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未亡人とはエッチな響き、あれは嘘だ、殴るし蹴るし吹っ飛ばすぞ~

ここまでのまとめです

未亡人て何となくエッチな響きだよね。しかしあれは嘘だ!所詮男どもの作り上げた願望だ、偶像だ。そんな感じで殴ってぶっぱなして何かやべえ未亡人異世界物語も第一部中編までを終えたので後編に向けてしばらくは補則と主人公二人を除いた各登場人物の掘り下げ短編を描きます。

基本は変わらず「小娘の時代は終わった!時代は未亡人だ」

女は強し、男は弱し「転生したら最強?ハーレム?そんな都合の良い話あるか!もがいて苦しんで噛みついて強くなれ」

まあ実際普通の日本人が異世界行ったらチートあってもすぐ死ぬだろうし。


お品書き(予定)

・アホ役令嬢とおじーちゃんの苦悩

おじーちゃん先生事、ローレンと残念すぎる孫娘のお話

・マーニと大切なもの

凍てついた微笑の神官長かつ謎多き女マーニのお話

・チビスケの冒険

現世からの転移やら神狼やら色々ありすぎる黒き犬のお話

・レイエンダと魔王ちゃんとミニマムスケのお散歩

いずれ王になるレイエンダと500年引きこもりだった魔王ちゃん事、デュート・エンドリヒのちびっ子コンビとチビスケから分離した謎の犬、ミニマムスケのお話

・魔神さん奮闘記

異世界に来て400年、魔神さんのお話

・洞穴の女神、母になる

真っ直ぐ不器用な戦女神の出産と明るい家族計画のお話

・真域の二人とアポカリプス・カウンター

パンツ一丁の痴女神と冥界の女王の中の女王の世界終末対策のお話



登場人物と世界観

けっこう色々増えたのでまとめます


天秤

世界のバランスを担う軸。バランスが崩れると世界に何かしら影響を与える。最悪の場合世界の滅亡に繋がる


現世

淘汰されていくなかで残った科学の発展した地球。要するに現代


異世界

淘汰されていくなかで残った魔術の発展した地球。要するにみんな大好き剣と魔法の世界(ぬるくない)


どちらも地球でありどちらが表でどちらが裏とかはない。表裏一体天秤によりお互いバランスを取り合っている。


現在は魔術世界が危機でありこのまま時がたつと世界は終末を迎えてしまう、らしい。あらまあ大変。


神界

名を残した人間が来る所。多くの神々が居る世界。わりと平和。最近主神がセクハラで冥界に送られたけど特に何もなく平和。


冥界

罪人など多くの亡者が集う魔境。のわりには平和。女王「どうせなら楽しいほうが良いだろ?しょうもない奴は我が滅すれば良いし」


神域

通常は神界や冥界から次の生に移行するが神界や冥界で名を残した者が至る狭き門。そこそこ至ったものは居るが大体みんなどっかに行ってる。まれに現世から飛び級で至る場合有り。


真域

最上位の存在が至る最高位の領域。世界を支える柱、次元、時間、空間を背負い天秤に干渉出来る。ここに至る条件は謎だがそもそもほとんど至る者が居ない。


フッカーヤ王国

異世界にある王国の一つ。王都と各街や村で成される。聖エメル教徒がほとんど。通貨単位もエメル。王さまが死んだり腐ったり魔族との小競合いでかなり荒んだ時期も有ったが最近復調の兆しが見えてきた。何でか知らないがネギがおいしいらしい。


王都

前王時代は荒れに荒れスラム街や貧民街も広がりその辺に死体が転がっていたりと腐臭が漂っていた。今はわりと平和で活気付いて来た。復興の日々。

歴史ある大きな城が有ったが誰かさんが謎の光を放って七割くらい消滅。残りも解体され今は予算の都合で二階建てのちっこい城になった。山や海や川も近く普通にやれば発展する立地。

