めっちゃ気になるけど考えた本人が書くとは思えないのでやってしまえと思った。後悔はしないことにした【エゴ】
知ってる人は...お前らも気になるだろ?
なら自分でやるしかねぇんだよ...
人工森林地帯のエリア34
ここは上位市民達が森林浴をするために多額の費用を積み重ね、理想に理想を追求し作らせた胸糞悪い理想郷。
ここの製作に関わった下級の職人達は上級市民の我儘に付き合わされ、3世代ほど通常の給料で3倍の仕事量をこなさなければならなくなったのだ。
だが、1番の原因はこの世界を支配している機械共のせいでもある
今や温度や湿度、人の健康状態や政治運営や人口密度に至るまで機械が指示を出し、仇なす物を排除し、管理しているのだ。
そして人口をオーバーした場合どうなるか。
その結果が下級市民である。
「こちらC-23、目標地点に到着。オペレーターの指示を待つ」
『了解、そのままC-24,25を待て』
そんな森の中にいる彼はCランク戦闘兵C-23
個と自我の主張を掲げるレジスタンスの鎮圧部隊に配属された下級市民である
いや、だったと言われるべきか。
彼らはそのレジスタンスの救済目標である個と自我を奪われ続けている哀れな゛モノ゛なのだ
数分後、サブミッションを終えたC-24,25が合流し、メインであるレジスタンスの排除。
まだまだ人の争いが絶えず、終わりの見えないその世界
そんな世界を覗き込んでいた神が気まぐれを起こした
「こちら部隊C,目標を補足」
炸裂する音と共に鉛玉が人々を貫き、硝煙が上がる
レジスタンス達は信念虚しく倒れこの世を去ったのだ。
その時
【磁場の乱れを確認 重大なエラーが発生】
C-23の人工知能型戦闘支援システム
通称エイダスが珍しく動いた
「こちらC-23。オペレーター、対応を求む」
『質量の増大を確認原因不明。対応不──』ゴンッ
「こちらC-24正体不明の車両と接触によりC-23の損失を確認。新たな人的資源の補給、及び原因の究明と対応を求む」
『了解』
かくして、神のイタズラによりC-23と呼ばれたモノはこの世界から消失した