夢かな?夢じゃないね!
楽しんで読んでいただけたら幸いです
「うーん・・・ここどこ?」
若干寝ぼけながら俺は目を開ける。
すると目の前にはこちらをにらむ単眼の大男がいた。
「・・・・」
俺はそのまま目を閉じて寝た
「いやいや寝ないでください!起きてください!」
「・・・・うるさいなあ、夢なんだろ?寝させろよ」
「夢じゃないですよ!起きてください!」
そう言って鎧をまとった女の子が揺さぶっている。半泣きで
「明日も学校あるんだから寝させてよ」
そう言って僕は女の子の手を払った。。
手を、払った。
(・・・・あれえ?おかしいなあ、今感触があったぞ?夢なのになあ、おかしいなあ)
すると大男が叫びながら走ってくる。
女の子はキャアアア!と悲鳴を出している。
(うわあ、振動がリアルに伝わってくるなあ、すごい夢・・・)
「じゃない!!!」
大男が手に持っていた棍棒をこちらにぶつけてきたのを間一髪でよけた。
「なんなんだよこれ!」
「た、助けてください!」
女の子は半泣きで頼んでくる。
「いや君騎士でしょ!?君が倒してよ!」
「私じゃ無理です!レベル3なんです!」
「俺なんてレベルすらねえよ!無理無理!」
「そんなことないです!あなたはかつてこの世界を救ったと言われてる伝説の勇者様なんですから!」
「・・・・は?」
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