よくある婚約破棄の構図(にしたかった)
思い付きで書いたものです、頑張ってみましたがこれが限界。
ふと、何気なく窓越しの外を見てみた。
ゆっくりと雲が流れる空。大地を照らし、恵を齎してくれる太陽。
どこまでも続くような自然は、豊かな緑をさわりさわりと揺らしている。
この国平和な場所ではないが、ここで流れる時間はとても平和だ。
平和を作るのは神ではなく人、人が自らの手で選んだ選択の結果がそれを作る。
「──おい」
もっともこの世界には多くの神、いわば人神なのだけれど、そんな存在がいる。
ただその定義はかなり曖昧になっており、また力の強弱も様々な存在だ。
例えば戦の神は、多くの戦士や騎士といった職業の人々から信仰されている強力な神だが、豊饒の神は、農業を営む者が多い農村で主に信仰される、いわば弱い神になる。
神の強さを決めるのは神となる前の力に加え、神となってから集めた信仰の強さ、そしてなにより環境に左右される。
「──おい!」
ちなみに太陽神と言われる神もいるのだけれど、そこまで力の強い神となると自由がないので姿を現すことは極めて稀なケースとなる。
いわば神の中でも王に当たる太陽神と月神は最も不憫な存在である。
──というか不憫すぎて軽く同情してしまってるぐらいだ
……え?何で私が神に同情するのかって? それはまあ後々で。
「おい!話を聞け!」
「なんですか、急に叫ばないでください」
首を前に戻すといつの間にか目の前に人がいた。
………えっと
「誰でしたっけ」
「ぐっ、貴様!」
なんかいかにも王子様ですよー、すごい人ですよーってオーラの男性だ。
顔も悪くない。いや、世間一般でいえば王子様って言われるぐらいにはカッコいい人なのかもしれない。
ただまあ私は芸術には疎いので顔がどうこうとかいまいちよく分からない。すっとした鼻筋とか、きりっとした二重の目元とかあるんだろうけど、正直どっちでもいい。
で、なんで怒ってるんでしょう?私が話を聞いてなかったからですかね。
しょうがないので話を聞きましょう。
「リリア!貴様との婚約を破棄する!」
「はぁ、そうですか」
リリアっていう人が誰か分からないけれど、まあなんかそんな人がいるらしい。
何で私の方見てるのか全く分からない。
「そうですか……だと!?貴様、白々と!」
「へぇ……」
っていうかこの人誰だろう、というか何で私はここにいるんだろう。
この王子様(笑)も誰なのかいまいちわからないし、リリアって人も誰かまったく分からない。
あれ、私いなくてよくない?
あ、なんか気づいたら王子様(笑)の後ろに女の人がいる。
なんか私の方見てるけどなに?なんかついてるかな?
「忘れたとは言わせないぞ!私の愛するシャルロットに対する多くの出来事!」
シャルロットって、誰。
全く持って話が掴めない、誰か説明をお願いします。
「おい!なんとか言え!」
とは言われても、そもそも何で私に向かって言うのだろう。
何、私の後ろにリリアって人がいるのかな?
「だそうですけど、リリアさん」
「何を他人事のように、貴様!」
と、王子様(笑)が私を指さしながら言った。
マナーがなってないな、人を指さすのは相手を侮辱することだっていうのに。
っていうか今の話の流れ、リリアって私なの?