国王代理「良い町だよね。娘も連れてきてあげたいなあ」


トーネ川

大きな川。フッカーヤ王国と魔族領の境界線。水は綺麗でそのまま飲める。大水脈。大橋には砦があったが誰かさんが破壊した。


魔族領

魔王が治める土地。様々な種族が住む。現在は人間との小競合いが続く。姿形が違うだけで魔族=悪ではない。


魔王城

いつからあるのか分からない黒い古城。暗い森にひっそり建つが別に罠も無いしお化けも出ない。古いから黒ずんだだけです。

魔王「人間は来るな!べべ別に怖いからじゃないぞ!」


魔物

最近異様に多く涌き出るモンスター。本能のままに生き人も魔族も襲う。何故かここ数年、統率の取れた群れで行動的するようになり人間も魔族も手を焼いている。世界を乱す原因の一つと推定されている。


魔術と魔法

魔術とは術式を組み上げおもに自然の力や神々の力を借りて発動する。

魔法は無から有を生み出す奇跡。おもに神々の力。神気とも呼ばれる。


登場人物


獅童アイカ/獅子王アイラ

獅童アイカが本名だがどこかの痴女女神のせいで異世界では獅子王アイラと呼ばれる。

出身、日本。種族、人間。性別、女。年齢、そろそろ26才。

家族、両親、娘。一人称、私

大好き、娘、チビスケ、???。

好き、両親、フッカーヤ王国のみんな

職業、OL→国王代理

本作の主人公にしてヒロイン………のはずがヒロインぽさが無くなってきた。ロングの赤毛にややつり目、目鼻立ちも良く自他共に認める美人。身長173センチ、スタイルも良くモデルと間違われる。全裸ちゃん事真域の神エメルに世界を救うよう頼まれて仕方なく異世界に来た未亡人。高校生時代は血染めの獅子と呼ばれた色々逸話を残した伝説の不良。本人は自覚がない。パトカーでドミノ倒しをやったのも「お巡りさんに乳揉まれたから」だそう。(実際は乱闘の最中たまたま触れただけ)

大学在学中に結婚、妊娠、出産したため一年間休学。旦那はすぐに亡くなりろくに覚えてないし思い出せない。

基本的に全ての面で天然最強チート。身体能力、魔力共にカンスト知らずで成長しており人間なのかあやしくなってきた。頭を使うのは疲れるから苦手だが実は国立大を主席で卒業している。最近何故か若返ってきて余計人間離れし始める。全盛期の肉体に近い二十歳前後と間違われる。基本素手で戦う。剣は異世界に行ってから習ったがすでに達人レベル。センスだけでも大体使いこなせる。魔力も相当蓄えてはいるが制御不能。さらに魔術ではない謎の力を放てるが制御不能のため現状ただの歩く火薬庫になりがちなので使用禁止中。明朗快活だが喜怒哀楽も激しく今時珍しい感情を表に出すタイプ。泣くときもある。特に命を大切にする。幽霊が苦手。自分の色恋は一線引いていてみんなを見守っている。

自称「ちょっとやんちゃな可愛い美人な未亡人」はまだいいが

「マジカル未亡人、狼ライダー」はどうかと思う。

エメルからの祝福でやることやり終えたら元の世界、元の場所、元の時間に戻れる。フッカーヤ王国での日々も悪くは無いがやはり愛娘に会いたいので「早く帰りたい」

強くて可愛くて美人で母性もある女性としてもほぼ最強である。

特に純粋な子供には弱い。

「世界を救うって結局なんなんだろうね?まあ何が来ようがなんとかなるかな?多分、おそらくきっと!」

命のやり取りは苦手。殺すだの殺されるだの命は軽々しく扱ってはいけないと言う信念がある。

ただしもし彼女が完全にぶちギレ暴走したらどうなるか分からない。危うい面もある。


小石川時雨/ジーグ・リトルストーンリバー

本名、小石川時雨、異世界では横文字がかっこ良いかなって自分で考えてジーグ・リトルストーンリバーと名乗る。

出身、日本。種族、人間。性別、男。年齢、19才。

家族、両親、弟。一人称、僕→俺

大好き、ヨルデ。好き、アイカ、弟、グレッグ

職業、大学生→洞穴の浮浪者

・主人公その2。アイカが異世界にスカウトされた際、一緒に居たので自らの意思で異世界に来た。小さい頃からお隣さんのアイカに憧れていて恋だと思っていたが憧憬だったと気付く。

