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5月13日

此処まで来るまで5年の歳月が掛かった、長かった。 


約10年前にわが国との交流が始まったといえど、私カレッシーからしても彼等からしても互いに何も知らないも同然であるが  


 

これは私カレッシーが輝く雄大なるわが国の素晴らしさを有角共に教える為に神に遣わされ任務である事から仕様がないのかも知れない 


然し乍この有角共は私カレッシーが来たというのに迎えも一つ寄越さない、礼儀を知らない野蛮人共めいずれ地獄を見よう 


有角族の港は、酒飲からの排泄物、林檎の芯、犬の糞、魚の腐臭、栗の花の香り、どれもが欠如している

驚くべき事に私カレッシーが立ち寄った他の都市と比べると綺麗で整頓されていると言わざるおえないが、建築物は眺めると私カレッシーが立ち寄った他の都市のどれとも低水準である。 


茶 茶 茶 どれも似たような物で腹が立つ、私カレッシーはこの国に7年ものの歳月を費やせねばならないのだ、そして陳腐な乱立つした建築物を否が応でもこの後一時間程眺め続けなければならい事も

イライラを増長させるにはここは最高級のリゾートであろう 

 

教会からの使者と話をした


使者達はいずれこの国に 10万の宗徒を集めるのだと豪語していたが一体何年罹るか、貴方らは、奴隷を集める方が先だろうに教会は優先順位を間違えてないか心配だ

  

その事を告げると、使者らはどちらも同じ事だと返された

やはり教会の人間の考える事が分からん


一時経過したあと有角族の通訳がやっと来た、。私カレッシーはこのニヤニヤしながら近寄ってくる男に何故遅いのかを尋ねるた


「高々半刻で文句を言うと、出世しませんぜぇ旦那」 



……この先の為に奴には身分の違いを教えなければならないと痛感した

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