「はぁ?」
私の名前、リリアじゃないけど。
というか私、貴方もそこの女性も初めてお会いする人ですが。
記憶をたどってみるけどこんな人たちの記憶、まったくもってない。
「人違いしてませんか。私の名前は『アルクリア・リオーネ』です、リリアという名前ではありません。そもそも”リリア”と名前が付けられる方の出身は『リニルオ王国』の周辺だけ、私の出自はリニルオではなく、『ガルティア共和国』です。我が祖国ではリリアという名を使うことは有り得ません」
「は?何を言って……」
「そしてこの学園に、『リリア』という名前を持つ生徒の数は4名しかいない。その4名の中で、この学科に所属する人はいません。故にこの教室に『リリア』という名前の人がいる可能性は極めて低いものです。ちなみにその4名の名前は勿論、学科や得手不得手まで全て把握していますよ。何なら一人ずつ彼女たちのことをお話してその中から心当たりがある人でも探してみては如何ですか?」
「いや、お前──」
「ちなみにですが、愛称として『リリア』と呼ばれるような人はその4名を除き26名。しかしその中でこの学科に所属しているのは3名、しかし彼女たちは名のある貴族、この時期にはもちろん忙しくなっており現在はこの学園に居ません。またその他の多くの『リリア』と言われる方々も何らかの重職に就くものがほとんどのため、現在この学園に残るのは30名のうち僅か4名です」
とりあえず正論で理論武装してみたら、王子様(笑)とうしの女性が唖然としていた。
というかそんなこと言う相手なら、顔ぐらいわかるでしょ。
「ちなみにご存じのとおり、重職に就く彼女たちの仕事とは近く行われる私の祖国とこの王国の盟友記念式典のためです。故にこの休業は業務休業となっており、少なくとも学園にいる皆さんはご存じのはずですよ。もし知らないのであれば、なんらかの不備により連絡が行き届いていないかそもそも手紙を読んですらいない可能性しか考えられないわけです」
「し、しかしだな」
「ちなみにその『リリア』と呼ばれそうな30人のうち、1名が公爵家、3名が侯爵家、14名が伯爵家、8名が子爵家です。残る4名が男爵、いわばこの学園に現在滞在している方々になります。また彼女たちは少なからずの功績を持つ方々であり、少なくとも名前を知らないという可能性はこの学園にいる時点で有り得ないと私は予測しています。もし知らないようならよほど世間に疎いか、あるいは記憶力が悪いかのどちらかでしょう」
「ええい、黙れ!」
この王子様(笑)はどうしようもないくらい救いようがないんだろうな。
「貴様がシャルロットにしたことは許されることではない!数多の暴言や傷害、身に覚えのないことだとは言わせない!」
「で、あるならば、証拠、借り首揃えてこの場に提示してくださいませ。正確な日時、ならびに物的証拠、また私がやったという確固たる証拠、そしてそれを証明できると私が判断するものをこの場所に提示してください。まさかそこまで言いながらないとは言いませんよね?もちろん、私も虚偽の供述をすることはありません、ガルティア共和国、リオーネの名に誓って」
真っ向から反抗した私に、王子様(笑)はたじろぐ。
まあ茶番もたまにはいいか、付き合ってやろう。
「い、今は手元にないが、後日必ず貴様を断罪してやる!」
「そうですか。では楽しみに待っているとしましょう、貴方がどこまでの理論武装をできるのかを」
彼はそれだけいって去っていった。女性と一緒に。
後ろにいた女性は終始私に怯えていたが、私は何かしただろうか。
その数日後である。
私は現在、この国の王城の一角に住ませていただいている。いや普段は寮で生活しているけれど、休日はこっちにいる。
かなり好待遇だが、まあ国同士の関係をよくするのなら当然ともいえるだろうか。
それでだ、謁見の間へとお呼び出しを貰った。何があるのかは察しがついている、まあ王様が直接私にお願いをしに来るぐらいですからね。
え?私が誰なのか?まあまあ、慌てないで。あとで分かりますよ。
「王、この度のお呼び出しにより私、アルクリア・リオーネ、参上仕りました」
「申し訳ない、アルクリア殿。手間をかけるな」
「いえ、お気になさらず」
私はこれでもあっちえでは王に関係する人だから、それなりの礼節は身に付けている。
ただ普段はあまりそれをしないようにしているのだけど。
ちなみに私と王の間でのみ行われた言外の言葉の意味を理解できた人はどれだけいるだろう。
「さて、では開廷をいたす」
王の一言で景色が切り替わる。
周囲は真っ白、私の目の前には真っ白な椅子と灰色の机があるだけ。
そして机の反対側には笑(王子様)、おっと間違えた、王子様(笑)がいた。
あの女性と共に。
「さて、リリアよ」
私はリリアではないとあれほどいったのにこれである。
「物的証拠をこの場所にそろえたぞ。これで貴様は逃げられまい」
「ほう、どんなものか見せていただきたいものですね」
王が依頼しに来た時点で私はこいつのことを聞いている。
こいつは本当に王子様らしい。え?何で私が知らなかったのかって?
