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久遠優愛と大切な人。  作者: こいきんぐ
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大人の章 【 2人の娘たち。】

1章の最後書こうとしたら脱線したからそのままいつかしようとしていた内容になったからそのまま創りました。


まだまだお話ボヤけてますが気長にお付き合い下さい。


「「いってきまーす。」」



手を振り返し返事をする、「いってらっしゃい」と。

娘達が自転車を漕ぎ出し、高校へ向う姿に、母達は一安心する。





言葉にしなくてもわかる、娘達より更に付き合いの長い間柄だ。

越してくる前に直接話す約束をしていた。その話を。



「一緒に暮らすことは出来ないかって聞いてきた時は、なに言ってるか分からなかったけど・・・家自体には余裕あったし試してみて正解だった。」

「まさか本当にOKが出るとは思わなかったわ。まだ正解かどうかは早いんじゃない?」

「そんな事ない、これだけでも充分過ぎる。」


えらく、確信的な言い方だ。


道子(みちこ)・・・優愛(ゆうな)ちゃんそんなに酷かったの?」

「最初の頃はね、でも、順応した。」

「どういうこと?」

「あの子、優愛は家族と居る時とそう出ない時で、()()()()()()()るレベルで人が違う様になったの。」

「あんなに明るい子が、他所では大人しいってこと?」

「大人しいと言うよりは、感情を殺してるって所かな。」

「・・・・・・道子。」


少し遠くを見つめるように話した優愛の母、今度は善子(よしこ)、アンタの番よと切り返す。


「わかったわ。」

「で?」

「急かさないでよ・・・。」

「気を使ったんじゃん。」

「ああ、そう。・・・・・・道子の聞いた後だとマシに思えたわ。」

「そんな訳あるか・・・。」


娘が辛そうにしているのにマシだなんて思える訳が無いことを知っている。

その言葉に道子の優しさを感じた。


友里(ゆり)は女の子達から圧をかけられ続けたの。()()()()()()()()()()()って。」

「・・・・・・友里ちゃんにそれは効くわね・・・。」

「そういう事、3年になる頃には気の許せる友達は殆ど居なくなってたわ。」

「そう、もういい、ありがとう。」

「いいえー。」


玄関先で話し込んだ2人は気合いを入れる。

全力で愛する我が子を支えてあげようと。


「「さて、頑張りますか!!!」」



色づく世界の明日から11話観てたら、最後のワンシーンのせいで、創作意欲爆発したから出来上がるの早かったですw

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