VS竜 その4
爪撃、ブレス、魔法、その他様々な攻撃が、鋭くオレに向けられる。
「ハハッ!やっと本気出してくれたんだ!!!」
『うむ、貴様は本気を出さねば無理だ!しかし、貴様は全然本気を出しているようには見えないのだが!?』
「そうだね、君の本気を見てわかったんだよ。本気を出したら一瞬で死んじゃうってさ!」
『舐めるなーーー!!!!!』
少し煽ると、さらに攻撃が速くなる。
まだまだ上がありそうだ。
オレは攻撃を避けながら、何度か殴る。
それでも、こいつは倒れない。
面白い!!!
「じゃあ、オレも少し力を見せようか!!!」
そう言って、オレは全身に神力を張り巡らせる。
「『混沌纏い:絶望の狐』!!!!!」
そして術を発動させる。
『なんだ?その姿は?さっきよりも、さらに威圧感が増したぞ?』
「ああ、そうだろう?さぁ、負ける準備はいいか?」
『フッ!負けてやるわけがないだろう?』
そう言って、竜も、さらに魔力を纏う。
竜は、完全にオレを殺しにかかっている。
だから、面白い!!!
さぁ、最終ラウンドだ!
混沌纏い:絶望の狐の見た目
白と黒の入り混じった神力を纏い、髪と尾は白にところどころ黒が混じっている。目は鮮やかな青。
こんな感じの見た目です。(目はあんまり変わっていない。)