俺を怒らせた。
妖夢が刀を持って戦うようなので銃で応戦する。
妖夢「こいつ、強い!」
黒狼が遊んでいるとはいえ、かなり鍛えて大抵のものは集中すれば止まって見えるほど動体視力がいい妖夢なのだが、黒狼の銃を構えてから打つ一連の動作が早すぎて見えなかったのだ。とはいえ、だ。弾速は大したことないので弾くことができていた。
妖夢「あなたの敗因は私を舐めたことです!」
(人符「現世斬」)!!!
弾丸をいくらか弾いて斬撃が飛んでくる。黒狼はその斬撃を手で掴んだ。手が弾け飛ぶ。
妖夢「なっ!」
流石にこれを喰らうとは思わなかったのだろう。あとは、、、、違和感だろうか。自分の攻撃が自分のものではないような、、、。
黒狼「どうしても俺をこの世界は排除したいようだな。」
強化された斬撃を見てそういった。その斬撃を喰らう。
妖夢「えっ」
黒狼「舌が裂ける。痛い。」
よく噛んで飲み込んだ。
黒狼「特異回復」
異常はほどに回復し続ける個体を食べた時に得た固有能力。それを使った。腕から手が生えてゆき、舌が再生した。
妖夢「これで終わったと思わないでください!」
人鬼「未来永劫斬」!!
黒狼は掴んだ。
妖夢「なっ!」
刀を刃の部分で掴まれた。
黒狼「(この世界の)斬撃耐性だ。もう無駄だろう?なんで攻撃したか聞きてえんだが。」
妖夢「貴方を倒さなければならないから。」
黒狼は匂いを嗅ぐ。
黒狼「お前、、、操られてんのか?」
妖夢「むっ、確かに私は半人前ですが、操られるような半人ではないです!」
黒狼「半人なら余計操られやすいんじゃ、、、いや、いい。おい、お前。俺に敵対するのがどう言うことかわかってんのか?」
威圧を込める。
妖夢は少し気圧されながらもいう。
妖夢「ようやく正体を表しましたね!こんな威圧を放てる人間なんているはずがありません!きっと高位の妖怪に違いありません!」
黒狼「はぁ?」
妖夢「さあ覚悟を!」
こじつけもいいところだ。こんなことできるやつなんて両手から溢れるくらいにはいるし、正体も何も俺は俺なんだが。こいつは悪いやつじゃない。殺す必要はない。が、攻撃してきたからには相応の覚悟をしてもらおうか!!
黒狼は暴君Ⅱを取り出す。
黒狼「お前、死ぬ覚悟はあるよな?」
黒狼は妖夢が目に見えない速度で攻撃する。一撃一撃が意識を刈り取られそうな攻撃!だが、この程度ならば!機会を伺えば斬れる!!
ふむ。手加減しているとはいえ、ここまで耐えるのはおかしい。当たった感じが顔でも背中でもおんなじ感じだ。これは、、、
ドスッ
黒狼「がふっ、、、」
異様な光景だった。防御力が他の数値より低いとはいえ山より硬い黒狼が刺されるなどと言うことはあり得ない。
こいし「あはっ油断しちゃった?だめだよ〜背後には気をつけないと〜」
妖夢の刀が黒狼の首に当たるスレスレのところで暴君Ⅱで受け止めていた。暴君には傷が、、、。
黒狼「異様なほどの強化。やはり俺はなにかを見落としているらしい。」
こいしをぶん殴る。そしてナイフを引っこ抜く。握りつぶして口に含み、飲み込む。
黒狼「それにしても。俺に敵対するとは愚かな選択をしたな小娘ェ!!」
黒狼に黒い稲妻が走る。
こいし「あははっ!怒った怒った〜!!」
こいしは別のナイフを取り出して言った。
こいし「私の無意識は黒狼にも通用するんだね〜。仲間になったからって油断しちゃった?」
黒狼「?、、、傷が回復しない。」
妖夢「あなたは今や幻想郷を敵に回しました。今は全てが敵です!」
黒狼「ふっ、ははははははははははは!!!」
狂ったように笑い出す。
妖夢「とうとう気が狂いましたか?せめて苦しまないように一撃で終わらせてあげましょう、」
黒狼「幻想郷が敵?ああ、いいだろう!上等だ!俺も遊びたりないと思っていたところだ。ちょうどいい!全て滅ぼしてやろう!!」
幽々子「そう言うと思って先に手は打ってあるのよ。」
フランが籠の中に捕えられていた。人質、、、だろうか?
幽々子「私の能力で死を操って触れたら死ぬ牢屋を作ったわ。さああなた如きに壊せるかしら?」
黒狼「お前もまた操られているのか。、、、貴様は俺の逆鱗に触れた。」
威圧を込める。それだけで地殻変動が起き、空間が歪み出した。死すら黒狼は喰らい尽くした。
幽々子「なっ」
黒狼は空中にとどまる。糸を使ったのだろう。そして、、、フランは死んでいた。死の能力ですでに殺していたのだろう。
黒狼「あとで皆と共に生き返らせてやる。だから今は眠っておけ。俺は今少し本気を出すんだ。そして、、、俺に喧嘩を売ったやつを後悔させてやろう。」
自分の傷を抉り、謎の力を排除する。血は、、、フランにでもやるか。すごく飲みたそうにしていたしな。
妖夢「なっ、、、あなた正気ですか!?傷を抉るなど正気とは思えない。」
動揺している、、、?仮にも敵に同情するか?、、、あいつならするか。俺にはよくわからない感情だ。
書いてて苦しかった。でも大丈夫。地獄はこれからだからね。




