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狩りをして飲み食をいする




よく寝ることが出来た。

うるさいイビキに悩まされずに寝れて万全な体調だ。



いつもの採取する場所まであと少しだ。

異世界通販を開くと【弓】を検索。

色々ある中に、複雑な形状の弓を発見。

それを触ると大きくなり、説明が出てきた。


【コンパウンドボウ・ブラック】で値段は55836円。

射程150~200メートルと書かれ、こっちの距離にかえると3~4イーガーになる。

普通の弓でも2イーガーが良いところで、4イーガーなら魔法の弓と同じ距離。

早速【注文を確定する】を触り点滅するボックスから取り出した。


説明書を見ながらどうにか完成。

出来上がった弓は、ここの弓と全く違う形状で弦がクロスしている。

精巧な絵では、分からなかった構造になっている。


あの木が距離的にいいだろう。

この照准器と言う物で的に合わせるらしい。

木の的に対して矢を射る。

150メートルだが見事に木に当たっている。

普通はぶれて外していた俺だが、こうも簡単に当たるとは信じられない。

引く時に力がいるが、レベルアップしたせいで今日は体が軽い。

それにしても親指トリガーアーチェリーリリースは便利な道具だ。

放す瞬間がぶれ易いのに、こんな物も異世界には有るのだと驚く。


何度か試して、完璧に射ることができる様に成った。


矢入れには、10本のカーボン矢がある。

いつもの採取する場所へ行くと、広い範囲にわたって見渡す。

100メートルにキラーラビットが居る。

こちらは風下で気付かれていない。


弓を構えて呼吸を整えて矢を射る。

見事に首に命中して、キラーラビットは足を震わせている。

魔石を取り出し、異世界通販に入れて1万円が加算される。


キラーラビットを近場の木に吊るして血抜きをする。

何度もキラーラビットを倒して、6匹が吊るされている。


ふと今日の宿屋のおばさんの注意を思い出した。

ここから遠くない所でブラックウルフの目撃情報を聞かされた。


異世界にはブラックウルフは居ないだろう。似たようなのは獣か?

異世界通販で【獣退治】で検索すると色々出てきた。


俺は【獣嫌がる君スプレー】936円を選んで【注文を確定する】を触る。

ボックスから取り出したスプレーは、臭い匂いで撃退すると書いていた。

このレバーを引くと出るらしいので地面に試した。


「何なのだ!この臭さ」


遠くの方で獣の鳴く声が聞こえ、あ!あの林に何かが去って行く。

もしかしてブラックウルフが居たのか?


こんな臭さだと他の獣も寄り付かないだろう。

見つけた薬草でも取ることにする。

結局15束の薬草が取れた。


昨日選んだ【アウトドアワゴン 折り畳み 収束式】を再度購入。

キラーラビットを積み込み、引張ってみると6匹だ昨日より重いのは当り前か?

しかたない、警戒しながら町まで引張って行く。

もしもの時は、このスプレーを吹き付けてやる。



ポーション店で薬草15束30ギーで売って、肉屋に行き裏口から声を掛けた。


「サンクスおじさんキラーラビットを持ってきたよ」


「元気にやってるか?」


「何とかやってます」


「これならいい肉が取れそうだ300ギーでいいな」


ポケットをまさぐり300ギーを手渡された。


「ありがとう」



宿屋の部屋で固いベッドに寝転ぶと、何か忘れている様な気がする。

そうだ夕食のパンを買い忘れた。

この時間だとあの安いパンは売り切れになっているハズ。

近所の売店も店仕舞いをしてるだろう。


そうだ!異世界通販で食べ物が売っているかも、早速開いて見る。

【パン】で検索。

沢山ある中から選んだのは【伊勢谷堂の生クリームパン8個】で2600円。

注文を確定すると、又も箱が出てきた。


開けて見ると、又袋に入っている。


「何だこの袋は冷たい」


そうだ説明を読んでなかった。

【冷凍保存しています。常温で30分~40分置いて下さい】

触った感触も固く食べれそうにない。待つしかないのか?


仕方ない今度は飲み物だ。【飲み物】で検索。

どれどれこの円柱に派手な色がいいかな、この元気の言葉が気に入った。

【シャキッと元気!リアル〇ールド 160ml缶×30本】で1645円。

注文を確定すると、又も箱が出てきた。


こんなに沢山も入っている。

そうか説明にも書いてあった。


「あれ?何処にもフタがない。どうやってリアル〇ールドを飲めばいい」


この突起が気になる。


「コンコン・プシュー。何だ、この泡は」


それに小さな穴が開いている。これを引張るのか?お、穴が大きくなった。

ここからなら飲めそうだ。


「ゴクゴク、プァハー何か変な味だが美味しい」


何だか嘘の様に、元気になってくる。

そろそろこっちのクリームパンも食べ頃、早速食べてみよう。


「モグモグ、これも甘くて美味しい。モグモグ」


今までに食べたこともない美味しさに、食べることに夢中で食べ尽くす。

リアル〇ールドを3本とクリームパン8個を、アッと言う間に飲み食いしてしまった。

久し振りの腹一杯になった。


まぶたも重くなってきた。

「フアーア」眠いしもうダメだ。




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― 新着の感想 ―
[一言] あと100mの距離を射撃スキル無しで簡単に当ててますが、100m先のウサギなんか何度も練習をしないといきなりなんて当たらないです。 のっけからご都合主義では?
[一言] 何ポンドのコンパウンドボウかはわかりませんが、力3では一番弱い物でも弓を最後まで引けないと思います。
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