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次の町へ
ひとまず、Dランク冒険者になることができた。
「結構簡単な試験だったな」
「そうだね。まあ、多分あの試験官には、強さが少しくらいバレたかもしれないけど、まあ、許容範囲内かな」
「そうであるな。それより、これからどうするのだ?もう次の街へ行くか?」
「いや、この町でBランクまでにはなっておこう。それから旅行再開だ」
「うむ」
一応、Bランクぐらいまでになっといた方が、他の町で侮られることもないだらう。
それから、5ヶ月の時が経ち、オレたちはついにBランクになった。
ちなみに、5ヶ月という昇格スピードは、『智慧の書』で調べた、最初からDランクであれば速くも遅くもない絶妙なスピードだ。
「さて、じゃあ次の町へ行くか!」
「うむ、楽しみだ」
この町で、この世界にある観光できそうな町を調べてある。
「じゃあ、出発だ」
これで、4章完結です。次の5章から本格的に観光旅行編を始めます。登場人物紹介を明日投稿した後、少し投稿を休みます。