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冒険者について

 ひとまず、受付に行って説明を受けることにした。


「ようこそ、冒険者ギルドへ。登録でよろしいですね?」


「はい」


 さっきの会話を聞いていたらしい受付のお姉さんにそう聞かれた。


 まあ、結構でかい声だったし、聞こえてるか。


「では、まず説明させていただきます。冒険者ランクはご存じですか?」


「はい」


 冒険者ランクとは、上からS、A、B、C、D、E、F、Gがあり、そのランクの魔物を倒せるという感じで決まっている。


 ちなみに、魔物の強さは、


 S→都市が壊滅する。


 A→小さな町が壊滅する。


 B→大きな村が壊滅する。


 C→小さな村が壊滅する。


 D→小さな村が半壊する。


 E→一般人には討伐不可能。複数の一般人に被害が出る。


 F→一般人でも、徒党を組めば倒せる。


 G→無害。一般人でも討伐できる。


 という感じだ。


「冒険者は、そのランクの依頼、もしくは、同じランク5人以上のパーティで、一つ上のランクの依頼を受けることができます」


「なるほど」


「そして、規則ですが、まず、ギルド内での武器もしくは魔法を使用した戦闘は禁止です」


「武器と魔法以外ならいいの?」


「はい。別に武器と魔法を使用せずに、相手を殺さなければ喧嘩はいいです。冒険者の方々は、基本的に優しい善人が多いですが、意見が合わない場合、喧嘩することは多いので、もう、上が禁止にするのを諦めたんですよ」


「なるほど」


「さて、次ですが、もし、依頼を達成できなかった場合は、その依頼の報酬額の5分の1を違約金としてお支払いしていただく必要が出てきますので、ご注意を」


「はい」


 その後も、しばらく細かい規則についての説明を受けた後、冒険者になるための試験を受けることになった。


 まあ、不合格でも、見習いとされるGランクにはなれるらしく、最初のランクを決めるための試験らしい。


 強いやつは、早く上に行ってほしいそうだ。


 まあ、この試験で、スキップできるのはDランクまでらしいけど。



 

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― 新着の感想 ―
[一言] 目の前の二人が災難であることを知らずに、モンスターのレベルを説明する受付係を見るのは興味深い
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