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神様の辞書になってくれませんか?  作者: kau
はじまりの日―自宅にて―
1/3

プロローグ……のその前に

その日私がいつものようにPCに向かってネットの海をただよっていると


ピコンッ♪


とPCにメールが届いた音がした。

「今週のメルマガかなー?」

メールをみてみるとやっぱり私が今はまっているゲームサイトからのメルマガだった。

「なになに。へぇー新しいゲームの紹介かぁー。クリア不可能!難問奇問無数!ひっかけから単純計算まで超大量出題クイズゲーム。君は最終問題をみることができるか!?ってなにこれ…?すっごくおもしろそう!!」

昔からなにかを集めるのが好きだった私はこういうパズルゲームやクイズゲームを片っ端から解いてクリア済みで埋めていくのがたまらなく好きだった。

「よしっ絶対に最終問題にたどりついてみせるぞー!」


その日から私は暇さえあればそのゲームをやってた。そのゲームはほんとになんでもありで、なんの意味があるのかわからない簡単な問題から、解けるとスッキリする良問、次の問題が出てこないと思ったら実は途中の問題に欠番があってそこに問題が出てきてるなんて奇問もあった。そうして数え切れないほどの問題を解ききったときついに…


「ついにたどりついた…。これが最終問題なのね。タイトル通りここまでくるのにいままでのゲームなんか比じゃないくらい時間かかっちゃったけど…でもたどりついた!さぁ最後の問題は…?」


最終問題

このゲームは楽しかったですか?

[はい]/[いいえ]


「ラストはこんな問題なんだー。たしかにここに来るまではすっごく長かったけど、道程が長く険しいほど完走した時の感動は一入だもん。当然[はい]っだよね!」

そして私が[はい]のボタンをクリックした時…

スクリーンから眩い光が溢れ、あたりは真っ白にそまり私の意識は光に飲まれていった。

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