魔法ほしい
「 ルイス様。アンジェ様。お手紙が届いております 」
宿に戻ってきたところで、受付の人に呼び止められた。
試験結果かな?
手紙を受け取り、中身を確認したところ
合格した旨、そして、
首席で合格したため、新入生代表挨拶の役目を果たして欲しい
と書かれていた。
「 アンジェはどうだった? 」
「 合格してました。兄さんはどうでしたか? 」
「 合格したみたい。それに主席合格だってさ 」
「 まあ、兄さんならそうでしょうね 」
何か妹からの信頼が厚すぎやしないかな … …
「 クラスはどうなるんでしょうね 」
「 余った人数自体少なかったし、一クラスしかないんじゃないかな 」
担当教官を倒すという試験だった場合
実際に倒せていたのは7人くらいだから、数は相当少ないだろう。
当日まで、魔法の練習でもするとしよう。
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僕とアンジェは学園の門で
繧ォ繝ェ繝ウ を待っていた
アンジェがいつの間にか 邏??據縺励※縺??◆縺昴≧縺? 。
「驕??>縺ェ縺? … …」
あんな性格だけど、蠕??■蜷医o縺帙↓驕??l繧九↑繧薙※莠?、今までの記憶上なかった縺ッ縺壹□ 。
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はっ!
今まで僕は一体何を … …
「 どうしたんですか兄さん ? 」
「 アンジェか … … 」
気が付くと、もう朝だった。
そして今日の日付的に、この後は学園の入学式だ。
今のは夢か … … ?
妙にリアルな夢だった。
目の前の光景全てが崩れていくような夢
あの光景こそ、例の人が言っていたブラックホールを使わない方が良い理由だとでもいうのか … … ?
まあ、今は知るすべが無いか … …
『 ま、無いわけではないがの 』
『 ソフィア … … 頭の中を勝手に覗くのはやめてくれ … … 』
『 今更何を言っておる。それくらいいいではないか 』
まあいいけどさ … …
『
私の時空魔法を使えば良い。
時空魔法で未来の自分と会って確かめれば良いではないか。
』
まあそうだよな。
未来の自分が生きていれば別に問題ないって事だよな
でもまあ … …
『 まあ、今はいいよ。今日はこの後入学式もあるしね 』
『 そうか。使いたくなったらいつでも言うがよいぞ 』
気になるから何でもかんでも未来に飛ぶっていうのは何か運命を捻じ曲げそうでいやなんだよな … …
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代表挨拶も終わり
ホームルームとなった。
結局今年度の新入生は8人だった。
アンジェともカリンとも同じクラスだ。
知り合いが同じクラスに居ると心強いね
「 まず初めに、私がこのクラスを受け持つ ヴェリ だ。よろしく頼む 」
この女の人、一次試験のおじさんが襲い掛かられそうになった時に止めに入った人だ。
相当な実力者だと思っていたが、教師も担当するのか
「 では、クラスの皆の自己紹介を一人ずつやっていってくれ。 」
定番の流れだな。
学生代表という事もあるし、ここは僕が一番最初かな … …
「
ルイスです。魔術師ギルドにも登録しており、階級はスローンズです。
これからよろしくお願いします。
」
「
なるほど … … スローンズか。
ならあの試験時の魔法も納得できるな。
」
「 … … 君は? 」
10歳ほどの男の子が立ち上がりながら話しかけてきた。
「 俺の名はネロ。レイブン帝国の第一位継承権を持つ者だ 」
いやいや … …
とんでもない大物じゃないか。
というか帝国から留学って受け入れてるんだな
「
試験の時に見た魔法、尋常じゃない魔法力を感じた。それだけでこちらの学園に来た意味があるというもの。
是非うちの魔導士と戦わせてみたいものだよ
」
まあ、戦うのは歓迎だけどね。
「 帝国にも魔導士とか居るんだ? 」
「 ちょっと兄さん!相手は他国の王族ですよ! 」
アンジェが慌てて止めに入る。
「 大丈夫大丈夫。そもそもこの学園はそういうの気にしてはいけないんだろう? 」
「 そうだ。才のある者を育成する関係上、上下関係を気にしていては伸びないからな 」
「 だ、そうだ。じゃあよろしく頼むよ 」
そういってネロは着席した。
後はアンジェ、カリンと続き
「 … … ラウラ 」
… … 終わりか。
「 ラウラは魔術師ギルド長の孫にあたる。 」
なるほど。
だから魔力量が多いのか。
ちなみに、精霊と契約したことで
僕も他人の魔力量がどれくらいか測れるようになっていた
続く