表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/246

VS『竜王』

〈三人称視点〉


「なんだ?あれは……………。」


 『災竜』を倒したらしい少女『九喰(クク)』と『竜王』がいきなり転移したのを見て、他の『災害指定』たちは、観戦するために建物から出ていた。


 『災竜』を倒したというのは信じたくないが、『災竜』は嘘をつくようなタイプではない。そのため、九喰の強さを見てみたかったのだ。


 そこで見たのは、一方的な戦いだった。


 『竜王』がどれだけ鋭い攻撃を放とうが、それを難なくいなし、魔力を纏っていない攻撃で九喰は『竜王』をボコボコにしていた。


「ありえぬぞ、こんなこと。」


「フッ、言ったであろう?あやつは我に勝ったと。」


「圧倒的ね。」


 その会話をしているうちに『竜王』は、さらにボコボコにされていた。


「ふざけるな!ふざけるな!!!ふざけるなー!!!!!」


 『竜王』が激昂し、人型から本来の竜の姿になった。それは、瑠璃には劣るものの、圧倒的な存在感を放っている金色の竜だった。


 キィィィィィィと不快な音を出しながら、『竜王』の口に魔力が集まり出した。


「死ねーーー!!!塵すら残さずに!!!!!」


 そして、それが一気に解き放たれた。


 だが、それでも、九喰には届かない。


「『魔力喰い』」


 その一言が聞こえた後、『竜王』の放ったブレスが全てかき消えた。


 そして、それに驚いている『竜王』に九喰は、強烈な拳を叩き込み、『竜王』は気絶し、落下した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