新装備
「シッ!!」
ふぅ、これで6匹目っと。昨日貰った刀にも慣れて来たね。居合切りがし易くなったよ。
<条件を満たしたため〈居合切り〉の進化が可能になりました。〈抜刀術〉と〈納刀術〉が解放されました>
<〈刀剣〉スキルがレベル上限に達しました。進化が可能です>
<〈感知〉スキルがレベル上限に達しました。進化が可能です>
<〈探知〉スキルがレベル上限に達しました。進化が可能です>
<〈忍び足〉スキルがレベル上限に達しました。条件を満たしたため〈歩行術〉が解放されました>
<〈AGI上昇〉スキルがレベル上限に達しました。>
うお、一気に来たなぁ。えっと、進化するにはSPが3必要なのか。SPは確かスキルレベルが10上がるごとに1ずつ貰えるから今は、えーっと、24か。だから、使うのは…〈歩行術〉は5も使うのか。全部で20だね。結構ギリギリだなぁ。まぁいいや、全部進化させちゃお。〈刀剣〉は刀使ってるし〈刀〉でいいよね。
【スキル】
〈刀Lv,1〉〈抜刀術Lv,1〉〈納刀術Lv,1〉〈風魔法Lv,15〉〈解体Lv,28〉
〈鑑定Lv,29〉〈危機感知Lv,1〉〈警戒Lv,1〉〈歩行術Lv,1〉〈AGI上昇Lv,30Max〉
〔控え〕
〈採取Lv,10〉〈火魔法Lv、1〉〈生活魔法Lv、1〉
〈居合切り〉の条件って何だったんだろ?居合切りでモンスター20匹を倒せとかかな?〈歩行術〉は〈足運び〉と〈忍び足〉が条件だよね。まぁなんでもいいや。〈解体〉と〈鑑定〉はもう少しで上がりそうだね。このまま上げようかな。あ、先にスキルの詳細見といた方がいいか。
〈刀〉
刀専用のスキル。
〘斬り下ろし〙
CT:20秒
STR依存のダメージを与える。
〈抜刀術〉
抜刀攻撃時ダメージを2倍にする。
〘抜刀・飛剣〙
CT:180秒
攻撃範囲を倍にして攻撃する。抜刀時使用不可。
〈納刀術〉
武器の納刀速度上昇。
〘納刀〙
CT:300秒
武器を納刀し直前に使用した抜刀術のアビリティのCTの回復速度を上昇させる。
〈歩行術〉
地形に影響されずに行動できる。AGI微上昇。
〈危機感知〉と〈警戒〉は単に性能が上がってるだけだね。〈抜刀術〉のアビリティは使いやすそうだけど、〈刀〉の方はSTR依存かぁ。〈STR上昇〉取った方がいいのかな?でも先ずは魔法上げないと火魔法なんて使ってないもんね。レベリングしよっか。
――ピコン
フレンド通信?誰からだろう?リーダさんだ、装備できたのかな?
『リーダよー。モミジちゃん今大丈夫かしらぁ?』
「大丈夫ですよ。装備の件ですか?」
『そーよ~。完成したから受け取りに来て頂戴』
「わかりました。今から行きますね」
『待ってるわ~』
予定変更だね。装備受け取りに行かないと。だから、どいてね!
「GUAAAAA!!」
「シッ!!」
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「リーダさん、来ましたよ」
「あら、意外と早かったわね。さ、早く着てみて頂戴」
「え、は、はい」
あれ?思ったより軽い
[緋巫女の袴] 品質:C+
VIT:▲
AGI:▲
胴、腕、脚、靴のセット装備。
[紅葉の髪飾り] 品質:C
AGI:▲
紅葉を模った髪飾り。
「どうかしら?上は袴の形にしつつ、下は動きやすいようにスカートしてるわ。靴はブーツにしてみたのだけれど」
「凄い動きやすいです。ありがとうございます」
「ふふ、こちらこそ楽しかったわ。あら、武器も変えたのね。それ、テツの打ったものでしょう?少し見せてもらえないかしら?」
「いいですよ。テツさんとお知り合いなんですか?」
「ええ、βのころから一緒に色々やっていたから」
[凪(打刀)] 品質:C+
ATK:▲
AGI:▲
玉鋼で打たれた打刀。抜刀し易い工夫がされている。
「相変わらず、いい仕事をするわ。これは負けてられないわね。はい、ありがとう」
「こちらこそいい装備をありがとうございました。それでは」
「ええ、またいらしゃい」
またいい装備もらっちゃった。ツクヨたちへのお礼ホントにどうしようかな。とりあえず、装備も揃ったし森の奥進んでみようかな。行きながら考えよ
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ふぅ、今ので何匹倒したかな?
