プロローグ始めました
二作品同時に書きます。どうしても書きたかったんです!
朝起きたら隣にゴリラがいて、屋根が飛んで、八百屋のおばちゃんがエンジニアで、パピョーン!ってなって、すらいむがごるごで、23が白菜で、横に言って殴ったらオバマでで、国木田さんに怒られて風船もらってここは俺が食い止めるってリーマンが言って、マリオとじゃんけんして、魔法のランプ盗ったらうんこ降ってきた………
「という夢を見たんだけどどう思う?」
「それはまたすごい『夢!』ってかんじの夢だね」
僕は目の前にいる神様とさっきまで見ていた夢について語っていた。
「どういう心理的状況になったらそんな夢見るんだい?」
「さあ?でもあのゴリラリアルだったな~」
「というかそろそろいいかい?説明始めて」
「いいよ~」
「今君がいるのは天界、君は死んだ、ここまではいいね?」
そう僕はさっきペットショップに行った帰りにトラックに轢かれ、工事現場に突っ込み、その衝撃で倒れた大型クレーンにつぶされ、漏れていたガスによるガス爆発をくらって死んだのだ。まったくあっけない死に方だ人間ってのは簡単に死んじゃうんだな。僕じゃなくて俺だったらどうにかなったかもしれないのに。
「いや、最後の爆発で五分も持った君もおかしいよ?」
え~?そうかな~?
「まあとにかく君たちにお願いがあるんだ」
「お願い?」
「ああ、実はもういらなくなった世界があってね、君たちにプレゼントするよ。そこで飽きるまで生活してくれ」
「なんでそんなことすんの?」
「あなたに興味があるからだよ」
ふーん、君じゃなくてあなた、ね……
「いいよ、異世界に行ってやるよ」
「あなたの気迫はやっぱり凄いね…」
そうか?確かにこの『仕事モード』の時の方が力が出るけど…
「自覚ないのか。性格がプリンと鋼くらい違うよ」
ふーん。
「まあそんなことはどうでもいい。で?どうするんだ?」
「あなたには私の眷属になって異世界にいってもらう。知識は全部転写しておくからその都度思いだせるようにしておく。ちなみになにをしてくれてもかまわない」
「それは便利だな」
「じゃあさっそく行くかい?」
「ああ」
「ではそこに立ってくれ」
言われた通り、神の目の前に立つ。
「君に祝福を」