100年後 その1
投稿再開!!!……なんですが、執筆できる時間がほとんどなく、ストックもほとんどないため、この章は隔日投稿にします。
『空亡』との戦いから100年の月日が流れた。
『空亡』を倒し、そして意識を取り戻した後、オレは、自分の中に『この世界の管理者権限』があることに気づいた。
どうやら、『世界の管理者権限』は、魂ではなく肉体に宿るらしく、『空亡』の肉体は、破壊神のものだったため、『空亡』も『この世界の管理者権限』を持っていたようだ。
それをオレが喰ったため、オレが『この世界の管理者権限』を持つことになったらしい。
オレは、早速この力を使い、この世界に住む知的生命体全てに神託を下ろした。
その内容は、
『我は、この世界の神であり、今までは、破壊神の封印の柱となっていた。しかし、破壊神が解放されたことで、我も解放された。それでも、力は完全ではなく、破壊神を止めることができなかった。しかし、この世界を混沌に陥れた破壊神は、『災害指定』『不明』改め『九尾』が斃した。今は、神託を下ろす程度の力が回復したため、破壊神の死を伝えることができた』
といった感じ。
二つ名は、いつまでも『不明』は、なんか嫌だったため、『九尾』に変えさせてもらった。
実際に封印を施したのは創造神だから、創造神の手柄を奪うことになってしまった。
それでも、今まで神が活動できなかった理由は、これ以外に思いつかなったため、この内容で神託を下ろした。
まあ、創造神には性別を変えられた恨みがあるし、これぐらい許してほしい。
神託は、生物である限り、疑うことができないらしく、あっさりと信じられた。
ちなみに、神と『九尾』は別人ということにした。
この方が色々と動きやすいからな。
ちなみに、神としての名は、玖理喰にした。
オレの本当の名をもじった感じで、バレそうではあるが、そこは神託の力でバレないように完全に別人だと思わせた。
神託って便利だ!!!