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TS転生  作者: 中尾優
第1章 転生
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第3話転生 赤ちゃん

 俺は、目を開けようと目に力を入れるがぼやけてしか見えない。

「ふぎゃああ」

 声を上げたが赤ちゃんっぽい鳴き声しか出せない。

 前の世界の俺はもう死んだ。

「ふぎゃああああ」

 余計に泣いてしまった。

 どうやら俺は、生まれて来たときは眠っていたようだ。

 俺が泣くと、お母さんらしき人が慰めてくれた。

 お母さんに慰められると温かい気持ちになり涙が自然と止まる。

 涙が止まると泣き疲れた俺は、看護師さんに抱っこされ別の部屋に移される。

 さっき泣いたせいか、眠たくなって来た。

 看護師さんが微笑んで来たような感じがした。

 そのあと、俺は看護師さんに抱っこしてもらいながら寝てしまっていた。



 このような生活が、2週間ほど過ぎた。

 今日はお母さんにベビー服を着せられて、お母さんに抱っこされた。

 どうやら今日は退院し、家に帰る日だ。

 俺はこの日を楽しみにしていた。

 お父さんに会ったことがないからだ。

 お父さんは仕事の都合でまだ会ったことはない。

 お母さんには空いた時間出来ていたらしいが、俺はいつも寝ているので会えなかった。



 お母さんに抱っこされ病院の外に出ると、リムジンが置いてありそのドアの前にスーツの男の人が立っていた。

 スーツの男の人は、お母さんと抱っこされている俺を見ると頭を下げ車のドアを開ける。

 ドアを開けられるとお母さんは車に乗る。

 車に乗ると直ぐに動き出した。

 俺は車でお母さんに抱っこされながら車の心地いい揺れに揺られながら意識は闇の中に沈んでいった。


眼が覚めるとベビーベッドに寝かされていた。

下半身が気持ち悪いと思ったら泣けてきた。

「ふぎゃああ」

俺が泣きはじめるとお母さんが走って近づいてた。

俺を抱き上げベットから床におろしオムツを替える。

オムツを替えられて安心したのが、今度はお腹がすいてきた。

「ふぎゃあふぎゃあ」

俺がまた泣きあげると今度は、俺を抱っこして台所まで歩いていく。

台所に着くと哺乳瓶の中のミルクが温まって置いていた。

哺乳瓶の先端を俺の口の前に持ってくる。

俺は哺乳瓶の先端に口をつけ吸い上げる。

吸い上げるとミルクが口の中に入ってくる。

ミルクの中が空っぽになるとまた、睡魔が襲ってきた。

睡魔に勝とうと思ったのだが、俺はまだ赤ちゃんなのですぐに寝てしまっていた。

最後まで読んでくださってありがとうございます。感想お待ちしています。

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