こいつを知らなかったわけじゃない。王子という存在そのものを知らなかったので結びつかなかったわけだ。
ちなみに名前は『レリオン・フォルニア・リニルオ』。
王の名前は『ファルクラム・リニルオ』という。
「これだ」
そういって王子(笑)の出したものは、薄く汚れた筆記具。
なるほど、これは
「泥ですね。この質を見るに、おそらくは学園の体育館裏にある土ですか」
と見抜いた。さすがに予想していなかったらしく目を丸めている
「……ああ、そうだ。貴様がシャルロットの筆記具を、泥水の中に叩きつけたものだ」
はあ、そうですか。勿論知りませんよ。
というか姿を見てすらいない人の所持品なんて特定できると思うか、という話です。
「物的証拠としては十分です。では、それを私がやったという理論証拠、ならびに確定証拠を」
「まず貴様の姿を見たと証言した生徒がいる」
「その生徒の名前、とまでは言いませんが……その証言の信憑性は?」
「数十人の生徒が証言しているのだ、間違いないだろう」
「ふむ。ちなみにその日時は」
「二か月前の三度目の水の日」
「はい『摘発』」
机は僅かに黒に近い色に変わった。
これは何度も見ているけれど面白い仕掛けになっているなぁ。
「二か月前というときは『星の月』ですね。その月の三度目の水の日、私は学園にいませんよ。何故かといえばその日、正確に言えばその二日前から三日後まで、私は仕事のために登城してました。それについてはこの城の文官やメイド、騎士の多く、ひいては王までご存じです。何せ王が自ら私へ依頼した仕事ですからね」
「なっ、そんなことが!」
「あるんですよ。実際に王に問うてみましょうか」
私の左側、王子(笑)からすれば右側にモニターが表示される。
そこには王、そして数名の文官が並んでいた。
「王、話はお聞きの通りです」
『うむ。確かに、アルクリア殿はその日、確かに私が頼んだ仕事をしていた。その姿を私も見ているのだから間違い用はない。ああ、もちろん魔法を疑おうとも彼女はむしろ自ら魔法を縛る呪具を着用しているため魔法の使用すらできない状態なので無駄だ』
王がそういうと、文官の方々も私に同意してくれた。
やはり持つべきは良き友好関係ということだ。
「……ということです。つまりその時には私は学園におらず、まして多くの人がいる王城において魔法を使用できない状態で過ごしていました。人目につかない様にこの城から抜けることはまず不可能と言っていいでしょう、故に私に『それをすることはできない』」
机の黒い色があちら側に傾き、こちら側は白に近くなる。
またそれに伴いあちらの椅子の色が灰色になっていく。
「いわばこれは作られた冤罪、ということになりますね。さて、まだ反論があるなら聞きますよ」
「……」
どうやら諦めたらしい。まあもっとも、冤罪というのは最後まで誤魔化せないと思った次点でもう成り立たないけど。
「さて、『次に参りましょう』か」
王子(笑)の持ち出した汚れていた筆記具は消えた。あれはもともとこの世界には持ち込むことができない者なので、いわばただの魔力で創られた現像なのだ。
「次は……これだ」
次はボロボロの制服。これは学園指定の制服で学園の生徒には着用が義務付けられたものだ。
ちなみに私も着用している。これについては国だとか身分は全く関係ない。
しかしこの切り傷、随分と綺麗だな。一見乱雑に見えるけれど、これは巧妙に隠されたトリックだ。
「これは彼女が学園から帰り、寮の部屋に戻った時に部屋に散乱していたものだ」
「ほうほう。成る程、つまり何者かが部屋に入り彼女の部屋を荒し、あまつ制服を切り刻むようなことを行ったと」
