面倒なやつが多い
見てくれてありがと〜面白くできるように頑張るぞいっ!
ゆっくりしていってね。
(この文章はテンプレートです。これ以外のことが下に書いてあったらはへ〜めずらしっとでも思ってください。)
黒狼は今起きた。時間は5時。ふむ。いつもならば3時に起きていた。少し気を緩めすぎているようだな。フランは相変わらず俺の中に入り込んで眠ってくるし、メイドは写真を撮ってくるし、レミリアはなんか目を合わせないしおかしな奴らだ。黒狼は体を舐め始めた。別に落ち着きたいわけではない、匂いを消すにはこれが一番手っ取り早いからな。黒狼はしばらくしたら舐めるのをやめ、軽く館内を歩こうとした。ドアを開けた時、フランが起きた気配がした。
フラン「ふわ〜ぁ、、、。黒狼おはよう。」
こいつが起きると俺にひっついてきてなかなか離れないから面倒なんだ。今回は面倒だからそのまま歩き始めた。
フラン「ちょっと待ってよ〜、、、。」
フランが眠そうな声で呟いたのが聞こえた。
気がそがれた。外を探索するか。門番は寝ていた。寝ていたら攻撃していいってメイドが言っていたし燃やすか。
紅美鈴「ちょ?今すごい死にそうな気がしたんですけど?」
死なないだろ。どうせ。起きたのならどこに行こうかな〜?
紅美鈴「そっちの方向ってことは霧の湖に行くの?いいですよね〜あそこ。涼しくて。」
ああ。あの氷がいた場所か。まあどうなったか気になるし行ってみるか。
黒狼は軽めのランニングをし始めた。汗はかかない。黒狼にとっては歩くのとそう変わらない。ただ妖精に避けられているのを感じるな。大妖精を名乗っていたやつも怖がっていたし。
黒狼「おい、お前」
大妖精「ひっ、、、な、なんですか?」
チルノ「コラー!!大ちゃんをいじめるなー!!」
あ゛?お前には言ってねえよ。殺意を込めてみる。チルノは怯えながらも絶対に折れない意志を持って俺に立ち向かってきた。これで逃げないのは度胸がある。お前にも力をくれてやろう。
黒狼「お前らに力をくれてやろう。代わりに今日の夜“博麗の人間と戦ってから協力しろ。勝てたのなら勝ってしまってもかまわん」
大妖精「え?それだけでいいの?」
黒狼は頷いた。
黒狼「さあ。受け取れ。」
黒狼は手を差し出した。チルノには思考能力向上、予知、能力氷結を、大妖精には体力消費大緩和、反射速度向上、身体能力向上を。
チルノ「わかる。あたいが強くなったのが感じられるぞ!ありがとな、、、えっと。お前名前なんだ?」
黒狼「、、、サバ缶」
チルノ「サバ缶っていうのか〜夜でいいんだな?」
黒狼「ああ。全力で暴れてこい」
黒狼は銃を取り軽く射撃をする。飛んでる鳥に当て、落ちてきたのを食う。そして紅魔館に戻った。戻ってきたらフランがへそを曲げていた。
フラン「ふんっ。」
黒狼は当然無視した。
フラン「ねえ?なんで私を置いていったの?」
黒狼「なぜ連れて行く必要がある」
フラン「そうだけど、、、そうだけど〜」
黒狼はレミリアのところへ向かった。フランは慌ててついて行く。
レミリア「どうしたの?」
黒狼「地霊殿行く。夜には帰る。」
レミリア「ちょっと待ちなさ」
黒狼は行ってしまった。
フラン「待ってよ〜」
フランは追いかけた。
地霊殿についた。視線を感じる。視線の先を目で見ずに追うと緑髪のちびっ子が影でのぞいていた。なんか能力を使っているな。霞んでいるようだ。黒狼が一瞬にして消えた。息を呑む声が聞こえる。黒狼はそいつの背後に立った。そして掴んで傍に抱えた。
こいし「ちょ、、、、ちょっと待ってこの体制は恥ずかしいから、、、。」
黒狼「そうなのか。」
黒狼は勉強になると思った。フランがこちらを見ている。結構怒ったような感じだ。
黒狼「お前もやるか?」
フラン「え?」
黒狼はフランも持ち上げた。状況としては両脇にちびっ子二人を挟んでいる感じだ。フランは両手両足をブラーンとさせて楽しんでいるし、こいしは抵抗しようとしている。
こいし「放しなさいっ!このっ、、、力が強い、、、!!」
黒狼「動くな。」
少し圧を込めて話す。こいしはビクッと身体を硬直させたあと、動かなくなってしまった。こいつの姉の匂いを頼りに道を歩く。似たような匂いだからわかりやすい。
こいしを姉のところに連れて行った。
黒狼「こいつ覗いてくる。やだ。」
さとり「、、、そうでしたか。すいません。、、、要件はなんでしょうか?」
黒狼「言わない。」
さとり「、、、そうですか。、、、、!!」
黒狼(お前は俺の思考を読もうとしているのか?不快だ。)
そう心の中で話す声が聞こえる。
黒狼「俺に合わせろ。いいな?」
有無を言わさぬ言葉の圧を感じた。
さとり「あなたは何者なのですか?」
黒狼「、、、リチウムと名乗っておく。」
さとり「嘘、、、ですね。」
黒狼「偽名というやつだ。」
こいし「あなたの本当の名前を教えて?」
こいしはしばらく怖がっていたのだが、慣れたのか黒狼に気さくに話しかけていた。
黒狼「、、、、、ん。わかった。黒狼だ。」
少し考えたあとちゃんと教えた。
フラン「あ〜コードネームでしょ〜それって。」
黒狼はフランを軽く睨んだ。
黒狼「皆からそう呼ばれているから少なくとも俺は黒狼だ。」
教えたのが仇となった。めんどくせえ。なんであれ俺は黒狼だ。
こいし「あなたかっこいい。ねえお姉ちゃん。私黒狼について行きたい。」
さとり「!、、、、、いいですよ。頑張ってね」
最後こいしにのみ聞こえるように話したが、バッチリ黒狼にはきかれていた。まあ盗み聞きはいいが、それの内容を聞くのは流石に違う気がしたため、きかないでおいた。太陽はまだ頂上。まだ猶予はある。