世界を救うらしいアイカのためにいつかはアイカを救う英雄になりたいと願う。願っただけで叶ったら苦労ないよね。身体能力すべて平均以下。魔力0。才能無し。エメルからは「ミジンコ並みの力も感じない」と言われた。エメルから受けた祝福により死んでも生き返る。一見チート能力だが死ぬのは毎回痛いし苦しいし気持ち悪いしでろくなもんじゃない。要は死ぬ苦しみを無限に味わえるだけである。俺YOEEEなので異世界に来てからアホみたいに死にまくり幸運値も極めて低いためあまりに理不尽過ぎて一時期荒む。が、戦女神ヨルデとの運命の出会いにより自ら自分を見つめ直す。土臭く泥臭く鍛え上げヒョロヒョロだった肉体も逞しくなり剣もそれなりに扱えるようになった。流した血と汗は無駄じゃない。最近は月に三回くらいしか死なない。農耕流と言うダサい剣術を開発。「ダサくねえよ‼️」

知らないうちにヨルデに童貞を奪われた。挙げ句の果てにヨルデが妊娠した。ただし自分でも知らないうちにヨルデが大事な存在になっており今では相思相愛。もうすぐ父親になる。他人と比較したことが無いので知らないが夜のあれは超英雄クラス。時雨に取ってはヨルデ、マジ女神。

もちろんアイカが困ったら助けに行くのも忘れていない。現在王都近くの洞穴に住んでいる。

基本的に流され人生。影薄い。努力型。

「異世界に行けば俺TUEEEなどまやかしだ。勘違いは即、死に至るぞ。気付いたらハーレムなんてウソだ。でも頑張れば凄い美人と結ばれたり出来る」


チビスケ(神狼フェンリル)

出身、日本。

種族、犬(雑種)→神狼。性別、男。年齢、12歳くらい

家族、アイカ。一人称、ボク

大好き、アイカ、アイカの両親。

好き、悪くなければ種族問わず好き。

職業、小型犬→規格外大型犬→神狼フェンリル

黒き神狼。もふもふふさふさ。額には流星のような傷痕がある。通じあった人間や魔族とは会話が出来る。

元々はアイカが現世で飼っていた黒い小さな犬。額に怪我を負い死にかけて居たところを中学生時代のアイカに助けられる。そのままアイカに飼われる。しかし元々心臓が弱く3歳で現世を去る寸前で真域の神、エメルに出会い「大切な人を守れるように強くて大きくなりたい」と願い異世界へ。規格外大型犬になり色々冒険していた模様。ワーウルフ達には「犬帝様」と呼ばれ他の魔族達にも一目おかれていた。本人は「そんな大したものじゃない」と謙遜しがちだが魔族界のワンニャン戦争を和平に導いたりしたらしい。

異世界にてアイカと8年ぶりに再会。再び行動を共にするもガワダーニ戦でアイカを庇い死滅。したはずがまたもやエメルに助けられる。チビスケは極めて純粋な魂の持ち主で神域に至る資格があったためである。試練を受けて見事に空席だった神狼フェンリルの座を継ぐ。死にかけの子犬から神狼になっちゃった何か凄い犬。エメル曰く「真域に至るのも時間の問題」

神狼になった際、尻尾が11本に増えた。これはチビスケに流れる血の種類分あるらしい。一時期チビスケは自分が雑種であることを恥じていたがアイカに「雑種はいろんな血の良いとこが混じったサラブレッド」と言われ自信を持つ。

