表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

本当にあった不思議な話

迷惑

友人のN君と私は同じ頃母親を亡くしたせいか、わりと気楽に故人の話をします。

母が亡くなって半年という頃、母の知人が「あんたのお母さんが夢に出てきて『みんな私のこと死んだ死んだって言うのよ、失礼しちゃうわ』って怒っていたわよ」と言うのです。

苦笑する私に「あの人は死んだって気付いてないみたいだよ」と困惑した口調で訴え去っていきました。

その話をN君にしたところ「俺も親の知りあいに『あんたのお母さん夢に妖怪連れて出てくるのよ、どうにかしてちょうだい』って言われた」と言うのです。

苦笑する私に「あの人は死んだ後、嫌いだった奴に嫌がらせしてるみたいだ」と平然とした口調で語ってくれました。

「妖怪ってどんな?」と聞いたのですが、本人のところには出てこないらしく、《人外のものらしい》とのこと。

どっちの親も自己主張が強いようで…。


注:実際はもっと複雑な話なのですが、簡潔にする為一部創作してあります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