「そしてその日、貴様が彼女の部屋に入るのがセキュリティに映っている。よもや言い逃れはできまい」
「その日ということは先月、『龍の月』の最初の火の日ですか」
「貴様以外にはこの部屋に入ったものは彼女以外にいない。貴様にしかこのようなことはできない」
多少は頭が回るようだけど、そもそも根底が間違っているんだよそれ。
ということで
「はい、『摘発』」
理論武装の開始だ。
「まずその日、私は……シャルロッテ様?の部屋に入っていません。仮にそうだとしたら、私の従者も共にいたはず。いなければそれは私ではありません、彼女が私の傍を離れるのは学園にいるときだけ、それは学園外であれば、たとえそこが寮であっても変わりません」
「だからどうしたという!」
「貴方は言いましたよね。私がセキュリティに映っている、と。……もちろん、彼女の姿が映っているんですよね?そうなれば必然的に、彼女の”持っていた”ものもセキュリティに感知されているはず」
「何だ……それは」
「ふむ。王よ、あれはまだ残っていますか」
再び王にご助力していただくことにする。
王もこの王子(笑)には手を焼いているらしいから、この機会に”やってやる”と意気込んでいるのだ。
『ふむ、それはこれの事ですな』
王が取り出したのは、一見すると何の変哲もないチョーカーだ。
もちろんただのチョーカーではない。
「そ、それは!」
王子(笑)が何か気づいたようだ。
これは国民の末端まで知り得るもの、いわば
「そう、禁忌の一つです。私の侍女、彼女はこれを常に持っているのです。もちろん学園の学園のセキュリティ的にこれが映らないわけがない。……しかしどうやら、映ってはいなかったようですね?」
「そ、そんなことはどうでもいい!何故禁忌など!」
『それは彼女のため、ひいては世界のためだよ』
私が答えようとしたことを王が答えてくれた。
まあ、私より王の方が詳しいだろうから任せよう。
『アルクリア殿の侍女は、いわば悪魔を封じ込めるための依代の役割をしているのだ。それも彼女がその身に封じているのは、アークデーモンクラスの悪魔。故に、その悪魔が暴れ出さないように禁忌を使っているのだ。これはすべての国が公認することであり、もちろんお前にも話をしてあるはずだったのだ。もっともお前は、色恋沙汰に現を抜かし、まったく聞いておらんかったようだがな』
王は冷めた目で王子(笑)を見ている。
それに対して、王子(笑)は信じられないといった風である。
ある意味、不憫だな。恋は人を狂わせるとはよく言ったものだ。
「まあ、つまるところ、この禁忌の反応を捉えられなかったのであれば……それは私ではない。とはいえ、私以外の誰もその日に彼女の部屋に入っていないというのであれば誰がやったのか、とい思われるでしょうが」
『……そこの小娘の自演ということじゃな』
そう、王が言う通りだ。
彼女は自らの手で部屋を荒らされたように装っていたわけだ。
「ああ、おっしゃらないでください。証拠がどこにあるのか、という言葉は必用ないので。まず第一に、断面があまりに綺麗すぎるということです。仮に部屋を荒らすような者がやったのだとしたら、こんな綺麗に引き裂くことはまずあり得ないのです。まして、この切られ方は明らかにナイフなどではなく、精々がカッターや鋏のようなもので創られたもの」
「……」
「部屋を荒らすような者が、カッターなんかでそんなことをするとお思いですか?精々ナイフか何かを持ってくることでしょう。彼女は自らの手でこの衣服を切り刻み、部屋を散乱させたと考えるのが妥当でしょう?まあ最も、それ以前にその部屋に入った人がいて、”あえて”それを彼女が放置していたとでもいうなら別ですが?そんなことをする意味なんで、ないですもんね?」
