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久遠優愛と大切な人。  作者: こいきんぐ
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1章 新しい出会いと再会。

サブタイトルは【】内の方が変わります(もしかしたら仕様を変えるかも)


さて、物語が始まります!下手くそなりに頑張りますが、本当にこれでいいのかな?と思いながらの投稿です。

優しくしてください!


朝、目覚ましの音が鳴っているのに、久遠くどう 優愛ゆうなは起きない。気付かない。

そして5分ほど経った頃、優愛の母、道子(みちこ)がいつもの様に優愛の布団を引っペがし部屋の隅へやる。


優愛はうぅーんと唸りながら、猫のように丸まった。それもそのはず、今日は快晴でもまだ4月初旬なのだ、目が覚めていなくとも肌寒く体は勝手に暖を取ろうとする。


「クシュン」


目を擦りながらようやく目を覚ましほぼ無意識に洗面所に行き、行水のような洗顔を済ませ、雑な手つきで短い髪を櫛でとかしていく。


居間に向かうと母道子と父のゆずるが朝ご飯を食べていた。

久遠家の朝食は日本食が多い、今日は日本食、白米と味噌汁に昨日の肉じゃがだ、これは優愛のお弁当になる。

優愛は朝ご飯は食べない主義だ、母もそれに了解をしている。

が、ヒョイっと向いに居る父の皿の横に添えられている味付け海苔を1枚。


「お姉ちゃんは?」


結衣ゆいは大学まだ先だからって寝てるわ」


「え、なにそれずっこい」


優愛には姉が1人、久遠結衣は今年大学に入学したばかりで授業があるのはまだ先らしい。


「お姉ちゃんの事はいいからあんた、入学式は?時間大丈夫なの?」


「まだ余裕ある、電車が止まらなければ」


「お母さん達式来るんでしょ?めんどくさかったら来なくていいからね」


「馬鹿言うな、こんなに可愛いい娘の入学式に出ない親がいるか、お母さん似の整った顔立ちに、ほんの少し吊りあがったつぶらな瞳・・・客観的に見ても雑誌モデルは硬い」


「こんなに可愛い娘って言っておきながら顔なの!?」


優愛は思わずツッコミんでしまう、素直に愛されているのを喜んだ矢先に予想外の方向からの攻撃が飛んできたから仕方がない。今のは、お父さん照れ隠ししたな?






制服に着替えた優愛。これから通う私立五月商業(さつきしょうぎょう)高等学校の制服は、上下ともに黒紺を基調とした落ち着いた配色、チェックの入ったスカート、そして胸元には学年事に色が違うリボン。優愛達新1年生は赤色となっている。


優愛の部屋は2階にある、コの字階段をトテトテと慣れた足取りで軽やかに降り、右折して玄関へ。


優愛が姿鏡で身だしなみをチェックしていると。


「優愛忘れ物ない?ハンカチは?」


「無いよ〜、特に持っていくものも無いし・・・ハンカチは、まぁいいや」


「あんたそれ年頃の女の子としてどうなのよ・・・まぁいいわ」


親子である。


「んじゃあ・・・行ってくるね」


「はい、行ってらっしゃい」


優愛は玄関から家の外へ1歩また1歩と踏み出して自転車に跨る。




母は知っている、娘が何も話さなかった中学生活を。

母は知っている、1番の親友と疎遠になっていたことを。

母は知っている、家以外では全く物静かな子だと。

母は知っている、家族以外には笑顔を見せていないことを。



母は願った、娘が楽しい学校生活を送れますようにと。



「優愛!!」


優愛は自転車を降りずに振り返った。


「友達出来るといいわね」


優愛は母に下手な愛想笑いと短い返事をして、自転車を漕ぎ出した。





どうでしょう?(何が?)


まだまだ優愛事がよくわからないと思いますが物語の始まりなんてそんなもんですよね。


父親のキャラは今後多分ブレたりしますw許して!


コメントや評価ブックマークされるとモチベーションゲージが上がり、投稿速度が上がります!是非お願いね!

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