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暗殺者が姫をさらう事はなかった


このごろ“スコーピオ”を名乗る暗殺者が王都を夜な夜な徘徊しては、人々を殺しているという。


「はー暗殺者ただしイケメンとロマンのある恋がしたいわ……」

「スパラジーネ様!」


「悪い男は魅力的なのよー」

「姫様、ご趣味がお悪いですわ!“怪盗フライア”ならまだしも!!」


「いいじゃない話すのはタダなんだからー」

「お金の問題ではございません! 暗殺者なんですよ!その名の意味を理解なさってます?」


「後ろからサクッと魂を狩られる」

「それは死神です。もう夜も遅いですし、お早くおやすみくださいませ」


仕方ないから百歩譲って死神ただしイケメンでもいい!


「イケメンが現れてくれないかしら……」


毎晩祈っても平和に過ぎていくだけだった。けれど、いつしか分かることだろう。

変わらない生活は幸せということに変わりはないのだから。

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