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いきなり強敵

 ダンジョン内は薄暗く、視界が悪い。


 なんとか見えるようになる方法を探していると、妖魔眼で魔力の流れを見ることで自分が立っている付近に魔物がいないことがわかった。


 妖魔眼を使いながら暗闇を見ていると、突然


〈複合スキル『妖魔眼』にスキル『暗視』が追加されました。〉


 と、声が聞こえてきた。


 びっくりしたが、異世界ものによくあるアナウンスだと納得して、『妖魔眼』の詳細を確認してみると、『暗視』が追加されていた。


 使ってみると、今まで真っ暗だったのに、はっきりと周りが見えるようになった。


 便利だ。


 妖魔眼あってよかった。


 




 少し歩くと、何か物音が聞こえてきた。


 岩陰に身を隠しながら音の方を見てみると、そこには真っ赤な大鬼がいた。大体10メートルぐらいありそうだ。


「『鑑定』」

____________________________________

名前:なし

種族:古代大鬼(エンシェントオーガ)

職業:殴殺者

レベル:68

スキルの鑑定に失敗しました。

____________________________________


 古代大鬼?


 なんだろう。


 智慧の書で調べてみると、

__________________________________________________

古代大鬼

 オーガ種の頂点に君臨する魔物。大体、Sランクダンジョンのボスとして存在する。

__________________________________________________


 え?


 いきなりSランクダンジョンのボス!?

 

 これ勝たなきゃいけないんだよな?


 通路の真ん中に陣取ってるし。


 倒さなきゃ進まない。


 やるしかないか。


 





 ふう、落ち着け、今から不意打ちで攻撃して、倒す。それだけじゃないか。


 不意打ちで倒せないかもしれないけど、その時はその時だ。



 よし、やるぞ!



 オレは、意を決して妖術を発動させた。


 

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