設定用語集(第八章)
・国のランク
惑星(魔法世界では1惑星につき1国という単位)毎に、生物が生きていく為の環境的要素と、
魔法の使用環境に応じて管理局がA1~E5に独自にランク化したもの。
これにより魔導士個人の出身と比べて活動にどのような影響があるか判断できる。
基準として管理局の本拠地であるメリオルが中央値のC3とし、離れるほど厳しい環境になる。
ただし、厳しい=即死環境と言うわけではなく、補助があれば暮らしていくことは出来る。
また、Aランク出身者がEランクでの生活が不可能と言うわけでもなく、
あくまでもメリオルから見て厳しいというだけである。
例外としてAランクは魔法環境が低い国が集められているが、稀にこの環境に適した
魔導士が現れると、例外なく魔法に関する異常さが確認されている。
さらにもう一つの基準として一日の時間間隔がランク分けされており、メリオルを基準に
Aに向かえば時間が短く、Eに向かえば時間が長くなる。
この時間の感覚は生物の寿命に大きく影響しており、Aランクは早く成長し早く老いるが、
Eランクは逆に成長が遅く老化が遅い。
・魔力の共有
基本的に魔導士同士の魔力は共有することが出来る。
これは魔力の構造的に、同じ人種であれば同じであるためであり、他の動物から共有することは難しい。
これにより支援型の魔導士が一時的に魔力を共有し攻撃型の魔導士の火力の底上げに貢献したりする。
基本的に対象者と触れる等の接触が必要になるが、麗王の眷属などが使う
守護者の門出等の遠隔での共有を可能にする道具も存在する。
さらにトウヤが作成したデバイスの付属品であるカートリッジは、一定期間の保管を実現させている。
・エンデ
イブ、アダムの故郷。国としてはさほど裕福ではないが、ある程度科学的に発展した国。
石造りが多く王城を中心に幾つか小さな街が存在し、他の国に比べたらかなり広範囲に発展していた。
惑星としての機能を一気に失い、短期間で消滅した。この記録は魔法世界でも初めてで、
今後、似た前兆を確認し、有事に備えるために研究されることになった。
・麗王・体制・会合
年に一度、各王の代表者六人で話し合い国の政治的内容を話し合う会合。
基本的に王とその護衛にあたる七剣徒または身内のみの参加となる。
今回クラリスの離反により急遽開催され、王が全員入れ替わり世代交代が行われた。
・麗王(追記)
■アセビ
前任者バリエガータの采配で筆頭にまで登りつめた一族。
冷静沈着で物事の見極めや優れた観察眼を持つ物が多く、軍師として活躍する物が多い。
ただバリエガータの後任者と名高いフィリは父に似ずかなり不遜な性格で、
地位や権力を笠にかなりやりたい放題であるが、能力は父親似で見極めや観察眼は非常に優れている。
ただ、父バリエガータはそこを問題視しており、他家から優秀な人材を多く養子として迎えている。
その為、血縁としての色は薄い。
■ヘレボルス
褐色の肌と金色の髪をもつ物が多い一族。他家に比べて特殊な肉体を持つ者が多く、
それを活かした独自の接近戦を得意としている。
武闘派で実力があれば認める傾向が強く、元一般人の妃なども多い。
また他に比べてかなり長寿である、病理等の影響を受けにくい、見た目と実年齢が合わない等、
麗王の中でもかなり特出した面が多い一族でもある。
■アクニトゥム
秘密主義が多く、全容がつかみにくい一族。ふと気がつけば成果を出すという場面が多く、
そのような面を良しとする者もいれば、不明な部分が多い事を危惧し信用しない者も多いが、
全体的に反乱の意思は感じず、特に敵視しなければ協力的な一族と考えられている。




