告白
あれから1ヶ月が経った。
色々あった。
瑠璃が風呂とか料理に感動したり、一緒に風呂に入ろうとか、一緒に寝ようとか誘ってきたり、まぁ全部断ったけど。
でも、なんか楽しい。
この生活。
日常生活の中で、自然と笑える。
こんなの両親が生きてた時、10歳以来だ。
多分だけど、オレは瑠璃と一緒にいられて幸せなんだ。
だから今日瑠璃に告白する。
ていうか、オレ、結構チョロい?
…………………………
……………
……
ちょうど夕飯を食べ終わった後、今、オレは瑠璃と向かい合って座っている。
「どうしたのだ?こんな改まって。」
「大事な話がある。」
「ほお」
「オレは多分、お前が好きだ。」
「ゑ?」
「どうした?変な声出して。」
「いや、困惑するだろう?いきなりそんなこと言われて。」
「そうか、そうだな。オレは、お前と生活して、すごい楽しかったんだ。幸せだった。だから多分、オレはお前が好きだ。」
「そ、そうか。我も、お主のことは強さを抜きにしても好きだ。一緒に生活して、お前に惚れた。」
「そ、そうか……………。」
「お、おう……………。」
「じゃ、じゃあ、えっと、いきなり結婚は無理だけど、とりあえず恋人になるってことで……………良いかな?」
「う、うむ。」
こうして、瑠璃と恋人になった。
なんか、ジレジレもいいかなとは思ったんですが、自分の技量的に無理と判断し、簡単にまとめました。