温泉街の料理
「なあなあ、あそこ、地獄蒸しというのがあるぞ!」
「へぇー。この世界にもあるんだ。」
地獄蒸しとは、温泉の蒸気で野菜などを蒸す料理のことだ。
「食べてみる?」
「うむ」
とりあえず、玉ねぎ、ナス、じゃがいもを店で買って、その店にある地獄蒸し用の場所に行き、野菜を蒸した。
ちなみに、この世界にある野菜の名前は、地球と同じだった。
「甘っ!玉ねぎってここまで甘くなるものなのだな!」
「確かに、生の時とは比べ物にならないぐらい甘いね」
やっぱ、玉ねぎの味と食感って生の時と火を通した時全く違うものになるよな。
じゃがいもは、バターと塩胡椒をかけて食べた。
ホクホクでめちゃくちゃ美味かった。
ナスは醤油とからしで食べた。
ナスはトロットロでマジで美味かった。
「あ、あそこ温泉卵がある!行こう瑠璃!」
「ん?お主がはしゃぐなんて、そんなにうまいのか?」
「うん!オレが特に好きな食べ物の内の一つだよ!」
早速買って、食べた。
卵は、温泉卵でしか味わえないトロトロの食感で、店の特製のだし醤油がかかってて、それがすごくあっててうまかった。
デザートには、温泉饅頭を買って食べた。
絶妙な甘さですごくうまかった。
というか、この街の名前とか、料理の名前とか見て思ったけど、絶対日本人関わってるよな。
デート回というよりもグルメ回になってしまった。