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道中の会話
「そもそもさ、『災害会議』ってなんなの?『災害指定』って人間が勝手に定めてるやつなんでしょ?」
「ああ、そうなのだがな。確か昔、自分と同格だと言われているものがどんなやつなのか会ってみたいっていうやつがいたらしい。」
「らしい?」
「うむ。我は一度も『災害会議』に出ていないからな。」
「そうなのか?」
「うむ。まぁ、『災害指定』には全員会ったことはあるがな。」
「へえー。」
「あ、そろそろだぞ。『災害会議』が行われてるとこ。」
「お、そっか!」
現在、オレと瑠璃は空を飛びながら『災害会議』の行われてる場所に向かっている。
そこは、海に浮かぶ小さな島らしい。
少し遠くを見ると、それらしき島が見えてきた。
どんな人たちがいるんだろう?
いや、人じゃないか。
まぁ、楽しみではある。
短くなったので、今日は21時にもう1話投稿します。