスよく、交互に拷問して二人にほぼ同一の苦痛を与え続けてるっぽい。

 にも拘わらず、アポカリピアだけこの消耗具合。まあ気の強いワガママお嬢様なんて一皮剥けばこんなもんか。どっかの村娘みたいなオリハルコンメンタルを期待するだけ無駄ってもんだね。


「よーし、それじゃあバランスを保つために、今回は聖人族のお姫様と遊ぼうっと。ほら、出てこーい」

「ひっ!? い、嫌っ……嫌ぁ……!」


 バランスを保つために、僕はジェニシィを遊び相手に決めた。そして魔法で念動力のような真似をして、ジェニシィの身体を牢の出入り口にまで引っ張ってく。

 命令して自分で歩いてきて貰うのも良いけど、ここはあえてこんな形にしました。必死に抵抗する姿が見たかったしね。実際ジェニシィは爪が剥がれて血塗れになるのも厭わず、床に爪を立てて必死に逃れようとしてたよ。

 その光景を部屋の反対側の隅から見てるアポカリピアは、滑稽なジェニシィの姿を嘲笑う――というわけじゃなく、自分が選ばれなかった事にただただホッとしてる感じだった。最初の醜いキャットファイトから考えると、これでもかなりの進歩だよね。

 とりあえず死に物狂いで抵抗するジェニシィの姿が面白いから、抵抗出来るギリギリの力で引っ張って綱引きしようっと。


「……ちなみに主は何をするつもりなんだい~?」

「んー、ちょっとムラムラするから普通に犯そうかなって。お姫様を犯すとか最高の悪行だしね」

「ひいっ!?」

「そっか~……」


 僕の発言を聞いて恐怖の叫びを上げるジェニシィと、何やら微妙な反応をするトゥーラ。

 おや、トゥーラの趣味には合わなかったんだろうか。それとも僕がコイツらとヤるのがお気に召さないんだろうか。いや、そういう感じの反応でもないな?


「どうしたの? 何か不満でもある?」

「いや、そういう訳では無いんだが~……万が一の事があるといけないし、安心安全なレイプをするためにも、護衛が必要じゃないか~い!?」


 などと言いつつ、ガバっと服を脱いで下着姿を晒すトゥーラ。そのツラはどう見ても発情中。護衛とか抜かしてるけどどう見てもそんな事考えてるツラじゃない。ていうか安心安全なレイプって何……?


「……何か尤もな事言ってるけど、お前どうせ僕とヤりたいだけだろ? このメス犬がよぉ?」

「クゥ~ン♪」


 犬耳をわしゃわしゃと乱暴に揉んでやると、トゥーラは感極まったような鳴き声を上げてデレッデレに表情を崩す。本当にコイツはブレねぇなぁ……。

 とはいえこれは悪くない提案だ。護衛はどうでも良いとして、トゥーラが手伝ってくれるならプレイの幅や自由度が増えるってもんだ。両腕を押さえさせたり、首を締めさせたり、そういう事をトゥーラにやらせて僕は遠慮なく腰を振れる。それに和姦と強姦の3Pっていうのもオツなものじゃない?


「まあいいさ。その方が色々捗るのは確かだし、ここはお前の口車に乗ってやろう。護衛は良いからお手伝いは頼んだぞ?」

「ワゥ~ン! 了解だ~!」

「嫌あああああぁああぁぁぁっ!!」


 尻尾振って頷くトゥーラを尻目に、綱引きはやめて一気にジェニシィを出入り口まで引っ張る。爪がバリバリ剥がれた感じの音がしたけど、どうせすぐ治るし問題無し。

 だから僕は牢の出入り口を開けて、ジェニシィの金髪を引っ掴んで引きずり出した。囚われたお姫様に人権なんてもんは無いんだよ。当たり前だろぉ?


「い、嫌っ! 離して! 離してえぇぇぇぇぇっ!」

「パパ、ママ、助けて……! もうワガママ言わないから、良い子にするから、ここから助けてぇ……!」


 そのままトゥーラに抱き着かれつつ、半狂乱で暴れるジェニシィを引きずって、こういう時のために用意してる地下の寝室へと向かう。

 ガタガタ震えながら僕らを見送ったのは、だいぶ性格の矯正が進んでそうなアポカリピアの怯えた声だったよ。心配しなくてもすぐにお前の番が来るからな!



 変な物料理させられたミラちゃんはお料理の後に2キロ痩せました。何ならしばらく悪夢を見ました。可哀そう……。

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