能力的にはぶちギレアイカを除けば最高位の存在であり冥界の門番ケルベロスを余裕で倒した。

異世界でのアイカの一番の心のよりどころでありチビスケ自身もアイカが一番大切。アイカはチビスケが人間だったら絶対惚れてると言い切る。

チビスケ唯一の欠点は時雨があまり好きじゃない。何故なら現世にいた頃いつもアイカにくっついていた時雨がチビスケにとっては邪魔臭かったから。ちょっと嫉妬。


真域組


アイネス-エメル

出身、?。種族、?。性別、女。年齢、500才~5億才。

家族、?。一人称、ワシ

大好き、スカーシャ、純粋な物。

好き、世界。

職業、真域の神

次元、時間を背負う神の中の神。自分でも何年神をやってるかあやふや。基本全裸だったがパンツは履くようになった。

一見ぐうたらなダメダメ神だが実際は色々頑張っている、多分。

アイカと時雨を異世界に送った。世界に異変が起きると有能な人材をスカウトしにやってくる。と言うか神隠しとかはだいたいコイツのせい。迷惑さん。

銀髪、深紅の瞳の美人だが胸は残念賞。本人曰く「感度良好」

どちらの世界の文明も扱える。あらゆる神気を操れる等優秀なのだがパンツ一丁でテレビ見ながらゲームやりつつお菓子食べてゴロゴロしてる事も多いのでポンコツ扱い。

真域の神はあまり世界に干渉出来ない。何故なら組みしたほうを必ず勝利に導いてしまうから。それだけの力がある。

彼女を通して世界に受理された願いは必ず叶うらしい。

ただし色々うっかりが多く言い忘れも多い。

うっかりさんランキング、不器用女神ランキングなど残念な女神ランキングで一位。

尚、異世界の聖エメル教とは彼女を信仰している宗教。


アイネス-スカーシャ

出身、冥界。種族、神。性別、女。年齢、聞くな!。

家族、母。一人称、我

大好き、エメル、強くて悪い奴。

好き、世界。

職業、真域の神、冥界の女王

エメルと並ぶ真域の神。空間を背負う。エメルが時間、次元の二柱を背負う事により弱っているのを見かねて時間を半分背負う。

幼さが残るエメルとは違い黒髪に深紅の瞳、胸もある大人美人。ボンテージやビスチェ、レザーの服を好む。

エメルと違い冥界の伝説的な女王スカサハの娘でありさっさと神域まで辿り着く。そこでエメルと出会い腐れ縁が始まる。真域にはエメルが先に至りちょっと悔しかったが何だかんだ仲良し。

尚、母が隠居したため冥界の女王も引き継ぎ亡者達を更正している。女王の中の女王と呼ばれている。

美人、色っぽい女神ランキング等は見事に一位。

怖そう、殺されそう、ドSそうランキングでも一位。

最近母親が妊娠。

「はあ、この歳で姉になるとは………」



フッカーヤ王国組


ジュリア-ブロンデル

出身、フッカーヤ王国、クザーツ街。

種族、人間。性別、女。年齢、19歳

家族、祖父、祖母。一人称、私、ジュリア(幼少期)

大好き、アイカ、マーニ、おじーちゃん、おばーちゃん

好き、悪くないヤツは大体みんな好き

職業、近衛騎士団長→王国騎士団長

長い透き通るような金髪に赤い瞳の若く凛凛しい騎士団長。剣に生き剣に身を捧げる。だったはずがどんどんアホになっている愛すべきバカ野郎。アイカをお姉様と慕い何かとすぐ「姉妹の契り」を結びたがる。何をもって契りなのかは謎。何度も襲っているがその度に殴り飛ばされている。安心の耐久性。

マーニとは幼なじみで親友。父母は死去。おじーちゃん(ローレン)とおばーちゃんが大好き。

前国王時代は粛々と任務をこなしていたがあまりにも酷い国政から反乱を起こそうとしていた。良識人であった。あの頃は。

反乱成功後はレイエンダや国を守る騎士団長になるがだいたい毎日平和なせいかほぼ寝てるか遊んでるか食ってるか。レイエンダとは従姉妹。一応王侯貴族令嬢であり王位継承権も有るがまったく興味がない。

ただし剣の腕だけは本物。本人は自覚がないが最強の剣士の一角であり魔術も中級までは扱える。

「咲かして見せよう百合の花。あ、お姉様だ!待って~」


マーニ-マリアライト

出身、フッカーヤ王国。種族、人間。性別、女。年齢、19才?。

家族、???。一人称、私

大好き、レイエンダ、ジュリア、???。

好き、フッカーヤ王国のみんな

職業、国立聖エメル教会司祭長→神官長

黒のセミロングの髪に黒い瞳の可愛い系美人。フッカーヤ王国の頼れる頭脳。ジュリアと共に腐った前政権に反乱を計画。成した後は最年少で聖エメル教会のトップに立つ才女。教会と王国は昔から親密であり城にも自由に出入り出来る。と言うか国の再建のために城に居ることが多い。周りが破壊神ばかりなので財政など苦難が多い。礼拝に教育に国の運営にと忙しい。苦労人。

