プロローグ
初投稿です。よろしくお願いします。
2030年4月9日
入学式が終わり私、三日月 秋葉は高校生になりました。どんな高校生活が待っているのか夢が広がります!
「秋葉、帰りにうち寄ってかない?」
「?、何かあったけ?」
「俺たちからのちょっとしたサプライズだ」
話し掛けてきた二人組は、私の親友の幼馴染で、見た目爽やかなイケメンが和泉 亮で、おしとやかなお姉さんって感じの女性が月島 凛という。
二人とは、幼稚園からの付き合いで、家も近所で今でもよく遊んでいる。高校も割と近く、学力が合っていたため、三人一緒に同じ高校に進学した。
「・・・いいけど、サプライズ?」
「そ、まぁとにかく早く帰りましょ」
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「これって・・・」
「そう、VRヘッドセットよ」
凛の家に着いてから渡されたのは最新型のVRヘッドセットでした。開発台数がまだ少なく、発売されたものは即完売。予約が殺到して入手出来ないはずなのに・・・
「何であるの?」
「俺がRFLOのβ版最後の大会で準優勝した景品でもらってな。俺と凛はβ版やってたからヘッドとソフトは持ってんだ。」
「だから秋葉に上げて一緒にRFLOをやりましょ、てことにしたのよ。」
「流石にもらえないよ」
「いいんだよ。それにもらってくんなきゃ埃被るだけだから、そっちの方が勿体無いだろ?」
「むぅ・・・わかった。今度何かお礼するよ」
「そんなに気にしなくてもいいんだけどな。んじゃ、とりあえず設定だけ先にやっちまうか」
「そうね、あと1時間もしたらRFLOの公式生放送もあるし面倒事はさっさとやっちゃいましょ」
二人の言う通りVRヘッドセットの設定をしてしまいましょう。ゲーム自体は4日後の土曜日から始まるみたいだけど。VRゲーム初めてだけど大丈夫かなぁ、心配だけど最悪二人にお願いして教えてもらえば・・・大丈夫だよね。お礼を何にするか考えて置かないといけないなぁ。
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あれから1時間かけて設定を終わらせました。ゲームの方はプレイヤーネームだけは先に決めれるみたいだったので[モミジ]にすることにしました。ちなみに二人のPNは亮が[ケイ]、凛が[ツクヨ]だそうです。
「お、そろそろ始まるみたいだぞ」
『皆さん、初めましてReal Fantasy Life Online開発の一番偉い人の内山 広人です。まぁ、偉いと言っても各分野の話を聞いて少し指示を出すことぐらいしかしていないので、何か偉い人とでも思って頂けたらいいです。
さて、皆さんが楽しみにしてくださっているRFLOに着いて軽くご説明いたします。まず、β版では実装されていなかった今作品の目玉についてから。今作品では超高度のAIを使用しているためβ版とは違いRFLOの世界の住人であるNPCは決まった動きをすることはありません。つまり住人たちはあの世界で「生きている」のです。もし、何らかの形で住人が死んでしまえばその住人が生き返ることはありません。なので、皆さんには本当の異世界に来たと思ってプレイすることをおすすめします。
次に、武器とスキルについてです。皆さんには初期設定時に初期武器とスキル10個を選んでいただきます。武器や初期段階で選べるスキルの種類については公式ホームページに書いてありますので詳しくはそちらをご覧ください。今後スキルが増えていくと思いますが10個目以降のすきるについては控えに入りますのでご注意ください。
最後にステータスについてです。今作品ではステータスの数値は行っておりません。ですので、上昇は▲下方は▼で表してあります。ステータス上昇系のスキルについては上げれば上げるほど人間離れした動きができるようになりますので頑張って見てください。ちなみに、一部スキルはある行動をすることでレベルを上げることができます。例えば、〈STR上昇〉であれば筋トレをすることでレベルを上げることができます。
このように色々なことをすることができますので楽しんで下さい。おっと、一つ忘れていました。β版とは違い満腹度システムがありますので詳しくはゲーム開始後のヘルプをご覧ください。
それでは、良き異世界ライフを』
「聞いてた感じだとβ版と結構違いがありそうだな」
「そうね、これはβテスターだからといって安心出来ないわね」
「取り敢えず武器とスキル決めちまうか」
「秋葉も一緒に決めましょ。わからないところがあったら教えてあげる」
「うん、ありがと」
まずは武器から決めようかな。えっと、剣に刀、大剣、短剣、槍、棒、杖…って多いなぁ。うーん、どうしよ。使えたら格好良さそうだから刀にしようかな。次はスキル…も多いよね。刀使うから〈刀剣〉は必須。魔法も使ってみたいから〈風魔法〉と〈火魔法〉取ろうかな。後は、〈鑑定〉、〈探知〉、〈採取〉もあった方が便利かな。ん?〈感知〉は攻撃されそうになったら気付くスキルみたいだしこれも取ろうかな。後3つかぁ、どうしようかな。〈足運び〉と〈忍び足〉にしよ。あとは…
「ねぇ、凛。ステータス上昇スキルって取っといた方がいいの?」
「取って損はしないわ。私は魔法メインでやるから〈INT上昇〉は取ったわよ」
「そっか、ありがと」
それじゃあこれ取って、よし!
「終わったぁ」
「ん?終わったのか。ちょっと見せてくれ」
「私も見たいわ」
「いいよ、はい」
PN:モミジ
武器:刀
スキル
〈刀剣〉〈風魔法〉〈火魔法〉〈鑑定〉〈探知〉
〈採取〉〈感知〉〈足運び〉〈忍び足〉〈AGI上昇〉
「秋葉、お前暗殺者にでもなるのか?」
「なっ!?ひどい!暗殺者になんてならないもん!」
「わ、わりぃ。冗談だから怒るなって」
「酷いこと言う亮は置いといて、私の見せてあげる」
「うん、そうする」
「ちょ、マジで悪かったから、俺のも見せてるから許してください」
「「ぷっ」」
「おい!?」
「ごめんごめん。あまりにも慌てるから面白くて」
「ええ、面白かったわ。はい、これが私が選んだスキルよ」
PN:ツクヨ
武器:杖
スキル
〈棒〉〈風魔法〉〈水魔法〉〈魔術〉〈探知〉
〈鑑定〉〈感知〉〈魔力感知〉〈MP上昇〉〈INT上昇〉
PN:ケイ
武器:剣
スキル
〈刀剣〉〈防具〉〈投擲〉〈鑑定〉〈探知〉
〈感知〉〈号令〉〈STR上昇〉〈ATK上昇〉〈AGI上昇〉
「二人とも前衛と後衛って感じのスキル構成だね」
「最初なんて皆こんなもんだろ」
「そうなの?まぁ、いいけど」
「お前ってホントに興味ないことにはとことん興味を示さないよな」
「ふふ、それが秋葉だもの」
「お腹空いたし、今日出来ることもう無いなら帰るよ」
「ああ、あとはサービス開始までやること無いな。あ、そうだ。当日は混むだろうから2日目に噴水前で集合な」
「りょーかい。じゃあね」
「俺も帰るわ。またな」
「ええ、また明日」
いきなりゲームやることになったけど楽しみだなぁ。後で色々調べてみようかな。
ステータスについて以下の通りで今後書いていきます。
HP:体力/ヒットポイント
MP:魔力
STR:筋力
ATK:攻撃力
VIT:防御力
INT:魔法攻撃力
MID:魔法防御力
AGI:俊敏値
DEX:器用度