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武器作成

黒狼は幻想郷案内する!!と意気込んでいるフランをおぶって傘を差して人里に来ていた。

フラン「ねえねえ。黒狼、あの団子食べたい!」

フランは姉のレミリアから出かけるならともらったお金をじゃらじゃらと鳴らして言った。黒狼はその中から銅貨一枚を取り出しお店の人に渡す。そしておぶってるフランに向けて差し出した。フランは受け取らずそのまま食べ出した。

フラン「もぐもぐ、、別に、もぐ、、2個買っても、、、もぐもぐ、、よかったのに、、、」

3色団子を美味しそうに食べていた。三色団子は一瞬にして残り一個になり、フランは少し考えた後言った。

フラン「黒狼余ったの食べていいよ」

黒狼は最後まで食わねえのか。と思いつつ、捨てるのも勿体無いので串ごと食べた。

フラン「、、、斬新な食べ方するんだね〜、、、そうだ!私今から地霊殿行きたい。」

黒狼はフランを降ろそうとした。

フラン「ちょ、ちょっとなんで降ろそうとするの!?」

黒狼「今はそこに行く気がない。」

フラン「もう。わがままなんだから。私が我慢するんだから感謝してよね。」

黒狼「?」

黒狼はなぜ感謝する必要がある?と言わんばかりの反応をしていた。

フラン「じゃあ迷いの竹林はどう?」

黒狼「、、、了解」

黒狼は再び歩き出した。人里を出てからは糸を使って走るのでフランが目を輝かせて楽しんでいた。足場にする程度ならば空中に固定するだけで十分な強度を持つのだ。黒狼はぴょんぴょん飛びながら割とすぐに迷いの竹林たどり着いた。やはりこの竹はかなり上質だ。自然と集まった魔力が繊維にまで染み付いている。あとでマッドの船に送ってあげよう。送られてきたその竹の下敷きになるとは思わなかったby武器開発部第3隊長

黒狼は真実の瞳を発動した。

黒狼(この程度の効果ならば必要ないだろうが、使わんと不審がられそうだ)

フラン「迷っちゃうよ〜ねえ、ねえってば〜」

黒狼「この千里眼の能力を使えば迷わず辿り着ける。」

真実にほんの少しの虚偽をいれる。フランは名称以外は本当なので嘘に気づかない。黒狼にとって能力はどう呼ぼうがどうだっていいのだ。故に嘘ではない。ただ相手が都合のいいように解釈するように誘導する。黒狼が師匠に言われたことだ。

フラン「あなたの能力ってなんなの〜?」

黒狼「教えるとでも?」

別に教えてもいいが、知らない方が都合がいい。

永遠亭に辿り着いた。途中てゐがいたが簀にして引きずっている。目の前にはウサギが。

鈴仙「そこに止まりなさい!」

目を光らせてそこに立っていた。

黒狼「おい、お前。あいつは?」

フラン「む〜」

黒狼「?」

フラン「私自己紹介したのに。」

黒狼「されたな。」

で?という反応を見せる。

フラン「名前、、、呼んで?」

黒狼はなぜ?という反応を見せた。

フラン「お前じゃなくってフランで呼んで!」

黒狼「は?」

なぜそんなことをする必要がある?

フラン「仲良くしたいから!!」

黒狼「、、、フラン。」

フランは喜んだ。なぜその程度で喜ぶかわからぬが、面倒だから仕方ない。

鈴仙「ちょっと私の話を聞きなさーい!」

黒狼「喋れ。」

尋問のように聞く。

鈴仙「この先には行かせないわ。てゐをこんなひどい状態にするなんて!」

黒狼「ああ、こいつか。邪魔だったからな。」

鈴仙「波符『赤眼催眠(マインドシェイカー)』!」

黒狼「認識阻害の類か。」

黒狼は動かずにそう告げた。

黒狼「ああ、そこ俺の射程だ。」

何も起こらなかった。

鈴仙「?、、、ふっ。挑発か?私をとらえられないのがバレバレだぞ?」

鈴仙は動いてしまった。踏み込んだ場所には罠があった。そして一瞬にして絡め取られてしまった。そして暴れる鈴仙を無視して引きずって歩く。

鈴仙「これをほどきなさい!」

隣をみると、てゐが諦めた顔で呟いた。

てゐ「ようこそこちらの世界へ。」

あまりにうるさかったので黒狼はより拘束を強める。

鈴仙「この、、、っ!」

黒狼「うるせえ。」

鈴仙「あ、、、、。」

黒狼はエネルギードレインを使った。体力を奪った。暴れる気力も奪った。鈴仙は大人しくなった。

てゐ「あーあ。やっぱりそうなるか。」

てゐも同じようなことをされたのだろう。そして永遠亭についた。そこには輝夜がのんびりとしていた。

輝夜「あら?もこたんに連れてくることもなく来れるなんて。なんて運がいいのかしら。」

フラン「こいつ千里眼が使えるんだって。」

輝夜「へえ。」

輝夜は一瞬にして距離を詰め拳を放つ。黒狼は剣を抜く。

輝夜「剣にしては硬いわね!」

黒狼「木刀・暴君。手加減用のものだ。」

輝夜「すぐに手加減なんて考え無くしてあげる!」

フラン「わぁ〜お兄さんつよ〜い!」

輝夜は弾幕を使わず拳で、黒狼は木刀を棍棒のような使い方をする。ようは技術も何もないただただ振り回すだけだ。拳に合わせて振る。が、それがとてつもない脅威となっていた。輝夜は弾幕も展開し、近接遠距離両方共々対応できるのかを試していた。黒狼はフランを背負いながら、簀二人組を引きずって戦っていた。

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