「破壊は計画的に………」

ローレンが来なかったら今頃過労死してたと思われる。

感情を表すのが苦手なタイプ、いつも笑顔を浮かべている事から凍てついた微笑と呼ばれる。

前国王より暗殺の可能性があったレイエンダ姫を保護、しばらく教会で共に暮らしていた。

反乱戦ではあまり役に立てず力不足を感じ神聖魔術の修行をしなおす。他の魔術もかなり優秀。またエメル神と波長が合うらしく直接通信が出来る。体術は護身術が主体。

教会に来る前は何をしていたのか。家族構成等も謎。

実は密かに想い人が居るとか居ないとか。


レイエンダ-フッカーヤ

出身、フッカーヤ王国。種族、人間。性別、女。年齢、12才。

家族、グランレイ(故人)エンダ(故人)。一人称、私

大好き、ローレン、マーニ、ジュリア、アイカ、魔王ちゃん。

好き、フッカーヤ王国のみんな

職業、姫→国王

フッカーヤ王国の現国王。だがまだ小さいのでアイカに全権を任せている。色々勉強中。アイカに母親の面影を感じでおりいつかは現世に帰るアイカを手放さないようにさりげなく国王代理にしておくなど策士な一面も。基本は良い子。

透き通るような金髪に碧の瞳、将来は絶対美人になるとアイカが太鼓判を押している。今は年齢の割には小さい。

騒がしい大人組を尻目にすでに落ち着いており空気を読み冷静に話を聞いている。王の器の片鱗が見える。ただし夜の10時には眠くなる。

護身術と魔術を鍛練している。特に魔術に関しては才能がある。

父母亡き後は暗殺の可能性もあり身を隠し教会でマーニ達と暮らしていた。まだまだ色々これから成長する年頃。

国王代理のアイカのように強くなりたい気持ちもあるしマーニのような才女にも憧れているがなかなか近付けない。

「あはは…………………………はあ…………」

しかし気付かすは本人のみですでに「ちっちゃい王様」として国民には慕われている。

あまりに純粋で可愛いのでアイカがこっそり元の世界に連れて帰れないか狙っている。


ローレン-ブロンデル

出身、フッカーヤ王国クザーツ街。種族、人間。性別、男。

年齢、58才。

家族、マロワ(妻)、ジュリア。一人称、ワシ

大好き、マロワ、ジュリア、レイエンダ。

好き、クザーツ街の人々、マーニ、アイカ。

職業、相談役

元騎士団長にして名君グランレイの右腕、盟友だった。ジュリアの祖父でありみんな大好き頼れるおじーちゃん先生。灰色の髪をオールバックにして髭を蓄えたイカしたじいちゃん。

グランレイ亡き後は故郷に戻り妻マロワと剣術道場を切り盛りしながら暮らしていたが孫からの手紙で王都に戻る。レイエンダが幼いため宰相の座を勧められるもこれからは若者の時代と言うことで辞退。引き際もわきまえた良識人。一歩引いた位置から国を見守る。全盛期に比べれば劣るが剣術は熟練の達人の域。魔術も最低限使える。

息子が王族と結婚したため爵位を授かるが大して興味無し。息子は若くして戦死、その妻サリア妃も病で亡くなりローレン夫妻がジュリアを育てた。

ちょっと見ないうちにジュリアがアホの子になっていてガッカリしたがなんだかんだ大事。そして愛妻家。盟友の忘れ形見のレイエンダも実の孫のように可愛がる。

実は若い頃は荒くれ傭兵として暴れまわっていたが騎士見習い時代のマロワに完敗。そして一目惚れ。自らも騎士となる。ここだけの話、いまだにマロワに一度も勝てていない。妻の尻に敷かれている。女怖い。今のフッカーヤ王国も強い美人ばかりで押されぎみ。ちょっと居心地が悪い。

