眠りの黒狼(コナソ風←んじゃなくてそですからね!!)
東方二次創作大好きの民の皆さんに朗報。二次創作だぞ〜!!東方だぞ〜!!世界観壊れないように頑張るます。
フラン「ねえお姉様〜私の部屋に新しいお人形がいるわ!!しかも生きているの!!」
レミリア「おかしいわね、、、。新しい人間を招いた覚えはないのだけれど。」
フラン「じゃあ遊んでもいい?私色々やりたいことがあるんだ〜!」
ここは幻想郷忘れ去られていたものたちが集う楽園。その中の吸血鬼の館、、、紅魔館の中に眠っている人間がいると言うのだ。(フランはお人形としか言っていない)
咲夜「いつも通り美鈴がサボっていたのでしょうね。あとできっちり言ってやりますから。おそらく外の世界から来た空き巣をしようとした愚かな人間でしょう。」
レミリア「そうね、、、その方をここに案内しなさい。フラン?もし悪いやつだったら遊んでいいわよ」
フラン「やった〜!!」
というわけでフランの部屋に向かう。咲夜の言ってやるはナイフでわからせてやるだし、レミリアの遊んでいいわよは殺してしまっても構わない。と言う意味だ。フランの部屋は二つある。能力が不安定になった時に引き篭もる地下の部屋とたまに使っている2階の部屋だ。今は暗い部屋が気に入っているためよく地下に引きこもっている。今はにとりの発明品の遠くでも会話できる機械を使って話している。ニトリ曰く名前は通話機らしい。
フランはお姉様がくるまで暇をしていた。黒い狼みたいな耳とフサフサの尻尾を持った人間は近づくと耳をぴくぴくと動かす。どうやら気づいているようではいるのだが、眠っているという様子だ。
フラン「ちょっとくらいならいいよね?」
そして弾幕を弱めに飛ばしてみる。弾幕は黒狼に当たり、消えた。
フラン「反応しなーいつまんないの〜」
今度はさらに強めに弾幕を展開する。今度もまた反応なし。
フランは能力を使った。
フラン「むう〜これで起こしてやる!!ぎゅっとして〜ドカン!!」
これですら起きなかった。、、、、、
黒狼「、、、」
ゆっくり瞳を開いた。先ほどまで丸くなって眠っていたが今は伸びをしている。
フラン「あなたは誰?どこから来たの?」
黒狼「俺は、、、」
レミリア「あら?今目が覚めたようね。あなた名前は?」
黒狼「、、、俺は」
レミリア「ああ、言わなくてもいいわ。何を言おうとしたか聞こえたもの。黒狼っていうのね。ねえ黒狼?あなたは何をしに来たのかしら?」
黒狼「知らん。」
レミリア「どこから来たかわかる?」
黒狼「お前たちからしたら異世界だ。」
レミリア「そこまでわかっているのなら話は早いわね。ここは私たちの館。あなたは侵入者なの。あなたをとらえてしまってもいいのだけれど、、、?」
黒狼「お前の能力は未来視に近い何か。過去も観れるというのならまた変わるが、未来を体験するような能力という推測ができる。」
黒狼はさらに言った。
黒狼「過去を観れるか否かは今のところ判別できないが、先ほどの疑問系、そうなった場合が見えていないか能力を使っていないかだ。能力を使ったかは感で分かる。2回使ったうちあとの方は見えていないのだろう?」
こいつは危険だということをレミリアは理解する。鋭い洞察力とそれをまとめられる頭脳、そして野生の感があるのだ。危険でないはずがない。実際にレミリアは2度能力を使った。1度目は簡単な名前を当てるというものだ。先の未来を見てそう答えていたものを言ったのだ。だが2度目にどうやってここに来たかという答えに対しては未来には答えがなかったのだ。それこそ過去を視るような能力があれば分かるのかもしれないが、、、。あいにく少し前しかできない。それ以上となると代償が必要だった。そうなると選択肢は一つしかない。懐柔する。不気味なのだ。フランの能力も効いていない上に頭もいい。それだけの要素を持つ相手を野放しにするのは危険だ。
レミリア「ねえ。あなたここに住んでみないかしら?働いてくれたら衣食住くらいは提供してあげてもいいわよ?」
黒狼はこいつらを食うか従ってみるか悩んでいた。正直弱そうな小娘どもしかいない。確かに一般市民よかは強いだろうが所詮その程度。そんなことを考えているとフランが首元に噛み付いてきた。
フラン「あ〜ん」
口を開けて首から血を吸、、、うことができなかった。牙が皮膚を通らずフランは黒狼の首を舐めた。状況を言うと猫があくびしてる時に指を突っ込んだみたいな感じだった。猫はそうすると舐めた。だから動物の猫の動作みたいだな〜ということを考えていた。
黒狼「まあ俺は構わん。」
レミリア「決まりね!じゃあ咲夜。空いている部屋に案内しなさい?」
咲夜「かしこまりました。」
黒狼の役割はフランの遊び相手と部屋の掃除らしい。マッドサイエンティスト(端的にいえば飼い主の主人?)に変なとこ飛んだという連絡を送った。それと同時に仕事をしばらく休むということも。部屋の場所を教えてもらい、黒狼の部屋にフラン、レミリア、咲夜、が集まる。
黒狼「ああ、そうだ。一応知らせておこう。黒狼はコードネームだ。ここに住むというならばこれくらいは礼儀だろう。」
え!?という反応をみんなしていた。それを気にも止めずに黒狼はもう話す気はないらしい。黒狼の目的はこの世界を壊すこと。でも壊すだけじゃ面白くない。しっかりと一つずつ丁寧に壊すのだ。それを表情に出すことはなく、ベッドで眠ってしまった。黒狼の物語はここから始まる。