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親友の妹を殺す。それでも、俺は回したい

 かつて水の惑星と呼ばれていた地球は全てがゴミで埋め尽くされた。
 海も谷も盆地も平野も山脈もゴミで埋め立てられ、地球は地平線の果てまで平らなゴミの大地が続いている。権力者や資本家は早々に月へ逃げて、それ以外の残された人々は今もゴミに埋もれた地球の上で暮らしている。
 月の人々はゴミで埋まった地球の二の舞を避けるために、地球の各所と月を繋ぐ物流のパイプラインを作った。
 全ての生産活動は地球に任せて、生産物だけ月に運ばせて、一括で管理し地球に分配している。
 そして、月で出たゴミは物流のパイプで運び、地球に捨てるのだ。
 世界は月と地球を結ぶ輪の軌道を描く物流のパイプラインが確立されてから三百年の間地上も月も進歩のない停滞の時代が続いていた。

 そんな中、ペッドボトルのキャップを作ることに特化した第354工場を中心とした街でゴミ漁りとして日銭を稼いで暮らしていたイツキが奇妙な小瓶を拾った所から世界は僅かに動き出す。
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