アイカに対しては

「よほどの大物か阿保か、本当に何者なんじゃろ?」

と思いつつうっかり乳とか尻に目が行っちゃう悲しき男の性。


魔族組


デュート-エンドリヒ

出身、魔族領。種族、人型魔族。性別、女。年齢、567才。

家族、居ない。一人称、妾

大好き、レイエンダ、チビスケ、ミニマムスケ、魔神ちゃん。

好き、魔族みんな、アイカ。

職業、魔王

500年間引きこもりしてた。両親も人間に殺され魔族幹部も人間に殺され一人ぼっちで魔王城にこもっていた。人間怖い。被害妄想も暴走しがち。

いつの間にか魔王城に住み着いてた魔神ちゃんのみ話し相手だった。アイカに母の面影を見る。

フッカーヤ王国の前政権の残りカスが魔族領に攻めてきた際、アイカの説得により立ち上がる。溜め込んでいた膨大な魔力を解放しただけで敵を吹き飛ばした。魔力が強すぎて金色の光のように可視出来ちゃうレベル。魔術はあまり教えてもらってないが治癒から攻撃まで適性はある。と言うか天性の才能で大体使える。

現在さりげなくアイカに連れられフッカーヤ王国に滞在中。レイエンダと友達になる。

567年生きているが見た目はせいぜい中学一年か二年程度。

やっぱりちっちゃい。ちんちくりん

「ちんちくりん言うな!」

魔神ちゃんが好き。姉のように慕う。なんだかんだ自分を城から引っ張り出したアイカも好き。本人曰く

「アイカがシワシワのおばあちゃんになる頃にはバインバインのボンキュッボンになる」予定。多分無理、頑張れ。

尚、こっちも可愛いのでやはりアイカが元の世界に連れて帰れないか策略中。


魔神ちゃん(上杉謙信?)

出身、日本。種族、神域の神。性別、女。年齢、忘れた。

家族、居ない。一人称、拙者

大好き、魔王ちゃん。

好き、毘沙門天様。

職業、魔神

黒いボサボサの長い髪のいかにも日本人らしい美人さん。日本刀に武者鎧の元戦国武将。大体400年くらい前に日本から異世界に来たらしいが記憶があやふや。毘沙門天を信じているので上杉謙信だと思われるが女だし何やら事情があるみたい。時代が時代とは言え沢山人を殺したので冥界に落ちてしまった。しかしながらスカーシャに見出だされ神域の試練を突破。冥界から神域に至った。導いたスカーシャを毘沙門天の化身だと思っている。ちょっと頭がポンコツ。

神域でじっとしてられなくてうろうろしてたら一人ぼっちの小さな魔王に出会い、以後魔王城に住み着く。実質魔族領の番人で涌き出る魔物を狩っていた。なんだかんだ魔王が大好きで妹のように思っている。ただし好戦的なためあまり魔王城に居なかった。

現在魔王と共にフッカーヤ王国に滞在中。

神気も使えるが基本は日本刀一筋。油断してアイカに一度負けたが再戦したくて仕方ない。さらにアイカより剣の腕が立つジュリアとも手合わせしたい。

「拙者は戦闘狂じゃないぞ!本当だぞ!」

と言っているがあやしい。


洞穴組


ヨルデ

本名ブリュン-ヨルデ→ヨルデ-リトルストーンリバー

出身、神界。種族、神。性別、女。年齢、182歳。

家族、時雨、お腹の中の子、姉二人。一人称、私

大好き、時雨

好き、野菜のおじさん(グレッグ)

職業、戦女神

銀髪に青い目の透き通るような神秘的な美人、と言うか神。

何度死んでも生き返る時雨に興味を持つ。さらに神界でセクハラ上司を殴り倒し槍を二本盗んじゃったうっかりさん。人の感情に鈍感。心を学ぶべく人間界に降りてきて時雨に出会い本人も気付かないうちに一目惚れ。

時雨と洞穴で過ごすうちに想いは深まるばかりで時雨が寝ている間に勝手にいたしてしまい妊娠。反省して神界に帰ろうとしたが時雨に引き留められめでたく結婚。新婚ラブラブ生活中。