<〈解体〉スキルがレベル上限に達しました。進化が可能です>
やった、〈解体〉も進化できた。あとは〈鑑定〉があと1で進化できるんだけど。だんだん霧が出てきたみたいだし引き返そうかな。
[*******の卵]
あれ?今、何か鑑定に引っかかった?
[*******の卵]
やっぱりあった。けど、なにこれ卵?鑑定のレベル足りないのかな?
<〈鑑定〉スキルがレベル上限に達しました。進化が可能です>
あ、上がった。進化させたらわかるかな?
[魔**フ**二**の卵]
全然わかんない。どうしよう、もっと安全な所に置いてあげた方がいいかな?…う、意外と重い。運べるかなぁ?
―パキッ―
パキ?
ーパキパキッ―
え?ちょ、ちょっと待て!?羽化!?生まれちゃうの!?このタイミングで!?
―パキッ―
「ぴぃー」
「う、生まれちゃった…」
≪プレイヤーが幻獣を発見したためテイムが可能になりました≫
え、これってワールドインフォメーションってやつだよね?しかも幻獣って…まさか
「あなたは幻獣なの?」
「ぴぃー」
うん。わかるわけないよね。あ、生まれたら鑑定できるとか…流石にそんなに都合のいいことない、よね。
[魔龍・ファヴニール(幼体)] Lv,D
〈魔喰いLv,1〉〈噛みつきLv,1〉〈吐息Lv,1〉〈魔耐性〉
魔龍・ファヴニールの幼体。魔力を喰らうため食事を必要としない。ファヴニールの吐息は生物の魔力を暴走させて死に至らしめるが、幼体のため効力が無い。
うん。どう考えても幻獣だよ。しかも龍種の。てか本来のファヴニール怖すぎるんだけど!?そもそも何でこんな所に卵落ちてるの!?しかも羽化するし。この子どうしたらいいの……
「ぴぃー?」
「もー、あなたのことで悩んでるんだよー!」
はぁ…ホントにどうしよ。あれ?MP減ってる。食べられたのか。はぁ…
<[魔龍・ファヴニール(幼体)]があなたを認めました。テイムしますか?>
今度は何ぃ?もうめんどくさいから<はい>でも何でもいいよ…
<テイムに成功しました。名前を付けてください>
あー、うん。名前ね。なま、え…名前?なんの?どうしたらいいのか考えてて何かのインフォが来て<はい>を…押し、て…おし………押しちゃったの!?私!?しかもさっき成功したって…名前って…
「ぴぃー?」
…これはもう名前を付けるしかないやつだね。はぁ、成龍になったらLv,SSのモンスターをテイムしちゃったとかばれたら絶対大変なことになるよ。
名前はそうだなぁ
「あなたの名前はジークだよ」
「ぴぃー!!」
「え、なに!?」
ま、眩しい。何でいきなり光が?…おさまった?一体何が起こったの?あれ、ジークは?
「痛っ」
右手に痛み?なにこれ?
[ジークの刻印]
ジークを呼び出すことができる。
「おいで、ジーク」
「ぴぃー」
ホントに呼べた。はぁ、今日は疲れたよ…
≪ワールドクエストが開始されました≫
もう、何なのー!
PN:モミジ
【装備】
武器:凪(打刀)
防具:緋巫女の袴
紅葉の髪飾り
【スキル】
〈刀Lv,3〉〈抜刀術Lv,5〉〈納刀術Lv,2〉〈風魔法Lv,24〉〈解体Lv,30Max〉
〈識別Lv,1〉〈危機感知Lv,3〉〈警戒Lv,3〉〈歩行術Lv,5〉〈AGI上昇Lv,30Max〉
〔控え〕
〈採取Lv,10〉〈火魔法Lv,1〉〈生活魔法Lv,1〉
SP:2