表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
173/246

『魔女』VS『崩界』 その1

〈三人称視点〉


 『魔女』リーリの住む家。


 そこにも、大量の魔物が押し寄せていた。


 しかし、リーリは、特に気にする様子もなく、紅茶を飲みながら、片手間で魔物を殺していた。


 そして、『八使徒』が侵攻を始めた日、リーリは、家の外に出ると空を見上げ、


「やっと来たのね。退屈していたところなのよ」


 上空にいる、『崩界』カロスに向かってそう言った。


 カロスは、特に驚いた様子もなく口を開いた。


「だろうな。お前は、『災害指定』の中でも特に強く、危険だ。場合によっては、『災竜』よりも厄介そうだ」


「それは流石に買い被りすぎじゃない?」


「それは、戦ってみれば分かる!!!」


 カロスは、そう言うと、魔力を解放した。


 それだけで、世界が軋み、空間にヒビが入った。


 常人では……否、たとえSランクの実力がある者でも、生きてすらいられない空間が出来上がった。


 しかし、リーリは特に怯える様子すら見せずに、


「フフッ。魔法の実験にちょうどいい相手ね」


 そう言って笑った。


 そして、リーリは、杖を構え、大量の魔法陣を展開した。


「俺を実験にちょうどいい相手と評するか……面白い!!!」


 次の瞬間、大量の魔法が放たれた。


 魔法は、一つとして同じものがなかった。


「さあ、どれが効くのかな?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