彼の後ろにいる女性は完全に怯えきってしまっている。
「だ、だが!その時の反応は間違いなく貴様のものであった!」
「それこそトリックですよ。今のこの時代、髪の毛一本でもあればその人にすり替わることは可能なんです。貴方だって仮にも王族、もちろんあの薬についてはご存じでしょう?」
これについては種がある。
一時的なものではあるが、存在そのものを誤魔化すことができる薬というものがある。現在では人以外のものに化ける方法はない、今まで行われた実験はほぼ失敗してしまってる。
作り方は秘密とされているが、なりたい人の髪一本、爪の欠片一つでもあればその人になることができる。量が多ければ多いほど長時間化けることもできるけど、髪の一本でも20分ぐらいは変われる。
「どうですか?これで私だという証拠はほぼ潰えました。ああ、ちなみに私はその時にお友達とお話もしてましたし、それは多くの人が食堂で目撃してるはずですよ、ついでに言うなら魔力認証や学園門の通行記録なども調べれば私がその日学園に入ってから出るまで、一度も学園を出てないことはお分かりになるでしょう。正規門以外を通って出入りするなら、たとえアリの一匹さえも逃さない高い精度のセンサーもありますからね、捉えられないわけもないでしょう」
まさかその薬すらも知らなったらしいこの王子は、もはや口を閉じることも忘れ間抜け面を晒している。
ばかだねぇ、少し調べればわかるようなことばっかりなのに、それを調べもせず浅はかに行動してしまうなんて。
「……では判決を、王」
『確かに、これ以上アルクリア殿のお時間を頂くのは忍びない。──それでは、『判決を下す』。虚偽を述べし者には鉄槌を、真実を述べし者には祝福を』
王の言葉と共に、机の色、椅子の色が変わっていく。
それまでは白と黒でグラデーションを作られていた机の色は、こちら半分は真っ白に、あちら半分は真っ黒に。
椅子の色は、こちらは最初から全く変わらぬ白、大してあちらは闇と見紛うほど黒く染まっていた。
罪を犯した者は黒、罪なき者は白くなる。
これで決着、ということだ。
「……公正の判断の元、判決は下された、ですかね。まあ今日ぐらいは神様に感謝しましょうか」
「アルクリア殿が神と言っては笑えませんな」
現実へと戻った私に対し、王は第一声でそういった。
ここにいる人の多くが私の正体を知っているわけで、まあ当然だ。
ちなみに私の前では、途方に暮れるおーじ(笑)と女性がいた。
「私も娯楽がない深海の生活に辟易していたところですのでね。まあ、いい暇つぶしにはなりましたよ。ついでに人助けができたようでなにより」
「貴方は本当に人が好いですな。アクア殿」
王が言った”アクア”という言葉に、さすがのバカも気づいたらしい。
「王よ、今の私はアルクリアですよ。アクアと呼ぶのは勘弁していただきたい」
「精霊王……おっと、アルクリア様の頼みとあれば仕方ありませんな」
「ええ、私としても、この国とは友好な関係をを想っていますので。まあもっとも」
バカをちらりと見ながら(見るときに怯えたように肩を震わせていた)
「王子がこれでは、先が思いやられますがね」
「ああ、全くですよ。どこで間違えたのやら」
私は水の大精霊、アクア。またの名をアルクリア・リオーネ。
ガルティアの海、その深海に住まうごく一般的な神の一人である。
後日談や別視点などは今のところ予定なしです。
気が向いたり、(ないでしょうが)人気が出たら書くかもしれません。