表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/5

状況把握始めました

ここはあっさりと終わらせました。

≪紀樹視点≫


「ここは、どこだ?」


 神に異世界に飛ばされたはずだが、これは…よしまず落ち着こう。俺は刀藤紀樹、神龍だ。って、は?あれ?今自然に口から出た?混乱していると頭の奥底から情報が流れてくる。そうか俺は神の眷属になることによって神龍に進化したのか。で、ここは俺の城プラネット……


「城!!!???」


≪メイル視点≫


 ここは我らが主人ノリキ様の城プラネット。ご主人様が眠りについて早300年がたった。


「城!!!???」

「!?」


 今の声はもしや。いやそうに違いない。私は全力でご主人様のお部屋に向かい、扉を勢い良くあける。


「お目覚めですか!?ご主人様!」


 そこにはお元気そうなご主人様のお姿が…



≪紀樹視点≫


「お目覚めですか!?ご主人様!」


 そう言って部屋に飛び込んできたのは犬耳としっぽが生えた獣人属の姿をしているメイド服の女性。俺はそれを見た瞬間に理解した。ここは…………俺がやってたゲームの世界だ。





『ヴァルハラ』

それがこのゲームの名前だった。簡単に言うと自分と仲間モンスターを育てて敵を倒す。ドラ〇エみたいなゲームだった。俺はこのゲームをやりこんでおり、自分の城も持っていた。当時の部下の数は十二人だった。


「メイルか…状況を説明してくれるか?」

「はっ!現在プラネットは謎の大陸、いや異世界にあります」

「は?異世界?」


この城ごと異世界に来たのか


「はい」


 少し状況を整理する必要があるな…


「メイル、十二騎士ロイヤルナイツ全員集めてくれ、会議を開く。

「は!了解しました。それでは失礼します」


 メイルはそう言って部屋を出て行った。


「はあ、めんどくさいな」



~会議室~


「で、どうなってるのか知りたいんだが」


 今ここには12人の部下たちがそろっている。全員が俺の帰還をものすごく喜び、涙していた。それを途中で切り、俺は質問した。それに答えたのはロイヤルナイツ主席のドライグだった


「我々の城はここにきて3日目なのですがこの世界はどうも元の世界よりもレベルが低いようです」

「どのくらい?」

「兵士の平均レベルが200ってとこでした」

「それは低いな」


 ヴァルハラの兵士の平均レベルは350だった。


「でも調査は必要だよな…」

「まあそうですね」

「よし!俺が一人であそbげふんげふん。調査に行ってくる」

「そんな危険です!」

「そうですよ!」


 当たり前のように部下たちが反論してくる。だが、


「ここは俺に任せてくれ。俺がこの中で一番強い。それにみんなに行かせて自分だけここにいるのはつまんnじゃなくて、ずるでもなくて、申し訳ない」

「騙されませんよ、今『詰まんない』『ずるい』って言いました!」


 みんな一斉に反論してくる。だがずっと押し黙っていた老執事のセバスが発言した。


「ではご主人様には外の町で楽しんできてもらい、我々はその間に仲間を集めておくというのはいかがでしょう?」

「おお!それいいな。強い軍隊作っておいてくれ」


 そうして方針は決まった。


「派手なことをしてもかまわんが、無駄な殺戮をするな。定期的に念話で報告しろ」

『は!』


次からが本番です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