表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワガノワ・メソッド:キーロフ出身の漢がバレエの真実をぶった切る  作者: はまゆう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/4

第1話 【衝撃】ワガノワ・メソッドの「手の順番」、なめてかかると将来詰みます。

「なんでワガノワって、手の順番うるさいんだよ!」


思ったこと、あるでしょ。

プレパラシオンから1番、3番を経て2番へ。

毎回毎回、同じルート。アンドゥオールで足はガタガタなのに、なんで腕の順番まで細かく決められなきゃいけないの?


正直に言え。

お前らの中にも、「形だけ覚えればいいんでしょ?」って思ってたヤツ、いるんじゃないのか?


今日はな、その「めんどくさい」が、将来お前の踊りを「詰む」か「覚醒する」かの分かれ道になるって話をしてやる。


---


ある日、スタジオで起きた「事件」


今から数年前。

俺はスタジオで、子ども達にアダージオを教えてた。


AちゃんとBちゃん。2人とも基礎を一緒にやってきた。

でも、ある時から「伸び」に圧倒的な差がつき始めた。


Aちゃんは、どんなに複雑な動きになっても、腕が背中とつながってる。

まるで胸で呼吸するみたいに、自然に、なめらかに腕が動く。


一方のBちゃん。

ポーズは決まってる。形は悪くない。

でも、動き出した瞬間にバラバラになるんだ。

腕は肩から浮いて、手だけが宙を彷徨う。

本人も「あれ?なんか違う…」って顔してる。


何が違うか、わかるか?


基礎で積んだ「手の順番」だ。


Bちゃんは、子どもの頃から「形だけ」でやってた。

プレパラシオンから1番に行くとき、肩甲骨のことなんて考えたことなかった。

3番を通って2番に開くとき、その「3番」をただの通過点だと思ってた。


Aちゃんは違う。

あの「めんどくさい順番」を、身体に刻み込んでた。


---


ワガノワの「順番」は、未来への設計図


よくある間違いを教えてやる。


「手のポジション=形」

そう思ってるヤツは、将来必ず壁にぶつかる。


ワガノワの手の順番はな、

「肩甲骨の滑走」→「広背筋の支え」→「脇の収縮と拡張」

この連鎖を身体にインストールするための「インストール手順」なんだよ。


例えば、なんで第1から直接第2に開いちゃダメなのか?


直接開くと、腕は「外へ広がる」だけだ。

でも、第3を経由するとどうなるか。

腕は一度「中心(体幹)」を通ってから外へ出ていく。


つまり何が起きるか。


胸郭が安定する。

背中が支える感覚が目覚める。

肘の方向性が決まる。


3番は通過点じゃない。

「中心」と「外側」をつなぐ、命綱だ。


---


「呼吸」を忘れた腕は、ただの装飾品


もう一つ、ヤバい話をしてやる。


ワガノワの手の順番、呼吸と完全にシンクロしてるの、知ってたか?


プレパラシオンから第1へ上がるとき、

背中がわずかに拡がって、吸気が自然に入る。


第3を通り、第2へと広がるとき、

肋骨が横に拡がって、呼吸が横方向に広がる。


つまり、この順番を守るってことは、

「呼吸の設計図」を身体に描いてるのと同じなんだよ。


順番を無視するってのは、

呼吸を無視するってこと。

呼吸を無視した腕は、ただの「肉の棒」になる。

音楽を運べるはずがない。


---


お前の「未来」がここで決まる


俺はな、何百人って生徒を見てきた。

基礎段階で順番を守ったヤツと、守らなかったヤツ。

数年後、その差は「次元」になる。


順番を守ったヤツのアダージョは、

重力を忘れたみたいに、腕が音楽そのものになる。


順番を守らなかったヤツのアームスは、

「あ、今、手、動かしたな」ってバレバレになる。

見てるこっちが気まずくなる。


でも、これは才能の差じゃない。

「順番を信じたかどうか」の差だ。


ワガノワはな、形を見てるんじゃない。

お前の「未来の身体」を見てるんだ。


---


今夜から変えろ


「めんどくさい」

「形だけ覚えれば…」


そう思ってるなら、今夜から変えろ。


プレパラシオンで手を構えるとき、

肩甲骨が背中に乗ってるか確認しろ。


1番に上げるとき、

脇の奥が開いて、背中が息を吸うのを感じろ。


3番を通るとき、

「ここは通過点じゃない。背中と腕をつなぐ橋だ」って呟け。


2番に開くとき、

肘が「舵」になって、エネルギーが指先まで流れるのを感じろ。


---


次回予告


次回はな、「肩・肘・手首」。

この3つの解放順序を間違えると、どんな悲惨なことが起きるか。

具体的に話してやる。


手首だけで「表現してるつもり」の奴、

お前、それ、ただの自傷行為だからな。


覚悟しとけ。


---


いいなと思ったら、迷わず応援しろ。

次回を待つか、諦めるかはお前次第だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