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Fantasia Saga ~目が覚めたらそこはファンタジーだった!~  作者: 柊 ピロシキ
第二章 エルフの国
19/22

18. 目的は?

2ヶ月もほっぽってしまって、申し訳ありません。

私の用事によって、書けない日々が続いてしまいましたが、何と、前回パソコンを買ったとほざいていましたが、先日、ドコモさんでケータイの機種変更と同時にiPad mini4を新規に契約して、キーボード付きのカバーを装着した為、いつでも作家活動が出来るようになりました!

短いですが、リハビリとして書きましたので読んでいただけると嬉しいです!

「なんでこんなのを相手にしなきゃいけないんだろうね…… あいてをするのがめんどうくさいんだけど… 」


エルフの国に降り立ったユキ達は、土を踏んだ途端に四方八方を不定形な物体に囲まれたため戦っていた。切っても切っても形が定まっていないためそのままの状態で襲いかかってくる。まあ、そんな状態に身を置きながらもため息を漏らしながらひたすら切るという行為を流れ作業のように行っている彼女達はさすがと言うべきだろう。


「こんなお出迎えを受けるなら、後回しにしても良かったよね。さてと、アカツキ、アキ、どうしようか?」


「私は面倒なこの戦いは嫌なので即切り上げて、この近くにある村に行きたいと思います。」


「その点においては、我もアカツキと同意見だが、この要らん復活を行う奴らはどうするんじゃ?」


「アキ、口調が戻っているけどいいのか?まあ、手がないことはないよ。やるなら徹底的にだよねー。」


アキの口調はこれから昔恐れて別れた相手種族のところに行くのだから、という理由で本人が勝手に戻したのだ。


「ほう、そうか。ならばアカツキよ、我らは少々離れているとしようか。」


そう言って二人は地上から離れて竜の背に乗って上空に逆戻りした。二人が安全圏に移動したことを確認したユキは、その能力を解放していく。今まで隠してきた尻尾8尾が出て九尾になり、体が白く発光し尻尾は銀色になった。


「さてさて、面倒なことは大っ嫌いだから早めに終わらせるよ!

『|綺麗な桜吹雪は血潮なり!《ブラッディ ブルーム》』」


ユキが作った新技なのだが、かなり凶悪で大概の人はこの技を食らったら十中八九死亡するだろうと思われる。さらにタチの悪いことにクリスマスの時にプレゼントされた刀がその技の力を上昇させている。ユキの魔力を増長させて、刀を媒体として外に放出しているのだが、ユキの魔力量、質共々高い為に刀の外では魔力の刀が出来て大剣以上のサイズになっている。それをユキ自身を中心として軸回転している為、普通なら届かないところに、しかもユキ本人が魔力刃を操作している為、相手が再生することが出来ない状態までに切り刻めたのだ。


「ふう、一仕事終了っと。おーい、アカツキとアキ!もう大丈夫だよ!降りといで。」


上から降りた二人が思ったことは、二人共同じだった。


(ユキの敵じゃなくて良かった。これからどんな事があろうとも、ユキの仲間でいよう!例え、ユキが魔王になると言っても……)



二人がそう思っていると同時刻、エルフの国の最高機関である長老会が会議を執り行っていた。ユキの戦っている動画がリアルタイム、と言っても数秒ずれているが見ていたのだ。


「大体の侵入者はこの戦いに敗れて去っているのが常であったが、今回の侵入者は恐ろしすぎる。いくら敵だからといっても、一人で一瞬の間に再生不能になるぐらいのダメージを与えたのだから。これから、彼女ら3人にはどの様な態度を我々は取っていくべきか?」


「徹底抗戦をしようとすると、確実に我らエルフ種の絶滅が確定してしまう。ならば、彼女らの目的を聞き、それを叶えた方が無難ではないか?」


「だが、大概の侵入者は世界樹に行きたいと言っているではないか。我らが神聖なものとして崇め讃えている世界樹様に何かあっては大変だ。金を掴ませて即刻国外に出すのが一番だ!」


「しかし、彼女らの種族を理解して我々が接しないといけないものが居るかと。我らの守護物を倒した少女はその色と尻尾の数から行って天狐族ではないかと。その他にも、アキと呼ばれていた少女はおそらく精霊種でかなり高位にいるものではないかと…

しかもアカツキと呼ばれた少女も妖狐族だが、おそらくそろそろ九尾になるのではないか?そのような者たちと戦って勝てる確率があるのか?」


「「「ない!!!」」」


「ならば我らがやるべきは一つ。彼女らのこの国に来た目的を果たしていけるように我らが全力を尽くすべき。」


「左様であるな。ならば、即刻呼び出す方が良かろう。

『この地にて4000年、世界樹様をお守りさせていただいている種族の長四人が願う。願わくば我らが思い起こしている者たちを全事象を無視して此処に集わせ給へ!』」



その頃ユキたち一行は… ………


やっとひと段落つけるようになった為、外であるにもかかわらず寛いでいた。


「面倒臭い奴らだったねぇ。勝手に再生して襲いかかってくるなんて…」


「まあ、ひと段落ついたんだしさ、これから目的を達成できたら良いよね。」


「ふむ、ユキや。今回のこのエルフの国での目的は何なのじゃ?」


ユキが答えようとした時に、地面から魔法陣が現れ、彼女らを飲み込んだ。


気が付いたら、そこは全て木でできた調度品に覆われた木製の…と言うより木のうろの部屋の中にいた。


「この度は、エルフの国防の為の術によって面倒な事に陥らせてしまい、誠に申し訳ない。だが、我らエルフの国は知っての通り鎖国中だ。なので、そなたらのこの国での目的を聞き、我らに何の害も無いと判断できたならば我らもお手伝いしてこの国に居られるようにしようと思う。

では、聴こう。そなたらのこの国での目的目的は何だ?」

最後まで読んでくださり有難うございます!

久しぶりに見たら、評価が下がっていてがっくりきましたが、これは挑戦状なのかと考えて奮起しています!ww

これからはしっかりとサボらずに週一投稿出来ると思っているので、よろしくお願いします!

感想やご意見を待ってます!

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