性格は基本的にしっかり者だが真っ直ぐ不器用すぎて間違った方向に一直線に進みかけるアレな子。ただし炊事洗濯等は完璧にこなし家庭的。常に時雨に優しく可愛らしい一面も見せる。気が付けば正妻ポジションにいた。

ブリュンさんちと言えば戦女神の名門であり母、祖母、共に伝説的な戦女神らしい。姉二人がいるがこっちはダメダメ、例え姉だろうと時雨に危害を加えるなら容赦なく滅する所存。

「人の心は難しいな」

が口癖。

現在、美人女神ランキング7位

不器用さんランキング同率1位

うっかりさんランキング8位

と女神ランキングにランクインしており期待の新人と呼ばれている。182歳は神界では小娘扱い。まだまだ成長期。


グレッグ-ノーティス

出身、フッカーヤ王国の田舎。種族、人間。性別、男。

年齢、43才

家族、?。一人称、オラ

大好き、野菜。

好き、時雨、ヨルデ。

職業、農民

時雨が異世界にきて最初に会った人間。おじさん。前政権の愚策により王国軍に村を焼かれ一人逃げ回っていた。同じ境遇の仲間二人と徒党を組み野盗まがいの事をしていたが初めて殺したのが時雨だった。本来はそんな気性ではない。仲間は王国軍になぶり殺されたが何故か生き返ってきた時雨と共に洞穴で暮らす。

洞穴を散策して居間、寝床、台所、トイレに家具など色々作った器用な人物。さらに畑やら水路やらも作りおいしい野菜を作るので「野菜のおじさん」の愛称で親しまれる。

時雨、ヨルデと暮らすうちに荒んだ心は癒され若い二人を見守る。しかし王が変わったとは言え王国への恨みはまだ消えておらず王都に行く気にはなれない。

愚王一人のせいで村まるごとの殺戮がおこり簡単に命が奪われると言う、現代日本との違いを具現化したような経験をした人物。

ちなみにヨルデを神だと信じていない。


その他


ミニマムスケ

魔王ちゃんがうっかり抜いてしまったチビスケの尻尾から産まれた謎の生命体。見た目は小型犬。魔王ちゃんをご主人とする。チビスケの事はでっかい親分と呼ぶ。アイカの事はババアと呼んで殺されかけた。基本、誰かの胸元に潜り込むのが好き。エロい。

わりと役に立つ。

チビスケに喰われるか尻の穴に突っ込むと元の尻尾に戻れるらしいが戻る気は更々ない。


メルローズ

フッカーヤ王国王都にて酒場兼飲食店を営む。流行り病で夫を亡くしさらにガワダーニ政権時代に徴兵された息子を亡くし独り身になる。現在は再婚。メルローズの店には執務に飽きたアイカがしょっちゅう隠れに来る。


ゲロス

元王国騎士団長。粗暴で口も悪いが信念はきちんとある。部下を救えなかった事から騎士団長の器ではないと自戒し離職。その後メルローズと結婚。早くも尻に敷かれている。

尚、チンパンジーにとても似ている。


グランレイ(故人)

先々代フッカーヤ王国国王。数年で国を発展させ戦場でも先陣を切った賢く強くカリスマもあり今でも名君として愛される。

ただし妻を亡くしてすぐに戦死してしまう。

また魔術にも長けておりチビスケとも会話出来たらしい。


ガワダーニ(故人)

先代フッカーヤ王国国王。数年で国を腐らせた愚王。色欲のみ旺盛で後は人任せ。通称ダニ王。自分の事しか考えておらず

「オナニー野郎」とアイカに言われた。本当に腐った生物と化しアイカに葬られた。


ベルフ

ワーウルフの長。魔族のなかでも特に魔王に忠義深い。チビスケと仲良し。元々身体能力が高いワーウルフの中でも一回り大きく強い。だがアイカや魔神ちゃんを見ていると勝てる気がしない。


アサデ

ヨルデの姉。長女。約400年間彼氏なし。すぐに激昂する性格。

妹に先を越され焦り気味。酒乱。


ヒルデ

ヨルデの姉。次女。わりとモテるがいつも男に逃げられる。逃げた男は末代まで呪う。妹に先を越されやはり焦り気味。酒乱。




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